海外ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー ホテル E4 / 悪魔の晩餐会 」
今回はコルテスホテルでハロウィンに行われる「デビルズ・ナイト/悪魔の晩餐会」のお話。
ここ2シーズンのアメリカンホラーストーリーでは、ハロウィーンの夜にとんでもないヤツが出現する演出があった。
前々回の魔女団のではヴードゥーの魔神が、前回の怪奇劇場では相当ヤバイ魔人が登場。
で、今回はアメリカの歴史に名を残した殺人鬼達が出てきた。
死んだ有名な連続殺人鬼がゴロゴロ出てきたけど、個人的に知っているのはアイリーン・ウォーノスだけだった。
このアイリーン・ウォーノスとは、モンスターって映画でシャーリーズ・セロンが演じた女殺人鬼だ。
あの映画でのアイリーンはすごく寂しいというか、救われない女性だったけど、このアメリカンホラーストーリーでの彼女は、もっと絶対悪に近いような描かれ方だった。
そしてこのアイリーンを演じたのは、このアメリカンホラーストーリーで毎回強烈な印象を残すリリー・レイブ。
今回は出ないのかな?と思っていたので、この出演にはビックリした。
あの髪を後ろにやるクセとか、汚い言葉使い、下品な態度、う~ん、リリー・レイブの演技は今回も冴え渡っている。
最初誰だか分からなかったけど、この存在感がね。
タダモノじゃないんだな。
今回のストーリーは、イカた殺人鬼達を眺めて楽しむような回だったけど、そんな中で大きなナゾが2つあった。
まず1つは当然、ジョン・ロウ刑事がなぜこの晩餐会に呼ばれたのか?
それもマーチ直々の招待だった。
ジョンは殺人鬼じゃないよなぁ・・・第一、彼は死んでいない。
まあ、ここにきっと大きなナゾと、この「ホテル」のメインストーリーが隠れているんだろう・・・と思う。
そしてもう一つのナゾ。
これも重大なナゾなんだけど、今回の劇中では全く触れられなかった。
それはこのホテルの真の所有者マーチとレディー・ガガの関係だ。
マーチと、というか、ホテルの亡霊と、ガガ&吸血鬼の関係が全く分からない。
マーチと殺人つながりがある亡霊と、ガガに忠誠を誓った吸血鬼は全く別物だった。
でも同じホテルに泊まっていて、何度も顔を合わせているはずだから、お互いに何者かはわかっているはず。
前回書いたように、マーチの妻がガガならナゾは簡単に解けるけど、さ~て真相はどうなんだろう?
マーチのちょっとコミカルな悪役、ひたすらナゾなガガの演技は面白いけど、なんで??と思うよね。
そういえば、今回でガガに忠誠を約束し、ホールデンとの絆を選んだジョン・ロウの妻も気になるね。
なんでいきなり、そこまで突っ走ってしまったのか?
ここまでのジョンとの揉め方も、ホールデンの件以外でも何かありそうだし。
ということで、今回はちょっと本筋と外れた遊び的な回だったけど、まあ楽しめたよね。
あの金持ち男をみんなで惨殺するシーンとか、相変わらずどうしようもないシーンだったけど(笑)。

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