アメリカン・ホラー・ストーリー ホテル E5 / 血塗れのルームサービス

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海外ドラマ「アメリカン・ホラー・ストーリー ホテル E5 / 血塗れのルームサービス」

 

前回、ホテル・コルテスに集結した連続殺人鬼達の殺人を目撃したジョン・ロウ刑事。

ホテルの別の場所では、ロウの妻がホテル当主?のガガに血を吸われ、吸血鬼にされてしまう。*ただし、今後ずっと誘拐された息子・ホールデンの面倒が見られるというエサもあった。

吸血鬼になった妻と、ならなかった(されなかった)ジョン・ロウ、ここには何か理由があるんだろう。

 

この2人の前回の出来事の続きが今回のストーリーの中心。

まず面白かったのは、今回のゲスト2名。

今回も意外な大物ゲストが登場したんだけど、まず1人はロバート・ネッパー。

ロバート・ネッパーといえばプリズンブレイクのティーバックだ。

彼の役はジョン・ロウ刑事に昨日の殺人を告発される上司役(警部補)。

歴史上の殺人者が蘇り、集団で殺しをやっている~とロウ刑事がロバート・ネッパー演じる上司に報告する。

当然、警部補は、「なにコイツはイカれたこと言ってんだ」となるんだけど、なんと話の途中で警部補はロウ刑事にクビを宣告!

え~っ、ずいぶん早い展開だなぁと思ったけど、それより驚いたのは、ロバート・ネッパーはたったこれだけのシーンで出演したのだろうか??

ここは先にわかるんだろうけど、結構ナゾだ。

 

そしてもう一人のゲストはダレン・クリス。

ダレン・クリスといえばGleeのブレインだけど、今回の役は酷かった(笑)。

超ナマイキでエラそうなカップルの男を演じたダレン・クリスだけど、この役設定からして長生きしないのは読めた。

その後、アホ丸出しのバカップルが、受付のアイリスに惨殺されるんだけど、もうこれは完ぺきなコメディシーンだった。

厳格なロバート・ネッパーも、バカ丸出しのダレン・クリスも、アメリカンホラーストーリーではブラックなコメディ。

 

まあ、今回のタイトルは「ルームサービス」だったんだけど、サービスをする側がキャシー・ベイツ演じる「アイリス」。

される側がダレン・クリス演じる「ジャスティン」とアジア系の女性。

苦しみと恐怖を演じたキャシー・ベイツも、マヌケを演じたダレン・クリスもすごく良かった。

 

そしてもう一つルームサービスのシーンがあった。

これが「リズ・テイラー」の誕生シーンにつながる。

普通の父親でセールスマンだった彼が、なぜ女装するバーテンになったのか?

もともと強い女装欲求があった男が、ガガと出会い自分を解放する。

彼に差別的な言葉を浴びせた同僚に男が言い返し、それを見たガガはいつも「ジャキーン」からクビをカット!

そういえばアイリスのほうも、グリルドレタスが無いことに腹を立てたバカップルに差別的な暴言を吐かれ逆上、ワインオープナーでメッタ刺し。

 

アメリカンホラーストーリーは、こういうメッセージが多いけど、ここを少し笑えるコメディ的なシーンにすることでギスギスするのを避けているのかな?

でもとてもいい判断だと思うし、これなら誰にでも受け入れられる。

ただ、そんな中でもガガだけは意味不明だ。

彼女はただの吸血鬼ではないのかな?

いるはずのない場所にいきなり現れたということは、彼女は吸血鬼兼亡霊なのかも?

今回は、そんなシーンが2回あった。

 

それにしても、敵側と通じたアイリスに対し、全てを見透かしているかのような態度のガガは面白かった。

ウワサ通りガガは目立っているし、異様で冷酷な演技もいいね。

でも今回で言うなら、スペシャルゲストで出てきたダレン・クリスが、メッタ刺しでボロボロの死体にされ、さらにゴミシューターに投げ入れられるという屈辱シーンが一番面白かった(笑)。

このぐらい徹底してくれると、遠慮なく笑えるね。

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