PR

アメリカン・ホラー・ストーリー 怪奇劇場 最終回 / カーテンコール

アメリカン・ホラー・ストーリーS4 アメリカンホラーストーリー

当サイトはPR広告を表示しています。

海外ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー 怪奇劇場 最終回 / カーテンコール」

 

今回がシーズン4(怪奇劇場)の最終回となるアメリカン・ホラー・ストーリー。

まずこの最終話の感想を一言で表すと、「なんとも言えない・・」って感じかなぁ。

最終回なので全てに結末を与えた・・という内容なんだけど、なんというか「急ぎ過ぎ」のような印象が残った。

とにかく、あまりに急激に終幕を迎えたなぁという・・・

 

ただし、メンバー全員に結末を与えたというのは、すごい決断だと思う。

これだけ多くのメンバー全員に終幕が用意されたというのは、他の海外ドラマでもそうそう見られるものじゃない。

しかも全てそれなりの結末だったし、一応納得した気持ちにもなれた .

そういう意味では悪くない最終回、標準以上といえる結末だったと思う。

 

で、急ぎ過ぎと感じた理由だけど、それはもうエルサが去った後の怪奇劇場メンバーの結末だよね。

新オーナーとなったダンディーにボロクソに言われたメンバー達が反撃し、ダンディーを殴り倒し、「辞める」と宣言。

しかしこの前、刑事を前にした殺人すらも財力でもみ消し、神となった男「ダンディー」がそんなことを許しておくわけがない。

すぐにデジレと双子を除く全員(ジミーは義手の件で留守、エルサはエセル殺害の件で逃亡)を射殺した。

 

ここの描き方は、ダンディーのサイコぶりを示すには良かったけど、あまりに急過ぎる。

その上、ほぼ説明なしで行われた双子との結婚式は、イマイチ現実味が無かった。*愛がないとかの意味じゃない。

もちろん双子はダンディーへの恐怖から、もしくはジミーとデジレが糸を引いているという可能性は匂わせていた。

でもここまでのアメリカン・ホラー・ストーリーを考えると少し不満に感じた。

 

ただこの最終回のメインは怪奇劇場のメンバーでもダンディーでもなく、エルサ・マーズだった。

エルサに関しては85%は良い脚本に納得、でも15%は不満というか、「なんで?」という気持ちが残った。

 

まずエルサがハリウッドで成功するという件。

これは良い脚本だったね。

こういうことだったのか~という展開。

特にスターになっても全然幸せじゃないって設定は最高。

ダンナとの関係、マッシモの告白、過去の屈辱、成功の終わり・・

そしてやはり出て来た「エドワード・モードレイク」。

 

最初、エルサがハロウィーンにショーをしたくない!と言っているのは、ただのワガママだと思っていたけど、そうだそうだ、ハロウィーンにフリークがショーをするとアノ男がやって来るんだった。

そしてやって来たモードレイク。

これはある意味自殺といえるんだけど、モードレイクの決断より、問題はその後のエルサの行き先だよね。

 

その前にモードレイク登場の演出は凄く良かった。

彼が殺人ピエロを連れてエルサの前に現れる。

完全に馴染んでピエロを見るのは、なんとなくいい気分。

そして仲間にはしないが、行くべきところがあるとエルサに告げ、この世で行った悪行の報いを受けさせるモードレイク。

そうか~、と考えさせられるこの展開。

 

ところがエルサが行った先は、なんといつものフリークショー。

ただ生きているジミーと双子、そしてデジレはいない。

そう言えばデルもいないけど、彼は地獄に落ちたかな?

 

それはいいとして、ケジメをつけると言ったエセルと、そのエセルを逆に返り討ちにしたエルサが和解??

しかもナイフで刺したアザラシ男とも普通にこれから生活するのか???

え~、周りの連中もそれで納得??

 

ん~~、これは・・・

まあ、この世界はエルサの主観なのかもしれない。

ただ永遠にフリークショーを続ける一種の無限地獄なのかも・・

ただ、それでもエルサにとっていつもの仲間、居るべき場所と仲間だ。

愛した男には会えないけど、一瞬夢を見た仲間と暮らすのか・・・

 

これって、モードレイクの報いは、彼に殺されたことで受けたということ?

で、あの結末?

ここは納得するのは難しいなぁ。

シーズン3(魔女団)の時も最後の詰めが甘く感じたし、なによりシーズン1と2の超傑作には遠く及ばないと感じたけど、今回の怪奇劇場も全く同じ印象を持った。

ん~、ここは人の好みの問題なのかなぁ??

 

そしてアメリカン・ホラー・ストーリーは次シーズンの放送も決まっているね。

前にも書いたけど、シーズン5(ホテル)には、マット・ボマー、ダレン・クリス、ナオミ・キャンベル、そしてあのレディー・ガガがキャスティングされている。

ジェシカ・ラングの降板と、エマ・ロバーツやタイッサ・ファーミガの名前がないのは少し残念だけど、これだけの大物が出るなら期待感は大きくなるよね。*いつものメンバーもほとんど出演予定。

ちなみにS5のキャストで言うと、個人的に一番期待しているのは「ヘレナ・マットソン」。

ヘレナ・マットソンは前に少し紹介した(この回はメンタリストのベストエピソードだと思う)=メンタリストS3E7

この人はブロンドのセクシー系美人女優だけど、こういうタイプがアメリカン・ホラー・ストーリーの登場するとだいたい結末は想像できるよね。

そして、おそらく悪人じゃないかな?

 

ということで、シーズン4怪奇劇場の感想は少し複雑なものになった。

でも全体的にはおもしろかったし、楽しめたという気持ちは大きい。

まあ、このドラマのファンだから、あまり否定的には思えないということなんだろう、たぶん。

 

応援↓お願いします
にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ

 

コメント