海外ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー 怪奇劇場 E10 / 孤児ペッパー」
今回は脇役の1人、ペッパーを中心としたエピソードだったんだけど、まあ驚いたことが多い重要な一話だった。
まず何に驚いたって、ペッパーがあのペッパーだったことだよね。
アサイラム(精神科病棟)の時も役名がペッパー、今回の怪奇劇場でもペッパー。
?と思っていたけど、まさか同一人物だとは・・
しかも、怪奇劇場には出演しないのかな?と残念に思っていたリリー・レイブが、なんとシスター・メアリー・ユニスで帰ってきた。
久しぶりに見たシスター・メアリー、悪魔に取り憑かれる前の純粋なメアリーだったので、ちょっと勘違いしていたけどペッパーの真の姿見えていたようだ。しかも神の救済が近いという、当たりの予言付きだった。
そしてアサイラムの時のペッパーで一番記憶に残っているのは、ラナ・バナナの歌のシーンだ。
あの一曲は超ハイレベルなシーズン2の中でも上位にランクされる名シーンだよね。
で、今回の前半はペッパーの半生を振り返る回想シーンだったけど、ここまでの彼女の半生はある意味幸せだったといえるかも(もちろん直前まで)。
最愛のダンナと結婚し、子どもまで。
ここで2つ目の驚きなんだけど、あの「マ・ペティト」はペッパーの娘だった。
ホントに!と思ったけど、まあ納得だよね。
ただペッパーの悲しみは、娘を失ったことよりパートナーを失った時のほうが大きかった。
これは自分の最後の家族を失ったことによる悲しみなんだろうけど、その辛さは十分に伝わってきた。
でもペッパーのとって地獄はここからだった。
この後、実の姉に引き取らたペッパーだけど、姉の子どもの子守で一瞬は幸せになる。*この実の姉を演じた女優さんががまた超ハマり役で素晴らしかった。
ただ、その子もフリークだったため、実の父に殺されペッパーは子ども殺しの罪をなすりつけられる・・・
この容赦無い脚本は、イヤな後味が残る、とても見てられないものだったけど、当時のフリークに対する社会っていうのは、こういうものだったんだろうと想像できる。
まあ、今もあまり変わらないのかな・・
とは言っても、アサイラムを見た人は分かるだろうけど、最後にペッパーは何かを見るんだよね。
あれがペッパーにとってどういうものだったのかは描かれていないけど、その後のキットやシスター・ジュードを見ていると、最後の最期でペッパーも・・ってことだと思う。
それにしても、ペッパーを姉に戻したエルサの決断はどうなんだろう?
もちろんエルサはペッパーを愛していたし、ペッパーの為にそう決断したんだろう。
でもコレ的な結末は、誰にだって想像可能だ。
ここはちょっと解せないシーンではあった。
そして今回の最大の驚きは、そのエルサ。
ペッパーがアサイラムの図書室で見た雑誌で、エルサが本当のスターになっていた。
え~!え~~!! だよなぁ(笑)。
ここは焦らずに、この後を見守ろう。
それと、もう一発驚いたのはロブスターの手がホルマリン漬けになっていたこと。
これも、え~っ!だよなぁ、
ただタイミング的にこれ早すぎないかな?
スタンレーが面会に行って、すぐ。
まだ弁護士もつけてないのに、保釈され手を切られる?
ここも見守るしかないんだけど、今回のエマ・ロバーツはまたしても輝いていた。
特に博物館のシーンとか、あの美形ぶりはハリウッドの中でも一際高い位置にいる感じ。
あのしゃべり方と、生意気そうで、少しワルっぽいイメージもイイ方に出てるね。

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コメント
通りすがりの者です、こんにちは。
マ・ペティートはペッパーの実の子供ではありませんよね?
ペッパーが家族を欲しがっていることに気づいたエルサが、たまたまアラブの大富豪(?)がペットとして連れ歩いていたマ・ペティートを見て譲り受け、ペッパーに与えたんですよね。
ほんとですか。また、ビックリです。
よく聞いていませんでした。
見なおしてみます。
わざわざありがとうございました。