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BULL / ブル 法廷を操る男 S1 E14 / 黒い軍事機密

BULL / ブル 法廷を操る男 BULL / ブル 法廷を操る男

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明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

2018年、最初の感想はブル。

今回のブルは、米軍の女性軍人(デイル中尉)がスパイ法違反で捕まるが、この中尉はスパイではなく内部告発者だった・・という話。

なので今回の裁判は軍事裁判となった。

 

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軍事裁判は通常の裁判とは大きく違う

軍事裁判と言えばNCISなんかで時々出てくるけど、法廷モノでの軍事裁判と言えば、グッド・ワイフでやっていたのを思い出す。

グッド・ワイフの時はドローンのオペレーターが誤爆する話だったけど、ブルでは誤爆を容認するような発言をした上官を告発した部下の話。

共通点は女性軍人ということだ。

グッド・ワイフでも描かれていたけど、通常の裁判と軍機法廷の違いと言えば、軍事法廷は陪審員が少ない上に忌避できる候補者が一人だけというところ。

ただ民間人の傍聴は許可されているし、裁判官がどちらかに著しく偏っているということもない。

意外と公平というか、関わる軍人その人の個性にかかっているという感じだ。

 

ブル達の真の敵は、軍ではなくグローブスピル(ネット系メディア)

そういえば今回の裁判の構図は、「起訴された軍人VS軍」というものじゃない。

裁判自体は、軍人VSアメリカ合衆国(米軍)なんだけど、真の敵は被告を陥れようとしていたスクープWEB新聞?みたいなものVS被告だった。

ネタバレすると、このグローブスピル(ウィキリークス的なメディア)は、この事件関連で捏造記事を流し、そのせいで米軍のレンジャー部隊が全滅するという過去があった。

これを隠蔽するため、ブルのチームをハッキングしたり、様々な妨害工作を行っていた。

この隠蔽工作が無ければブルがグローブスピルの捏造に気づいたか?というのは分からないけど、隠蔽しなければ軍が裁判で負けていた可能性が高いので、やはり同じ結果になったのかな?

それにしてもアメリカは、軍を悪者にすることをあまりしない。

それが9.11以降のことなのかは知らないけど、こういうアメリカの敵VS米軍という場合で自国の軍隊を悪者にすることはまずしないよね。

ただ今回もそうだけど、一部軍人が民間人を巻き込む戦闘をした場合はそうではなく、そういう場合は軍ではなく、その軍人をしっかり批判する。

こういうのは結構公平にやっていると思うし、トランプ大統領でも変に変わることはないようだ。

まあ、メデイアとトランさんは仲悪いから(笑)、そういうのに左右されないのかもしれない。

その辺も含めて、アメリカと日本は大きく違う。

日本では自衛隊を軍と呼ぶだけで批判される(笑)。

運が悪ければ、自分の家にだって泥棒や強盗が来ることもある。

その時に自衛もしないでってねぇ。

恵まれすぎている今の日本人が、自衛隊が自衛軍になったからって、いきなり侵略戦争を始めるとかあり得ないと思うけどね。

それに自衛隊員は徴兵されたわけじゃないから、戦争する可能性があるのが嫌ならやめる自由もあるから。

この辺はトランプさんの言う、「米国が一方的に犠牲になって、他国を守るなんて冗談じゃない」というのは正しいと思うよ。*実際は一方的ではないけど、犠牲者が出る可能性があるのは米軍。

 

コンピューターのプロファイルより信頼性の高いブルの感性

今回、グローブスピルのハッカーによってハッキングされたブル(TAC)のPC上データ。

これは、ブルの陪審候補の情報をハッカーが反対に書き換えた~というものだけど、この情報の異変にすぐに気づいたのがブル!

ここはカッコイイ演出だったんだけど、こういう実際に見ている、聞いている状況で食い違うデータより、自分の感性を信じられるというのは憧れるね。

まさに自信って感じだけど、ブルのような静かな男が自分の能力に揺るぎない自信を持つというのは主人公にふさわしいと思う。

そしてカッコイイと言えばもう一つ、被告が守秘義務のある情報を義務を破って発言しようとした時に、ベニーが被告を守って代わりに発言するというシーンがあった。

これは被告が愛国心(というか国民に忠実というのが被告の信条)から発言しそうになったこと、それが自分の無罪のためではなかったことから、ベニーの正義に火が付いた1シーンだった。

ここは短い演出だったけど、とてもカッコよくて気に入った。

ベニーというキャラが、この番組で大切にされているのがよく分かるワンシーンだったね。

 

次回はアノ人が再登場!

今回のブルも面白かったんだけど、前回のゲームプレイヤーの話もすごく面白かった。

個人的に前回はこれまでのブルで一番面白いエピだと感じたけど、この中盤にきてブルは面白さを増していると思う。

そんな次回はブルと旧知の仲で、勝訴のためにはブルをはめることもいとわない、あの女性弁護士ダイアナ・リンジーが登場。

ダイアナ・リンジーと言えば、お気に入り女優のジル・フリントが演じているんだけど、ジル・フリントと言えばナイトシフトでベニー役のフレディ・ロドリゲスと共演していたよね。

その関係ってこともないだろうけど、ジル・フリントはBULLの中では少し別格な扱いのゲストになっているので、彼女がレギュラーになったら嬉しいね。

この人は主役級の出演も何度かあったけど、彼女のベストと言えるキャラクターはグッド・ワイフのFBI捜査官だったと思う。

ああいう短いスカート履いて強気で傲慢な女っていうのが、この人のハマり役なんだと思う。

そういう意味でも、このダイアナ・リンジーはまさに彼女の得意キャラ。

いや、次回は楽しみだわ。

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