海外ドラマ「ベイツ・モーテル S2 E9 / 閉ざされた場所 」
ディラン所属の組織と対立するニック・フォードの組織がノーマンを誘拐したのが前回のラスト。
で、連れ去られたノーマンは地下に埋められるという最悪な状況。
ノーマンはなぜこの状況になっているのか?が理解できないので、生き埋め状態で半狂乱。
これはコワいよなぁ。
もし自分が・・と考えると、これほどコワい監禁、死に方は他に無いかも。
雨は入ってくるは虫はわくは・・・
この現状はある意味、自業自得とも言えなくはないけど、本人は無意識での犯行なんだよね。
なので全面的にノーマンを責めるというのはちょっと酷な感じだ。
というより、実際にはノーマンがこの状況にあるのは、バイパス工事の件でニックと組むことを選択したノーマだ。
ノーマはずうずうしくも、それをディランのせいにしていたけど、ノーマのような人がずうずうしいのも、自分勝手な主張をするのも美人の特権。
だからしょうがない。
それにしてもこの人(ヴェラ・ファーミガ)はいい女優だと思うな。
常に自分の意見ばかり言っている演技、半分イカれ気味で自分の考えを押し通そうとギャアギャアわめく演技、そして組織の事務所の入り口カメラにまでずうずうしく主張をする演技(笑)。
この人は変なコメディも余裕でこなす幅がある。
しかもキメるとメチャメチャかっこいいんだよねぇ。
東欧系の美人というとシャープなタイプが多いけど、ヴェラ・ファーミガはソフトなルックス。
今回の主張も、溺愛する息子がさらわれ、それを取り戻す為に人殺しをお願いするというもの。
しかも頼んでいる相手は、もう一人の息子(笑)。
殺す動機はまだしも、実行(実際はさせる・・だが)を決断するスピードが早すぎだ。
そのもう一人の息子「ディラン」。
ディランの役柄はシーズン2になって、かなり重要になっている。
ディランのほうがマリファナ栽培の仕事をしていたり、ルックスもファッションも反社会的。
ノーマンはサイコなので比べるのも変だけど、この兄弟を比較するなら兄貴のほうが遥かにマシだ。
そのディラン、今回は敵対する相手のボス「ニック・フォード」を殺してしまった。
これは当然報復を恐れるべきだけど、それよりゼインの要求を飲んだという結果になっている。
イカレヤローといえば、ノーマンと張れる存在の生まれつきの悪党「ゼイン」。
ん~、、ゼインが生き残り、ニックが死んだというと、ボスはどう判断するんだろう??
それと今回、やたら存在感が合ったのが「エマ」。
エマは彼氏が出来たりベイツモーテルでバイトを始めたり、今シーズンも徐々に頭角を現している。
キャラ設定で言うと、チアリーダータイプのブラッドリーが降板、しかしエマは続投、しかもより重要な役に。
この娘は前にも書いたけど、目が超デカくて人形みたいな顔。
あまりに見た目がアニメ系なので、少しコミカルに見える。
今回は自分だけ真実を教えてもらえない、周りからの子供扱いに耐えかねてノーマにバイトを辞めると直訴!
でもノーマン誘拐の件から、ノーマはエマを門前払いしお払い箱にしてしまう。
この時のエマは可哀想だったな。
そんな扱いを受けたエマだけど、その後激しく落ち込むノーマを優しくなだめたりする。
今回のエマは、中の人「オリヴィア・クック」のイメージ通りみたいな演技が多かった。
そういえば、このオリヴィア・クックとディラン役のマックス・シエリオットはよく一緒にTVに出てるみたい。
まあ、ベイツモーテルが始まったばかりの頃なので、セットでキャンペーンでもしていたのかな?
そして次回はシーズン2の最終回。
ベイツモーテルはミニシリーズなので、1シーズン10話構成。
ちょっと短いかな?
でももう少し見たいぐらいがいいのも。
予告を見るとノーマンは帰還、そしてノーマとディランが打ち解けてた感じ。
このノーマとディランの和解ってのは結構興味あるかも。
そしてもう一つ、例の先生殺しの件の真相が分かりそう。*実際には今回で判明しているけど、その後がね。
これも楽しみだ。
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