海外ドラマ「キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き S6 E3 / 機密」
シーズン5の終わり方が、キャッスルのベケットへのプロポーズ。
そしてベケットのワシントンDCへの転職。
かなり大きな変化なので、どうなるのか?も含めて、すごく楽しみにしていたこの続き。
まだハッキリしない面もあるけど、新シーズン3話を消化した時点で、どうやら元の鞘に収まる感じになってきた。
キャッスルについては前から書いているように、大きな変化は必要なく、この状態のまま続けても十分面白い。
細かいセリフ、演出、人間関係、ミステリー、コメディ、全てがオシャレで笑える。
たまにあるシリアスなエピソードは、個人的にはあまり好みじゃないけど、それも許容範囲。
シーズン6の1・2話は、ややシリアス系のエピソードだったけど、この3話でやっといつもの感じになってきた。
シーズン6になって変わった点はいくつかある。
NYPDに入った新入りデカ。
それからアレクシスの新恋人。
二人はなかなか面白そうだから、そのうちメインになるエピソードがあるのかもしれない。
今回はTVドラマが主題だったけど、前に同じような内容のエピソードがあった。
これはシーズン5の6話だったけど、これがメチャメチャ面白かったのを思い出したな。
あの時はベケットが実はそのドラマの隠れファンで~みたいな内容だったけど、今回はライアンとエスポがファンだったという設定。
ライアンは堂々とファンを公言し、エスポは前のベケットのように隠れファンだった。
この設定も面白かったけど、やっぱりキャッスルにはこのコンビが必要だよね。
このコンビがいると、面白さの質が変わってくる。
このコンビは実にアッサリしたコメディが特徴なんだけど、これが6シーズンも続くほどウケルというのは凄いことだよなぁ。
キャッスルは、キャッスルとベケットを中心に、ライアンとエスポジート、上司、そして家族2人と、実質これしかレギュラーがいない。
検視官もそれなりに影響力があるけど、レギュラーになるほどのインパクトはない。
こういう少数精鋭、軽いノリの脚本でこの人気というのは、海外ドラマの常識を打ち破ってるよ。
で、今回目立ったのはベケットのカワイさかな。
ベケット役のスタナ・カティックは、長身でスレンダーで美形なんだけど、キャッスルに出るようになってすごく演技が上達したと思う。
以前は完全にルックスだけの女優みたいな扱いだったけど、今は大きく変わった。
今回もキャッスルとコソコソ話すシーンなんか、面白さも雰囲気も完璧だった。
キャッスルのプロポーズとキャリアの間で揺れるところもイイと思うな。
ただシーズン6が始まってからずっと思っていたけど、このNYとDCの二重ストーリーをどうやって進行させるのか?だけど、これがあっけなく解決しそうなのには驚いた。
最初からこういう設定だったんだろうけど、DCのキャストなんか見ているとかなり力が入っているように見えたので、今回のこの結末は意外だった。
それから結末といえば、犯人が判明するシーン。
ここは新しい演出だった。
ミステリーの謎を最後まで明かさず、犯人逮捕シーンで怪しい容疑者の間を次々に通り過ぎ、最後に真犯人にたどり着くシーンは、見ていてとても面白かった。
ここはちょっと映画っぽくて、楽しめた。
何かの映画でアレンジして使って欲しいシーンだと思う。
ついでに自白シーンも、いつのもベケットの尋問でなく、エスポが尋問、ライアンが補佐というパターン。
これは次からいつものキャッスルに戻るぞ~という予告かな?
やっぱりキャッスルはNYじゃないと。
このドラマの雰囲気的にも、そこはかなり大事なんだよね。
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