海外ドラマ「NYボンビーガール S3 E1 / オープニングは控えめに」
シーズン2のラストで一旦死んだマックス(笑)、そしてダイナーの奥部屋を見つけてから、再び闘志に火がついたキャロライン。
最高に面白い2人のコメディー、NYボンビーガールの第3シーズンが始まった。
シーズン2の最終回でダイナーの奥に、通りに面した窓付きの部屋を見つけ、そこで再度カップケーキ店を出すことにした2人。
前シーズンでは屈辱の閉店を味わった2人が再び立ち上がる~というシーズン3のオープニング。
今回のオープニングは、マックスの辛口スピーチで始まった。
キャロラインのわけの分からないスピーチも面白いけど、やっぱりマックスのは格別。
彼女のスピーチは最高なんだけど、美人過ぎない美人、「マックス」の表情がねぇ、それに輪をかけて面白くしている。
最初はわざと安っぽい作りにしているのかと感じた演出も、今では定番の笑いとして浸透。
アメリカのコメディというと、バカバカしさ全開かシモネタ系が多いけど、このNYボンビーガールはその中間。
でもバランスがすごくいい。
セリフはシモネタばかりに感じるマックスだけど、アッサリしているのと、全然下品に感じさせないのはカット・デニングスの表情が効いているからだろうね。
そして今シーズンも全盛期のパリス・ヒルトンみたいなヘアースタイルのキャロライン。
ただシーズン2より、さらにスカートが短くなったような(笑)。
それとキャロライン役のベス・ベアーズは、シーズン1の頃はガリガリだったけど、今は痩せてるけどすごくカッコいいスタイルになってる。
そういえばカット・デニングスは、このコメディの前からそれなりのキャリアがあったけど、ベス・ベアーズの方は完全に無名。
これだけの美人でもハリウッドはやっぱりハードルが高いねぇ。
でもこの主役一発でスターにのし上がるのは、間違いなく彼女の実力。
そしてこの2人は少し変わっていて、このNYボンビーガールが始まってから、このドラマ以外のTVや映画にはほとんど出演していないんだよね。
もちろん全く出ていないわけではないけど、11年から約5年だからなぁ。
しかも30分番組なので、ヒマはあるような気がするけど・・
まあそれはいいとして、このNYボンビーガール、個人的にはシーズン2の最初の頃はあまり面白くないと感じていた。
なんかネタが尽きてきているような印象があったけど、シーズン2の最後5話ぐらいからまたまた面白さが復活してきた。
でも、こういう失速というのは絶対やってはいけないんだよね。
特にDVD化を考えると、レンタルで見ていいる人はそこで見限ってしまうから。
連続モノの1時間ドラマなら結末が気になるとかがあるけど、30分コメディでは致命傷になる。
この番組は復帰できたから、まあいいけど・・
ただNYボンビーガールには、相変わらずすごく良い面もある。
単純に面白いというのがもちろん一番だけど、このドラマは全然レギュラーが変わらないよね。
これはキャラクター設定がキマっているという理由なんだろうけど、3シーズンでメインキャストが全く変わらないというのはすごいね。
変わったのはソフィーが加わったくらいだ。
このわかりやすさも人気の理由なんだと思う。
ハンとかね(笑)。
現在NYボンビーガール(2 Broke Girls)は、本国アメリカではシーズン5の放送待ち状態だけど、シーズン10ぐらいまで続いて欲しいね。
コメディにも人それぞれ好みがあるだろうけど、このタイプは誰でも笑えるし嫌な気分になることもないから。
ここ数年のアメリカのコメディで一番オススメだと思う。
今シーズンも期待大だ。

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