グッドオーメンズは2019海外ドラマの最高傑作!

グッドオーメンズグッド・オーメンズ

今回はいろいろと話題になったドラマ「グッドオーメンズ」をイッキ見(全6話)。まず感想から行くと、このグッドオーメンズ、評判通りに抜群に面白かった。まだ年の半分だが、個人的には2019年に見た海外ドラマの最高傑作だと思う。

キャスト:5 out of 5 stars
脚本:5 out of 5 stars
映像:4 out of 5 stars
総合:5 out of 5 stars

視聴ページはこちら=アマゾンプライムビデオ グッドオーメンズ

キャストの演技は最高レベル。脚本も完璧で、最初ややダルく始まるが、すぐに目が離せなくなる。そして各キャストとストーリーの設定が最高に面白い。

グッドオーメンズは、アマゾンプライムビデオが制作・配信、英BBCが放送したコメディ系ファンタジードラマ。オーメンズとあるように、悪魔の話だが、グッドがついているので・・という天使と悪魔の物語だ。

簡単にストーリーを説明すると・・・ 悪魔の王(サタン)に息子が生まれた事で、魔界は天界との戦争(ハルマゲドン)を決断する。天界も悪魔を滅ぼしたいのでハルマゲドンを歓迎、お互いに戦争に備える。そして悪魔はサタンの子供をハルマゲドンを起こす戦略の中心に置くため、アメリカ大使の息子(赤ん坊)とすり替える事に。ところが、すり替える赤ん坊を悪魔が間違えたことが後に判明、そしてサタンの息子の行方がわからなくなってしまう。

グッドオーメンズの好きなところ

まず、なんといっても「音楽」のセンスが素晴らしい! 特にオープニングとエンディングのオリジナルテーマが、これ以上のものは存在しないと思えるほど、ドラマにマッチしている。

そしてオープニング映像も最高。特に最初の天使と悪魔がテーマにノッて歩いているシーンが好きだ。ここは何回見ても笑ってしまうほどのお気に入りで、見るたびに、なんでこんな少しのシーンがこんなに面白いのだろう?とか、何でこんなセンスが良いのだろう?とか感じてしまう(笑)。

設定もとことん感心してしまうほど秀逸。魔女、予言、魔女の子孫、魔女狩り軍、その子孫、4騎士、炎の剣、配達員の人生、地獄の番犬、などなど、たった6話しかないのに、ここまで詰め込んでも余裕で覚えられてしまう。原作も面白いが、これだけの設定を6話にまとめあげた脚本家の手腕は凄い。

ストーリーも最高だが、ぜひ実際に見てほしいので、詳しくは書かないでおきます。

グッドオーメンズのキャスト

グッドオーメンズの主役は2名。悪魔のクロウリーと天使のアジラフェル。

クロウリーを演じるのは、「デイヴィッド・テナント」。デイヴィッド・テナントは英国の主役級俳優で、ルックスはいかにもなイギリス顔で、ロック系というかパンク系な顔だ。そしてもちろん演技はうまい。英ドラマでよく出てくる人なので、見たことがあるという人は多いだろう。

今回のクロウリー役では、ちょっとヤサグレた悪魔をコミカルに演じている。悪魔らしいシーンではロックスターのように振る舞い、逆のシーンでは控えめに良い人になる。デイヴィッド・テナントはブロードチャーチ(主演)をWOWOWで見ていたので知っていたが、もし見てない人がいれば、この2つのドラマのテナントを見比べてみると面白いと思う。

そして天使「アジラフェル」を演じるのは「マイケル・シーン」。マイケル・シーンといえば、最近ではグッドファイトのローランド・ブラム役がある。まあマイケル・シーンは、いまさら説明する必用のない実力者なので、いちいち書かなくてもいいだろう。

それにしても、このデイヴィッド・テナントとマイケル・シーンというイギリス俳優のグッドオーメンズでの演技の巧さは特筆モノだ。この大物2名の演技力はとにかく光っている。2人のおすすめシーンをチラッと紹介しておくと、まずクロウリーのマイベストシーンは、燃える車のシーン。ハラハラしながら笑える、クロウリーというキャラの魅力全開シーンだ。

またアジラフェルのマイベストシーンは、アジラフェルとシャドウェルのシーン。この2人のシーンは何度かあるのだけど、シャドウェルの家でのシーンが一番好きだ。シャドウェルは魔女狩り軍の軍曹。どうしようもない人間なのだけど、実は男気があったり、英国紳士的な誇りを持っていたりと、とても興味深い人物だ。演じているのは、ベター・コール・ソウルでソウル・グッドマンの兄・チャックを演じていた「マイケル・マッキーン」。アジラフェルとシャドウェルのコンビシーンは全て最高だ。

実はシャドウェルはクロウリーとのシーンもある。これもまた面白いのだけど、グッドオーメンズをまだ見ていない人が読んでしまうとアレなので、説明は省きます。

なぜかスピルバーグ映画やジブリ映画を思わせる子供達

そしてこのグッドオーメンズで、もう一つの主役とも呼べるほどの輝きを放つのが、「4人の子供達」だ。この4人は、サタンの息子と人間の3人で構成される親友4人組。

この4人のパートは、なぜかあまりイギリスドラマという感じがしない。どちらかと言うと、スピルバーグ映画の子供のように可愛く、楽しく、賢く、そして行動的だ。また、トトロとかの頃のジブリ映画の子供達のような雰囲気も持っている。この4人のシーンはなんだろう?どこか懐かしく、それでいて自分の子供時代には絶対に持ち合わせられなかった自立心のような、新時代の子供的なものも感じる。

この子供達は皆、個性的で面白いのだけど、紅一点の女の子が特に面白い。もちろんサタンの息子も良いが、この女の子は存在感抜群、個人的には彼女がグッドオーメンズのMVPだ。

また、ネットフリックスの超人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」と比較されることもあるグッドオーメンズだが、個人的にはグッドオーメンズの方が好みだ。まあストレンジャー・シングスは完全に子供達が主役で、グッドオーメンズは大人の天使が主役なので、比較すること自体に無理があるが、両作品ともに子供達の活躍にワクワク出来るという共通点がある。

そのストレンジャー・シングス、時代設定は80年代だが、あの子達はまさにアメリカの子供というイメージがある。食べ物から趣味から生活スタイルまで、まさしくアメリカン。だがグッドオーメンズの子供達は、ファッション以外は英国代表という感じはしない。アダムだけはルックス的にモロな感じはあるが、性格なんかがあまり地域や人種にとらわれていない雰囲気がある。

その他の気になるポイント

その他で気に入っているポイントでいえば、グッドオーメンズのファッションがある。

例えば天使のスーツや悪魔のロック風も悪くないが、ちょっとしたシーンのファッションが結構面白かったりする。例えば子供達の、いかにもな英国風ファッション。ハンターのロングブーツ(長靴)を普段から履いていたり、スコットランド風の短パンも、イギリスの子供達は本当にこんな感じなのかなあ?なんて思わせる。

それからシャドウェルと、同居のトレイシーさんの掛け合いも楽しい。このシャドウェル軍曹は、80年代のアメリカの刑事ドラマに出てくるデカ長みたいだ(笑)。

もう一人、忘れてはいけないのが「大天使ガブリエル」。この大天使を演じているのが、マッドメンのジョン・ハム。ジョン・ハムがマッドメンの時とはかなり違うスーツを着て(笑)、堅苦しい大天使を好演している。見方によれば、ジョン・ハムらしいとも言えるし、そうでないとも言える、この微妙な面白さは必見だ。

ということで、グッドオーメンズはかなり面白いので、まだ見ていない方は、ぜひどうぞ、おすすめです!

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