過去に大規模な集団自殺を行ったカルトの映像で始まった、アメリカン・ホラー・ストーリー カルトの第九話。
カイが過去のカルトの指導者と同じ道を行こうとしているのか?それとも別のなにかを考えているのか? ここは今回では分からなかったが、カイはどうも転生とかそういうスピリチュアルな世界に浸っているようだ。
世界戦略だか革命だかのために、市会議員から同士を集め・・なんて、現実的な戦略を実践しているので、カイはリアリストかと思ったらどうもそれは違うらしい。
カルトの教祖を勉強し、何らかの転生方法を研究しているカイは、肉体が他人に乗り移って生き続ける的な説の信者だというのが今回判明した。
しかもシーズン2あたりに出てきた宇宙人まで、今回の「カルト」には関係しているような演出まであった。
そういえば、あの宇宙人にさらわれた役は、カイ役のエヴァン・ピータース。
殺人ピエロといい、過去のキャラとの関連性を好むアメリカン・ホラー・ストーリーシリーズなので、今回もそれがあるのかもしれないね。
ただ、カイが見ていた過去映像のカルトは、全て政府関係の介入によって潰さている。
おそらくカイはその辺りを熟知しているはずなので、このカルトがどういう終わり方(または一時的な終わり方)をするのかが、このアメリカン・ホラー・ストーリーカルトの最後の興味になりそうだ。
オズの父は?アリーの策略は、かなり周到
今回のタイトル「本物の家族」は、実は「偽物の家族」。
集団自殺の演習のような一件から、カイがいずれ集団自殺を強制するか、皆殺しにするかと考え始めたアリー。
自分の命のこともあるが、アリーにとっては息子オズの命が何よりも大事。
そこで最低でもオズは守れる策略をアリーは考えつく。
その策とは、オズの実の父(精子提供者)がカイだと信じさせること。
そもそもカイがその説を唱えた張本人なので、アリーがカイを納得させるのは簡単だった。
人は信じたいことを信じるということだ。
カイの転生には自分の息子というのが重要と、前回の妹・ウィンターと刑事の件でハッキリしている。
ウィンターを使う作戦は失敗したが、思いもよらぬところから絶好の話がカイに舞い込んできた。
息子の存在をカイがどう考えるかはわからないが、自分の後継者にすることは確実。
なのでカイ達が集団自殺してもオズは残される可能性は限りなく高い。
後はカイが本当にスピリチュアル的、サイファイ的なことをとことん信じているのか?というところだ。
他人に強制する割に、自分はコッソリという人間は多いから。
まあ、カイの場合は過去が過去なので、そういうハッタリタイプでは無いとは思うが・・
ラストシーンを予想
アメリカン・ホラー・ストーリー カルトの最終回はどうなるのか?
過去のこの作品のシリーズを考えてみると、最終回で一気にストーリーが進むというパターンがやたら多い。
今回もそうだとするとそうなるか?
このアメリカン・ホラー・ストーリーカルトの主役は、おそらくアリー。
そしてもちろんカイ。
なのでカイにとって最大の敵になるのはアリーだ。
ところが今回の一話で、アリーが長年アイヴィーへの復讐を考えていたことが判明。
そしてアリーの復讐は達成された。
そうするとアリーは息子と自分に危険が及ばない限り、カイに対して攻撃には出ないのでは?
やはりここまでの流れからも、カイとカルトは警察の摘発等によって集団自殺に追い込まれるのかな?
そしてアリーはカイを殺すことを決心。
其のときにアリーと手を組むのはにビバリーか?
だが殺人ピエロを忘れちゃいけない。
ピエロは最後にカイを惨殺するのか?それともカイを殺ったアリーか?
もしかするとアサイラムの宇宙人か、怪奇劇場のモードレイクか、魔女団のレグバか?
怪奇劇場での殺人ピエロはモードレイクと一緒に異界?に旅立ったんだよなあ。
そうすると、なんでピエロが現世に戻ってきたのか?
ん、、、なんにしても、ピエロが最後の重要なピースになるんだと思う。*そうじゃないと、何だったんだ?ということになる(笑)
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