海外ドラマ「キャッスルS5 E21 / 命を狙われた大物」
キャッスルのシーズン5で面白かったエピソードというと、まず1~4話までの4話。
ここではまだキャッスルとベケットの関係が、署内にバレていない頃の話。
そして今シーズン一番お気に入りの第6話「新たなる未知へ」。
これが今のところシーズンベスト。
その後少しいつものミステリー調エピソードが続いて、ライアンが主役のエピソード、
第18話「カップケーキ殺人事件」。
今回の21話は、その次ぐらいに面白かった。
ストーリーは、ある高級レストランで毒殺事件が起こる、大物が顔を揃える食事の主賓は
超大物発明家で企業家のエリック・ヴォーン。
ヴォーンはキャッスルも憧れる男なんだけど、実はベケットも彼の大ファン。
捜査をするうちにヴォーンに気に入られるベケット。
しかし殺人犯のターゲットは、なんとヴォーンだった・・・
という感じ。
ミステリーのほうは、キャッスルにしてはわりと普通の展開だったけど、
今回の主題はキャッスルとベケットの関係にあったようだ。
キャッスルは今の暮らしが気に入っているが、なんとなくベケットとの生活に「慣れ」
みたいなものが出始める。
ベケットはそんなことはないが、心の中では将来の不安みたいなものが芽生え始める。
自由を愛し、年頃の娘がいるキャッスルは、今の生活がベストだと思っている。
執筆も順調、NYPDでの捜査協力も楽しんで、人生充実という感じだ。
ベケットも不満はなかったものの、今回のヴォーンといい感じになったことで、
何か足りないということに気がついたみたいだ。
最終的には、どうもそれが結婚とか子供とからしい演出で終わったけど、
このパターンはシーズンファイナルで破局、なんて予測させたい展開だと思う。
そうなんだよね、キャッスルシーズン5も残り2話。
もうシーズン最終回に向けて、そして新シーズンに向けて、新たなテーマが必要なのかも。
でも2人が破局なんて、キャッスルらしくない。
そういうのは、このドラマにとってマイナスのような気がするけど・・
どうなるんだろうね?
でもキャッスルといえば、ネイサン・フィリオンもスタナ・カティックも、
よくここまで人気になったと思う。
ネイサン・フィリオンはキャッスル出演の直前に、デスパレートな妻たちの好演が
あったし、もともと主演作品があったりしていたからまだわかるけど、
スタナ・カティックはただの美人女優だったよなぁ。
美人女優というといい意味みたいだけど、そうではなくて演技はイラナイ、セリフも
イラナイ、みたいなルックスだけ女優ね。
それも10代や20代前半ってわけではないから、かなり厳しい立場にいたと思う。
ネイサン・フィリオンだって、主役といっても、そんなに知名度があったわけでもない。
そんな2人が、これだけの人気ドラマを作るんだから、わからないものだ。
特に、大根だと思われていたスタナ・カティックが、今では堂々とコメディーから
シリアスなミステリーまで演じている。
キャッスル特有の、一言か二言の会話で笑わせるシーンとか、他のドラマでは
見られない演出を完璧にこなしてるもんなぁ。
人間、どこでどう変わるか分からない。
というか、ステージさえあれば、凄い実力を発揮する人は意外と多いのかもしれないね。

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