あけましておめでとうございます。
今回は、このブログ開設から毎年続けている、年間ベスト海外ドラマの2019年版を書こうと思います、また、今回はベスト5でいきます!
今回も、自分が2019年に見た海外ドラマを対象にしています。基本的には2019年に日本で初放送・配信された作品を対象にしていますが、動画配信サービス全盛の時代ですので、あまりこだわらずにランキングしました。
第5位 グッドファイト シーズン3
5位はグッドファイト・シーズン3です。
シーズン3のグッドファイトは、相変わらず政治色が強く、リベラル(民主党)派 VS 現政権(共和党)派の戦いがメインシナリオ。
その戦いを、劇中ではリベラル代表の主役・ダイアン・ロックハートVS バリバリのトランプ支持者の保守派・ローランド・ブラムの戦いとしても描いていた。
あまり政治色が強く、主張の度が過ぎると興味が失せてしまうところだが、シーズン3のグッドファイトはそれなりに線引が出来ていて、個人的にはまあまあ楽しめた。
特にこのシーズン最大の敵であるブラムを、思いっきりコメディ調にしたことと、当初このブラムに敵対する役をマイア・リンデルにしたのが良かった。ソフトなマイア(今シーズンで少し変わったが・・)を、どうしようもない男・ブラムと争わせたのは面白かったと思う。
またダイアンとカートの大人の恋愛はいつも見てもかっこいい。今回も主義主張の違いはあれど、それでも強い関係を築く2人の恋愛は、思わず憧れてしまうほどだ。
シーズン3は不満に感じたこともいくつかあり、次シーズンの不安も多いが、相変わらず高水準のドラマだと思う。
感想はこちら↓で書いてます。
第4位 マインドハンター シーズン2
マインドハンターはかなりマニアックなドラマだと思うが、日本でも意外に人気がある。 まあドラマとしてのクオリティは高いので、ファンはそういうところに注目しているのかも? それにしても、これだけ地味でダークなドラマがここまで受け入れられるというのは、個人的には少し驚きだ。
というのも、心のどこかで自分が少しおかしいんじゃないか?と感じていたので(笑)、マインドハンターのシーズンが更新されたニュースを聞いたり、視聴者数が高かったりすると、結構ホッとしたりしている(笑)。
そんなことより、マインドハンター。シーズン1はFBI行動科学科(プロファイリング)の誕生を描いていたが、シーズン2は「捜査」にかなり主眼が置かれていた。いくつかの大きな事件を担当したホールデン達だが、やはりメインはウェイン・ウィリアムスの事件だ。
この事件は歴史的・地理的背景がつきまとい、常に重さを感じさせられるが、まあとにかく興味深い内容だった。この辺りの感想は以前書いているので、そちらも載せておきます。
第3位 ビリオンズ シーズン4
ビリオンズは、マイNo1俳優の「ダミアン・ルイス」が主役を演じる金融ドラマ。
2019年はシーズン4だったのだけど、このビリオンズに関してはシーズン4の話よりも、更新が決まっている次シーズン、S5の話がしたい。
というのもシーズン5では、ビリオンズの本来のストーリー、ボビーVSチャックの戦いが見られるからだ。このビリオンズのストーリーで最もスリリングで熱くなれるポイントは、間違いなくボビーVSチャックの死闘だ。
シーズン4で仲間となり共闘した2人だが、両者ともに生理的に相手を嫌っているのは明白。チャックは、妻のウェンディとボビーの信頼関係を見る度に吐き気を催すような態度を見せ(笑)、ボビーはチャックに対し常に上から目線で命令し格下扱いをする。
しかも、この戦いの中央にはテイラー・メイソンがいる。この、ボビー、テイラー、ウェンディ、チャックの4人が繰り広げる戦いは、どう考えても面白くなるに決まっている! 正直、ビリオンズの新シーズンが一番楽しみだ。
感想はこちらで↓
第2位 弁護士ビリー・マクブライド シーズン3
Amazon prime videoより
2位は、ビリー・ボブ・ソーントン主演のリーガル物「弁護士ビリー・マクブライド」。 このビリー・マクブライドの原題は「Goliath」、いわゆる「ゴリアテ」の事なので、強大な敵=ゴリアテに竹槍でビリーが突っ込む!みたいな内容になる。
こういう役をビリー・ボブ・ソーントンが演じるというのを初めて聞いた時は、全くイメージが沸かず何も想像できなかったが、実際に見てみるとかなりのハマり役でビックリ。さらにプロデューサーが、あのデビッド・E・ケリーだと聞いてさらにビックリ。
本作はデビッド・E・ケリーの18番、リーガル物なのだが、今までの彼の作品よりもはるかに硬派だ。現実に問題になった件をアレンジしているので、脚本がシリアスなだけでなく、演出も硬派なものが多い。
このドラマではシーズン2が一番お気に入りだが、このシーズン3もなかなか良かった。個人的に、アメリカ南部のアメリカンなストーリーは結構好きなので、そういう意味でもかなり楽しめた。特に良かったのは「デニス・クエイド」の存在感。デニス・クエイドが演じるのは、南部の傲慢な金持ちなのだが、もちろん完璧にハマっていた。
もう一人、このドラマで目立った活躍を見せている女優が「ニーナ・アリアンダ」。ニーナ・アリアンダは、パティ・パパジアンというビリーの相棒に当たるメインキャラ。パティはビリーと組むことによって、元々持っていた非凡な能力を開花させ弁護士として大成した。このパティのストーリーも良く出来ていてとても面白い。
またパティを演じている「ニーナ・アリアンダ」は、ビリオンズのシーズン4にも出演していた。ビリオンズではボビー・アクセルロッドの恋人役、「レベッカ・カントゥ」を好演している。この両ドラマの放送は、共に2019年だったので、ニーナさんはそれは忙しかっただろう。
ビリー・マクブライドに話を戻すと、一つ残念なこともあった。それは、シーズン3の結末が、とにかくイマイチだった事だ。シーズン1と2は、最後の最後まで緊張感があり、謎があり、どう転ぶのかが全く分からないスリリングな面白さがあった。だがシーズン3の最後は、どうにも余計というか、もう少し早く終わらせたほうが良かったのに・・と感じてしまった。
このビリー・マクブライドも、次シーズンへの更新が決定しているので、次回は最後の最後までハラハラさせてほしいと思う。
第1位 グッドオーメンズ
このグッドオーメンズ、今年のNo1だけでなく、間違いなく歴史的な海外ドラマだと断言します。そのくらい面白い、まさに必見の海外ドラマで、私が自信を持っておすすめする海外ドラマです。
このグッドオーメンズは英国のドラマ。*ここまでの4作品は全てアメリカのドラマ。 そして、かなりコテコテの英国スタイルだ。なので多少好き嫌いが分かれる可能性はあるが、それでもこのドラマが面白くないという人は皆無だろう。
グッドオーメンズの良さを上げるとキリがないが、特別良いと感じるのは「センス」だ。それは脚本にも、演出にも当てはまるし、当然キャスティングのセンスも抜群だ。
全てが完璧なセンスの上に、期待感と笑いと、たまに感動を与えてくれる。原作も話題になったそうだが、原作のファンもこのドラマの出来には満足していると思う。
まあ、グッドオーメンズン関しては,アレコレ書くより見てもらうのが一番。アマゾンプライムビデオで配信中なので、いつでもイッキ見可能です。
私の感想はこちら↓
ということで、2019年の海外ドラマランキングでした。最近、更新が滞りがちでしたが、また面白い作品の感想を書いていこうと思います。
2020年もよろしくお願いします。
このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
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