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ボッシュ(Bosch: Legacy) 受け継がれるもの S1の感想とキャスト紹介

ボッシュ レガシー シーズン1 感想 ボッシュ

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ボッシュ レガシーシーズン1は、もちろん配信直後にイッキ見したのだけど、感想を書くタイミングが合わなかった・・  また最近、アメリカの局(Amazon Freevee)から、ボッシュレガシー シーズン2の2023年秋・配信開始の発表と、ティーザーPVが公開されたので、ちょうどよいタイミングだろうということで、感想行きます!

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ボッシュ(Bosch: Legacy) 受け継がれるもの S1の簡単なあらすじ

LA市警を退職し私立探偵となった「ハリー・ボッシュ」。探偵の依頼もぼちぼち入るし、弁護士のハニー・チャンドラーからの依頼もあり、まあ普通に食えているかな?という感じの、今のボッシュ。

娘のマディはボッシュ最終シーズンの設定のまま、ボッシュの跡を継ぐようにLA市警で巡査になっていた。 ボッシュは心配し、いろいろとアドバイスもするが、賢い上に結構タフな女性であるマディは、市警でもそこそこうまくやっている。

そんなマディだが、LA市内で起きている連続レイプ事件の被害者に肩入れしている。ある被害者を不憫に思ったマディは、彼女の相談を受けアドバイスなどもするが、次第にこの事件にのめり込んでいく・・

そんな中、チャンドラーは自分を殺し屋に銃撃させ、重症を負わせた事件の黒幕であるカール・ロジャースを追っている。 チャンドラーはボッシュの助けも借りてロジャースを調べていく。 するとロジャースとロシアン・マフィアのつながりを突き止める。どうやらロジャースは、ロシアン・マフィアの金を期日までに収めることが出来ず、彼らと揉めているようだった。 その後チャンドラーは、自らの企てでロジャースを刑務所送りにするところまで追い詰めたが、なんとロジャースは収監直前に逃亡してしまう。 しかしロジャースの逃亡を予測していたロシアン・マフィアは、先回りしロジャースを撃ち殺す。

思わぬ展開でロジャースの件に一応の決着がついたチャンドラーとボッシュ。その後、チャンドラーはマディも関わるLA市警による犯人射殺事件の弁護人に。 ボッシュは、血のつながった親族を探そうとしている大富豪のホイットニー・ヴァンスから依頼を受ける。

チャンドラーの件は、彼女が弁護するのは警察に射殺された女性の遺族だが、被告側の警官の中にはマディ・ボッシュもいる。マディは自分が見た事実を話すが、チャンドラーは警察側に証拠を捏造した者がいる事実を掴んでいた。もちろん捏造の件をマディは知らないが、もし彼女が見たままの事実を証言をすれば、展開的にその証言は反警官側になってしまう可能性がある。それを知ったボッシュは激怒し、チャンドラーに対しマディを巻き込むな!と警告する。 だがチャンドラーは、それで引き下がるような女ではない・・・

ボッシュの方は、大富豪が過去に捨てた女性との間に子供が出来ていた事実を掴む。しかしその女性はすでに亡くなっていた上に、その息子も亡くなっていた。ところが亡くなった息子に当時彼女がいたこと、さらに2人の間に子供がいたことを突き止める。

そんな折に大富豪が亡くなったとのニュースが。 大富豪に隠し子でもいなければ、巨額の遺産は大富豪が残した会社に渡る。 会社の重役達は遺産を会社に相続させるため ボッシュと大富豪の血を引く親子を同時に処分するべく殺し屋を差し向ける。

ボッシュ(Bosch: Legacy) シーズン1のポイント

まずあのハリー・ボッシュに刑事以外の職業が務まるのか? これはボッシュファンの誰もが心配するところ。ボッシュ・レガシーを見るに当たって、まず一番にチェックする箇所だよね。

ボッシュの私立探偵ってどうよ?

で、どうだったか? これもファンは誰もが感じたと思うけど、刑事でも私立探偵でも、ボッシュはボッシュ。まさになにも変わっていない、ボッシュ・レガシーになっても、ボッシュは今までのハリー・ボッシュそのものだった。

そういえばレガシーになって、ボッシュは私立探偵になっていた。てっきりチャンドラーの事務所の調査員になるのかと思ったけど、今のところボッシュは独立したポジションを選んだようだ。 そうそう、そのチャンドラーの事務所の調査員だけど、「モー」という人物がいる。 モーはボッシュの相棒的な一面もあったりするけど、一応彼もチャンドラーの専属という訳ではなく、ボッシュと同じく独立した立場を取っている。 ボーは、おそらく経済的な理由でチャンドラーの仕事を主に受けているのだと思うけど(ボッシュも)、実質モーとボッシュがチャンドラーの外部調査員といえる立場だと思う。

本家ボッシュから引き続き出演するキャストは?

これはシンプルで、本家から引き続きのレギュラーは、主役のボッシュ、ボッシュのレガシーを引き継ぐ立場になったマディ、そしてチャンドラー、この3人に絞られていた。これは予算の関係なんかも有ると思うので、良かったと思う。 何と言っても、ボッシュレガシーはボッシュとなにも変わらない。 本当にただボッシュの職業が変わっただけ。このスタイルの継続を喜んだファンは多いと思う。もちろん私も大喜びですな。

それと、ボッシュの元相棒であるエドガーや、LA市警を引退した例の2人、そして案内係?のベテラン警官など、ゲスト出演で懐かしい顔が見られた。これはこれからも続くだろうと思うので、誰が再出演するのかはこれからの楽しみになるね。

前作から再登場しそうなキャラの一人に「アーヴィン・アーヴィング署長」がいたが、先日アーヴィングを演じていた「ランス・レディック」が亡くなったというニュースがありました。個性的な良い俳優だっただけに残念です、ご冥福をお祈りします。

前作から変わった点は?

前作の「ボッシュ」から、「ボッシュ レガシー」になった訳だが、なにが変わったのか? ストーリー展開や話の進むテンポなどは特に変わった感じはしない。 ボッシュが刑事から探偵に変わったが、扱う事件は殺人などの凶悪犯罪多く、ここも特に変わりはない。 人間関係も特に変化なし。人との付き合い方も、生活スタイルも何もかも一切変化なしだ。 これはボッシュのスピンオフではなく、ボッシュの新シーズンだと言われてもなにも違和感はない。

そうだ、「前作からの変化」について、個人的に一つ気になった点はある。それはボッシュ・レガシーのオープニングテーマだ。まるで90年代あたりの男性アイドルグループみたいな曲調なんだけど、これはなにが狙いなんだろう? オヤジのボッシュから若いマディへということで、この選曲なのか? 別にどっちでもいいのだけど、少し気になった。 

ということで、なにも変わらないボッシュを世界中のファンが望み、その通りになった。まあそういうことだろう。 シーズン2以降も、このスタイルを変えないで続けて欲しい。 ちなみにボッシュ レガシーは、すでにシーズン3の制作が決定している。

ボッシュ(Bosch: Legacy) S1の感想

まず、さっき書いた通りだが、ストーリーの流れや展開、重々しさ、などなど根幹に全く変化がないことがすごく嬉しかった。見ていて、「そう、それがボッシュだよ!」と一人で盛り上がっていたw

ストーリー的なところでいうと、マディが関与した犯人銃殺事件はなかなか見ごたえがあった。あれを人種的な話に持っていかず、証拠偽装(悪徳警官)問題に持っていったのも良い判断だと思う。警察を辞めたボッシュが、警察と対立する構造は当たり前、そしてそれを緊張感あるストーリーで盛り上げたと思う。 あの事件はまだ完全に解決とはいかないだろうから、今後の展開にも期待出来ると思う。

そういえば、国に帰ったロシアン・マフィアの3人だけど、この件もまだ終わったわけではないだろう。 とりあえず、チャンドラーはあの兄弟にマークされていたし、いずれマフィアのシノギとチェンドラーがバッティングするのは目に見えている。そうなるとシーズン2は、ボッシュVSブラトヴァになるのかな? それはそうと、あのブラトヴァの兄弟のアニキの方、ちょっと迫力不足な感じもある。いや、でもそこはボッシュだ、あのキャスティングにもきっと意味があるだろう・・ということで、ここは期待してシーズン2以降の再登場を待とう。

感想をまとめると、ボッシュ レガシー、自分の期待に十分に応えてくれたシーズン1だった。そして、とにかくボッシュがなにも変わっていないことに安堵し、今後がさらに楽しみになった!

ボッシュ(Bosch: Legacy) S1で目立ったキャスト

ボッシュ役のタイタス・ウェリヴァーと、マディ役のマディソン・リンツは、前回(ボッシュの最終シーズン)の感想(こちら→ボッシュ S7の感想)で紹介したので、今回はそれ以外のレギュラーキャストの紹介をしてみる。

ハニー・チャンドラー / ミミ・ロジャース

チャンドラー弁護士を演じるミミ・ロジャースについては、ボッシュシーズン6(クリックで感想ページへ飛びます)の感想で紹介したが、あの時と今ではチャンドラーとボッシュの関係がかなり変化しているので、もう一度紹介する。

ミミ・ロジャースは超ベテランの女優で実力者だが、やはりトム・クルーズの元妻という名声が大きい。トムの方がいつになっても世界の話題の中心にいるので、これは仕方がないだろう。本人も慣れきっているだろうし(笑)。

そして彼女が演じるチャンドラーだが、ボッシュ レガシーでは不動のレギュラーに昇格。要は、彼女が持ってくる案件でボッシュが活躍するので、ストーリー上、彼女が必要だということだろう。たぶんボッシュとチャンドラーが恋仲になるとかは無いんじゃないかな? いや、あるのかなw

最近のミミ・ロジャースは、このボッシュレガシーの他にミニドラマシリーズなどに出演。さすがに精力的な活動とはいかないが、相変わらず存在感は示している。もちろんボッシュ レガシーのシーズン2にもレギュラー出演している。

モーリス・モー・バッシ / スティーブン A・チャン

モーは、ボッシュにもチャンドラーにも重宝されるフリーの調査員だ。ボッシュが苦手とするIT系のスキルに長け、裏の世界(ダークウェブ)にも通じている。今のところ、彼の経歴はわかっていないが、凄腕だということだけは確かだ。

そんなモーを演じるのは「スティーブン A・チャン」。彼はゲスト出演は多いが、レギュラーを掴んだ経験は少ない。なので、このボッシュ レガシーのモー役は、彼の転機になる可能性がある。今のところ、あのボッシュとと気の合うところを見せながら、なかなかのインパクトを残していると思う。特に、ボッシュ相手でも常にひょうひょうとしている演技は、多くの視聴者を楽しませているに違いない。

彼にはこのドラマの経験からさらなるステップアップを果たしてもらいたいと思う。

ボッシュ: 受け継がれるものの視聴・詳細はこちら→ボッシュ: 受け継がれるもの シーズン1

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コメント

  1. nah より:

    ボッシュが自宅不在の時に犬の散歩を頼まれる女性(サム?)とはどういう関係なんですかね?恋人にしては若すぎるような。ただのお手伝いさんでしょうか。

    • オリバー より:

      サムはボッシュが雇った犬の散歩係です。説明はありませんが、たぶんドッグトレーナー的な設定のはずです。 ちなみに、このサムを演じている女優さんですが、主役のボッシュを演じているタイタス・ウェリヴァーの実の娘さんではないかと思います。