BULL/ブル 心を操る天才シーズン4の感想

BULL シーズン4BULL / ブル 法廷を操る男

Bull シーズン4がアマゾンプライムビデオで配信開始、さっそく完走したので今回はBull S4の感想を。

S3までのBullについてと変更点の多かったS4について

Bullは以前Wowowで見ていた頃(S1~2)、このブログではエピソードごとに感想を書いていた。それだけ期待していた訳だけど、実際の当時のこのドラマに対するイメージは、一定の面白さはあるけど、最高!とは思わない・・みたいな感じだった。もっとハッキリ言うと、マイケル・ウェザリーのファンだから欠かさず見ていたけど、彼が出ていなかったら、まず間違いなく挫折していたはず、というものだった。

シーズン3もその傾向は変わらずだったので、このシーズン4もそこまで期待していかった。でも今シーズンのBullは面白かった。エピソードによっては「最高!」もあった。

ではシーズン4のBullの何が変わったのか?だけど、このドラマの根幹である「裁判化学」、そして陪審選びの過程を大幅に削減、代わりに裁判自体を魅せる演出に大胆に切り替えてきた。

Dr.ブルの見せ場である裁判化学のシーンを大幅に減らすのは、結構勇気のいる決断だったと思うけど、コレは大当たりだった。裁判化学のシーンはどうしても1話の前半に来るものなので、仮に陪審選びのおかげで勝訴したとしても、面白さが視聴者に伝わりにくく、さらに判決シーンをハイライトにしづらいという欠点があったと思う。法定ドラマで判決シーン(オチ)があまりクローズアップされないというのは絶対に盛り上がりに欠ける。

そこで今回の変更なんだけど、実際に大幅削減されたのはTACの分析シーン、疑似陪審に関するシーン、そしてDr.ブルが陪審員を誘導するシーン(実際はその手段と背景の解説)だ。これを削減し、代わりに大幅に増えたのがベニーの弁論シーン。今回の変更で一番良かったのは、ベニーの弁論をメインに持ってきたところだ。これによって後方支援に回ったDr.ブルだけど、逆に彼の有能さやボスとしての器が輝き、存在感が増した。もちろんベニーの法廷シーンも今まで以上に魅力的になった。

BULL S4の感想・ポイントなど

 
 
 
 
 
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と、ここまでS4の良い点ばかり書いてきたけど、あまり良くない点もあった。まずは、Bullに子供ができた件。これはストーリー的に貢献していないという感じがする。確かに洗礼を受けさせるか?のシーンのオチはキリスト教徒にとって、多くのアメリカ人にとって感動的だったと思う。だが、それ以外には特に何かあったわけでもない。ついでに子供の母親であるベニーの姉さんも登場シーンが少なく、ストーリー的に何のために子供を作ったのか?がまるで不明だった。

また、マリッサの存在感が少し薄れた気がしたこと。正確に言うと、ベニーを除くTACのメンバーの存在感が薄れたと感じた。中でもマリッサは、シーズン開始直後に離婚の件があり、Dr.ブルも絡んで盛り上がるのかな?と思っていたら、あまり波風立たずに静かに終幕。なにか今ひとつ盛り上がらない展開で残念だった。ちなみにチャンクの娘の件もイマイチ。一応、テイラーの件だけは盛り上がりがあった。

ところで、テイラーが主演ともいうべきシーズン4の最終回。出来は良かったと思うが、あまりシーズンファイナルという感じの作りではなかったと思う。あれは新型コロナウィルス関連で、本来あるはずだったエピソードが削減されたということなのかな?

そして良かった点。これはさきほど書いた事の他に、脚本がすごく良くなったというのがあると思う。具体的に言うと、過去の法廷ドラマではあまりなかった題材を扱うこと多かったこと。要は斬新なアイデアとか、新しい挑戦みたいなことが功を奏していた。

この傾向はシーズン当初からあった。初回のラストシーンの演出なんかその典型。2話の被告人もかなり良かった。この被告は、都市が潤うほど巨大な海水浄水器を作ろうとしているベンチャー企業の女性CEO。 詐欺で告訴されるのだけど、現実的に見たらかなりグレーなこの女性をブルとTACは弁護する事に。この脚本はとても良かったと思う。

さらに、E6、E7の脚本も斬新だったと思う。またE9では、ブル(TAC)が事故で半身不随になった子供ではなく、保険支払を拒否する保険会社の代理人になるという、今までのコンサバなBULLでは考えられないストーリーだった。

そんな中で個人的に最もおすすめのエピソード(S4)は、E13とE19。13話は体外受精で生まれた子供親権を争う話、そして19話は自身が立つ法廷で逮捕された判事の話。この2作は、あまり他のドラマでは見たことがないストーリーで、結末も良く、かなりのお気に入りエピソードだ。

ちなみにBULLはシーズン5に更新されたことが発表されているが、新シーズンも今シーズンのスタイルを続けて欲しいと思う。ただしBULLは、視聴者数的には完全な右肩下がり。シーズン3でガクッと下がった数字をシーズン4はさらに落としてしまった。現在の数値は打ち切られてもおかしくないレベルなので、なんとか持ち直して欲しいと思う。

BULLのキャスト

シーズン3からほぼ変動なしのシーズン4のキャスト。今回はこのドラマの2TOP、マイケル・ウェザリーとフレディ・ロドリゲスを紹介♪

マイケル・ウェザリー/Dr.ジェイソン・ブル

 
 
 
 
 
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マイケル・ウェザリーといえば、言わずと知れたNCISのトニー・ディノッゾ。 このBULLを見ている人の大半が、トニー・ディノッゾを見ていると言ってもいいんじゃないかと思う。

マイケル・ウェザリーは、NCISの最初の頃は超イケメン枠だった。彼はもっと若い頃から活躍していたけど、彼にとってディノッゾ役は本当にいい時期に最高の役を得たと思う。NCISは10年以上に渡って全米No1のドラマだけど、NCISを不動のTOPドラマにしたのは間違いなくギブスとトニーだ。一般的にはNCISといえば、ギブス、トニー、ジヴァ、マクギー、そしてアビーなのかな? でも個人的には、ギブス、トニー、ビショップ、そしてケイトだ。

NCISの人気の大きの理由に、こういう各キャラの魅力があると思うけど、BULLはそこがいま一つ弱い。BULLを見ていてトニー・ディノッゾを思い出す時、必ずこれを想うんだよなあ。シーズン4では、各キャラの味出しみたいなことをやっていたけど、まだ足りない。ここは来シーズン以降のBULLの課題だと思う。

それとマイケル・ウェザリーというと、毎年のようにNCIS復帰説が流れる。自分もいつかそうなるだろう・・と考えていたけど、最近はそれは無いんじゃないかと思うようになった。マイケル・ウェザリーは、もうギブス(マーク・ハーモン)と同じ主演俳優だ。そしてエグゼクティブプロデューサーでもある。一話限りとかならあり得るかもしれないが、レギュラーとしてNCISに復帰することはもうないだろうね。

いや、ギブスが引退してギブスのポジションにトニーが・・というのはあり得るか。でも、マイケル・ウェザリーには、NCISではないヒット作で頑張ってもらうのが一番良いことなんだろう。

フレディ・ロドリゲス/ベニー・コロン

フレディ・ロドリゲスは、かなり長いキャリアの持ち主。実質30年以上俳優をやっている超ベテランなのだけど、全くそんなふうに見えない男だ。

自分でも彼をイロイロなドラマで見てきたけど、すごくインパクトがある場合と、出演していたのに気が付かないほど影が薄い場合の両極端に分かれる。たぶんこの人は、自分にあった役でないと真価を発揮できないタイプなのだと思う。

 
 
 
 
 
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そんなフレディ・ロドリゲス、BULLにキャストされる前に出演していたナイトシフトで、かなり印象的な活躍をした。ナイトシフトはそれほど大きな成功を収めたドラマではないが、意外と見どころの多いドラマだった。そんな中でもフレディ・ロドリゲスの存在感は光っていた。

ナイトシフトでは、ちょっと嫌味な事務長?みたいな役で、スタッフに嫌われているが実は・・的なポジションだったと記憶している。ただ、最後は追い出されるように降板したので、おそらくBULLの出演が決まったことで、ナイトシフトを自ら降板したのではないかと思う。

それはそうと、この人は見て分かるようにかなりの実力派俳優だ。もしBULLが打ち切りになったとしても、彼は今後も活躍し続けるのは確実だろう。

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