海外ドラマ「アロー S3 E23 / 俺の名はオリバー・クイーン」
今回はアローのシーズン3最終回、タイトルは「俺の名はオリバー・クイーン」で、とても刺激的。
これは最後の最後でラーズの支配から復活し、仲間を助け、ラーズを倒し、このセリフを叫ぶのかと思ったら、かなり序盤での復活宣言(笑)。
でも、まあ悪くなかったし、やっぱりオリバーはカッコいい。
まず最後まで見た感想から先に書くと、このシーズン3最終回はシーズン2のそれよりは面白かった。
シーズン2の場合は中盤までは神がかり的な面白さで爆進!でも終盤に失速した。
スレイド・ウィルソンンの大ファンだった自分がそう感じたのだから、多くの人が同じような感想を持ったと思う。
でもこのシーズン3最終回は、なかなか高いクオリティを保ったまま終幕。
今回はオリバーのカッコよさ以外でも、マルコムのラーズ・アル・グール就任?、スピーディーの誕生、レイ・パーマーの仲間入り、そしてザ・フラッシュ登場と、さすがシーズン最終話だけある豪華版だった。
そんな豪華な演出の中でも、最後の最後に一番光っていたのはフェリシティじゃないかな。
フェリシティが輝いた理由は、オリバーがラーズの命令とはいえナイッサと結婚したことがあるよね。
この件でしつこいぐらいにイヤミを言うフェリシティは面白かった。
レイをアッサリ捨てたのはあまり好感出来るものではないけど、ここにきて脚本上の理由からだけど服装が昔のフェリシティに戻ったのが良かったと思う。
短めのスカートの高級スーツより、フェリシティにはこういう普通の服装が似合う。
いや、もちろん高級スーツもいいんだけど、フェリシティはギャップがいいんだよね。
それが今回ピタリとハマってすごくカワイク見えた。
このフェリシティ役のエミリー・ベット・リカーズには、このアローで成功を掴んだというストーリーがある。
それがそのまんまフェリシティのストーリーにも当てはまるので、彼女はアローで特別な存在になっている。
今回はシーズン1のような地味目の服装と、ナイッサとオリバーの結婚をチクチクやらずにいられないフェリシティの性格が、この最終回をより楽しい物にしたと思う。
ただし、ちょっと気になる面もあった。
もちろんあまりいい意味じゃない事で2つ。
まず1つはラーズ・アル・グールとオリバーの再戦。
前回は全く歯が立たなかったオリバーが、いくらナンダ・パルバットでの修行があったとはいえタイマンでラーズを倒すってのはどうも・・ね。
偶然倒せた・・とか、そんな演出のほうが良かったんじゃないかなぁ。
もう1つはレイ・パーマーの最後のシーン。
あの爆発でアイアンマンスーツを着ていなければ、彼の爆死は確実だろう。
実際、彼がシーズン4でどうなっているのかは分からないんだけど、とりあえずこの時点ではそういう設定だと思う。
前回だったかな?フェリシティにパーマー・テクノロジーズの社長を譲る書類を映したり、フェリシティがアイアンマンスーツを着ていたりと、これらが彼の退場へのフリだと考えれば納得出来る。
でも、せっかくイイ感じでチームに馴染んでいたレイを切るのはどうなんだろう?
しかも死亡だからなぁ。
これは納得行かないなぁ・・・
と、悪い面もあったけど、今回は良い面が断然上回っていたと思う。
そして次のシーズン4で個人的に期待したいことも多い。
1つだけ書いておくと、やっぱりスレイドの再登場に期待したいね。
アーガスでは「デス・ストローク」の名前で通っているスレイドだけど、あのシャドウの双子が香港にいた事が彼の再登場を期待させる。
シャドウの双子が最後どうなったのか忘れたけど、普通に考えてもあれだけの為に出て来たなんてあり得ない。
シャドウの双子(確かメイだよね)がシーズン4で街に現れれば、当然スレイドも・・・って流れになるよね。
ここに期待したい!
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