今回のブルは、NYで起きたテロに関して。
このテロはビルの爆破事件で、大勢の市民が犠牲になった。
そしてこのテロについて情報があるかもしれない、あるクラウドサーバー運営会社にFBIからサーバー内の情報開示要求が出された。
この要求をはねつけたいサーバー運営会社VS政府という裁判が始まろうとしているが、運営会社側に前回初登場のJ・Pナネリーが弁護士としてつくことに。
前回の3回の約束から、彼女はブルにコンサルを依頼。 *詳細はこちら=J・Pナネリー初登場のエピソード
このテロに対して政府に協力すべき!という考えのブルはJ・Pの依頼を断るが、J・Pは問答無用でブルに受け入れさせた。
このテロ事件の真相
今回はオープニングで、ある程度の結末を示す演出があった。
爆発音が響き、ビルが揺れているほどの衝撃を感じながらも、時計を見ながら普通にバスタブに浸かっている男。
さらにこの男、翌朝ネットで自分の口座状況をチェック。その際、彼の残高は6千万ドルオーバーのマイナスと危機的状況。だがリロードすると3千万ドルオーバーのプラスになった!
この巨額の残高推移は爆発音と関係あることを示しているのだけど、その後の演出で、この男はサーバー運営会社のNo2、ハリー・ケンプだと判明する。
この演出なんだけど、この一話を見終わった後に思ったのは、「なんで?」だった。
おそらく最初にこのハリー・ケンプが犯人の一味と匂わせる演出を持ってきたのは、テロの容疑者(アメリカの敵)を示すため、そしてブルはアメリカの敵に手を貸すように見せて、実は犯行を暴くためにJ・Pの依頼を受けたと視聴者に示すため、の2点だと思う。
なので、今回はとてもゆる~いストーリーとなった。
言い換えると、アホらしいとも言える、あまりに子供っぽい一話に感じたなあ。
ブルが依頼を受ける基準
過去のエピソードで、ブルは原告被告問わず、自分が犯人と判断した場合は依頼を受けないというような事を言っていた。
なので今回は?なんだけど、今回最初に結末を持ってきた理由は、ブルは犯人がサーバー運営会社の関係者と確信を持っていたからだと思われる。
これはサーバー運営会社のNo.1と2をTACのメンバーに調べさせたことや、サーバー自体を入手することを強行したことで説明できる。
ブルは被告の会社の誰かがテロに関係してると確信、それを暴くために戦い、J・Pは被告がどうこう以前に、アメリカ国民のプライバシーを尊重すべきとして戦ったいた。
結局ブルが行き着いたのは、どんな理由があろうともアメリカ国民のプライバシーは優先されるべきということ。
当初は国民のプライバシーを犠牲にしてでも~という考えが、J・Pの考え方に同調した結果になった。
今回のブルは、淡々と見ているとバカばかしいように感じるけど、実際はブルの考えが変わったりとそれなりに面白い部分もあった。
TACのメンバーには、ブルが今回の案件を引き受けた理由はJ・Pナネリーの為と思われていたが、さすがにそれはなかった(笑)。
ただブルの考え方を改めさせるほど、今のJ・Pにはブルに対して影響力がある。
逆にJ・Pもブルに否定されて自身を失いかけていた。
結局はお互いを認めあって・・という結論に。
でもしつこいようだけど、ダイアナ・リンジーは??
次回はシーズン最終回
次回がシーズン1最終話となるけど、ここまでブルを見てきて「すごくハマった」とかそういうふうには全然感じていない。
面白いし、次回はどうなんだろう?という期待感もあるけど、過去にハマった海外ドラマのように熱いものはあまり感じないんだよなあ。
毎回すごく良く出来ているて、まさにプロの仕事というのはよく分かる。
でも裁判で勝つこと、そして真犯人を暴き正義を成すことという2本の柱だけでは、なにか物足りない。
あと一話しかないのでは、さすがにここの改善は難しいと思う。
なのでシーズン2には、そういうドキドキ感みたいなものを期待したい。
次回が待ちきれないようなあの感覚だよね。
ブルはマイケル・ウェザリー主演なので、どうしてもNCISと比べてしまうけど、NCISにはそういうドキドキ感が満載だ。
次回が見たくてしょうがないという感覚も毎回感じる。
次回の最終回には、そのへんの片鱗みたいなものを期待してみよう。
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