今回のブル 法廷を操る男は、チャンクの元上司・ネラが殺された事件の裁判、そしてブルがつくのは被告側。
そのチャンクのTACでの役割はファッション担当。
は?と思いそうだけど、これも裁判科学の一環。
どんな服装が陪審員受けするのか?またはファッションから陪審員にどうイメージを付けられるか?そんなファッションがもつ要素で陪審員をどう誘導するか?
そんな役割を担当するのがチャンク。もちろん法廷に入るブルや、実際に法廷に立つベニーのファッションも担当する。
謎解きは単純、そしてやはり正義を果たすブル
今回の殺人事件が起こったのは、ファッションショーのランウェイ。
ショーのクライマックス近くのランウェイで起こった殺人は、毒によるものだった。
その第一容疑者として逮捕されたのは被害者の部下のウィル。
チャンクは容疑者のウィルを犯人と疑っているので、当然ブルに対し怒りを向ける。
毒はドレスに盛られていたので、その担当だったウィルが疑われ、チャンクがそう信じるのも分かる。
だがすぐにブルはウィルが犯人ではないと確信。
このドラマでは、この辺の解説があまりないのでわかりにくいが、今までもずっとそうなのでだんだん慣れてきた。
以前、これはブルの直感だ!という説明もあったし、今回のようにチェスをやるか?の問い一つで判断してしまうブルの決断力の高さでもあるのだと思う。
そしてもちろん、ブルの判断は見事に当たる。
最終的には容疑者のウィルは無罪放免、真犯人をキッチリ逮捕。
ここまでのブルはこの、依頼人を勝訴に導き、さらに真犯人を見つけ出すというパターンを完璧に守っている。
今回のように特に複雑でもない事件、そして正義の側につくブルというのにちょっと飽きてきた。
そろそろ違う展開が見たくなってきたところだけど、ブルももう18話まで来ている。
シーズンファイナルに向けて、そろそろ違う展開に期待したいよね。
ダイアナと付き合っていたブル!
今回は何の関係もないのにダイアナがまたまた登場。
テキサスの敏腕美人弁護士のダイアナ、今回の登場はスカイプや電話のシーン、そしてラストのブルとの再会シーン。
ここでいきなり2人が付き合っているという事実が・・・
まあ、この前の高層ビルの崩落事故裁判の時にもそんな感じではあったけど、これはもう少し説明が欲しかったところだ。
まあ、ダイアナ役のジル・フリントは華があるし、法廷でのブルとの対決も盛り上がる。
でももう少し盛り上げたほうが良かったように思うな。
ブルもダイアナもキャラはオリジナリティがあるし魅力的だからね。
マイケル・ウェザリーには、どうしてもディノッゾが見えてしまうから・・
そう、マイケル・ウェザリーには、どうしてもディノッゾが見えてしまう。
もちろん、このブルがディノッゾと似たキャラである必要はないし、比較されるようなキャラにする必要もない。
でもここまでのブルを公平に見ると、ドラマとしての面白さに特別なものがあるか?と聞かれれば、そんなことはないと答える人が多いと思う。
でも全米の視聴者数が高いのは、間違いなくNCISのトニー・ディノッゾを演じたマイケル・ウェザリーが主演だからだよね。
NCISでのディノッゾがなぜそんなに特別なのか?と言えば、多くの部分はギブスとディノッゾの師弟関係にあると思う。
ディノッゾに自分を重ねる人は、ギブスを理想の上司と思い、彼のような上司のために働けたらなんて幸せなんだろうなんて思っているはず。
ギブスに自分を重ねている人は、ディノッゾのような部下がいたら。いつでも命をかけて守ってやろうなんて思うはず。
鬼のように厳しいギブスだけど、部下の個性は尊重し、変に縛ったりはしない。
ギブスの前ですら常にふざけているディノッゾだけど、責任感は高く常に献身的だ。
マイケル・ウェザリーは、このドラマのプロデューサーにも名前を連ねている。
当然、視聴者の多くがブルを演じる自分の後ろに、ディノッゾやギブスを見ているとわかっているはず。
そういう高い高いハードルが設定されているこの番組。
そろそろ違う道に進み出さないと行けない頃だ。
この先の展開はもちろん知らないけど、BULL / 法廷を操る男がシーズン2に継続されていること、そしてシーズン2前半は好調な視聴者数を維持していることは知っている。
だから余計に期待してしまうね。
ちょっと飽きてきたところなので、ここからどんな展開になっていくのか?それは本当に楽しみだね。
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