海外ドラマ「アメリカンホラーストーリー 体験談 E2/第二章」
ボケっとしていて放送開始に気が付かなかったアメリカン・ホラー・ストーリーの最新作。
今回は「体験談」という邦題がついている。
原題は「ロアノーク」と地名なんだけど、このロアノークに家を買った夫婦がひどい目に合う・・という内容。
今のところわかっている、このロアノークで過去に起きたらしい事件とは、2人の老人ホームの介護士が老人を次々と殺していったという話。
そしてこの2人の殺人鬼が「更に邪悪な何者か」によって殺されたらしいということ。
なので、今回のアメリカン・ホラー・ストーリー体験談は、ほぼ幽霊モノみたいだ。
この2話までにも2名の介護士と思われる亡霊、彼女達に殺されたであろう者たちの霊、ナゾの領主?とその仲間、ナゾの子供・・など霊がゴロゴロ登場している。
今までのアメリカン・ホラー・ストーリーでも、亡霊は結構出てきているので、ここに目新しさは無いし怖さもそれほどない。
ただこれも今回もなんだけど、どうも差別的な何かが背景にあるような感じ。
今回は時代物でもあるので、差別の種類は人種差別、アフリカ系への差別だ。
この差別というテーマはアメリカン・ホラー・ストーリーにはつきもの。
こっちの話の方が個人的には怖いなぁといつも思う。
いつも陰湿で凄惨だしね。
で、今回のキャスト。
アメリカン・ホラー・ストーリーでは、このキャストに大きな意味がある。
とりあえず今のところ出てきているの常連どころは・・
サラ・ポールソン、リリー・レイブ、アンジェラ・バセット、デニス・オハラ、そしてちょこっとキャシー・ベイツ。
サラ・ポールソンが主役級で、悪者代表がキャシー・ベイツっぽい。
これは過去にもあったパターンなので理解しやすい。
ところが今回のアメリカン・ホラー・ストーリーは、すごくわかりにくいところがある。
これは「体験談」の意味にあたるんだけど、今回のアメリカン・ホラー・ストーリーは恐怖体験を語る体験談編と、それを回想するドラマシーンの2編構成になっている。
最初この構成を知らなかったので、なんで同姓同名の別人が出てるんだろう?とか、えっ?シェルビーってサラ・ポールソンじゃないの?リリー・レイブなの?とか、すごく混乱した。
まずこれに慣れるのに2話かかった(笑)。
いや、この演出って必要なのか?って気がまだするな。
演じる俳優もねぇ、回想ドラマはやりがいありそうだけど、体験談を語るカウンセリングシーンみたいなのはあまり実力を発揮できるとは思えないし・・
ただ、この制作陣がこのまま終わらせるとも思えないので、この判断はもう少し先にしたほうがいいかもしれない。
そうだよな、このまま体験を語るだけで終わるとしたら、このキャストは不要になるもんなぁ。
ということは、やはりこれから何か大きな仕事が待っていると考えるのが普通だ。
もう少し黙って見続けてみよう。
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