海外ドラマ、グッド・ワイフ S3 E12 「第三者による婚姻妨害」
今回のグッドワイフは、全てが面白かった。
まず今回のストーリーは、以前担当した単純な離婚訴訟が
一転してロックハート・ガードナーが訴えられるというもの。
まず訴えられた理由を最初に聞いた時、あまりにも
バカバカしく聞こえたので、「あ~あっ」と思ったんだけど、
実は相手も勝訴できる切り札を持った、かなり面白いケースだった。
しかも争う金額がデカいのも緊張感があってよかった。
このストーリーもなかなか見所があったけど、
それ以外が、イロイロ今後を想像させるいいストーリーで
凄くいい出来だった。
今回のストーリーのポイントは主に3つ。
まずは当然、問題の「書類」の件(これは最後に)。
そして事務所内の人間関係。
そしてウィルの起訴(召喚)の件。
まずウィルなんだけど、やっぱりウェンディの追求は強力で、
実にいやらしい。
ウェンディは本当に恐ろしい相手なんだけど、
ウィルがたてた弁護士は結局、あのタシオニさんになった。
グッドワイフでは今のところ、彼女が最強弁護士だから、
まあ当然の成り行きなのかな?
番組的にもタシオニさんは人気があるんだろうね。
例のウィルの借金の件なのか、判事買収の証拠が出たのか?
次回予告からも、ウィルの厳しい現実は続きそうだ。
そして人間関係で面白かったのは、事務所の主導権争い。
ここは結構面白くて、リーダータイプの3人が対立、
さらにダイアンまで絡んで4人の争いに。
これ、クリミナル・マインド風にプロファイルすると、
デビッド・リー、ジュリアス・ケイン、イーライ・ゴールドの
3人は完全にボス猿タイプ。
そして3人共、支配欲の強い秩序型。
一見デビッド・リーは無秩序型にも見えるけど、たぶん
そうじゃない。
結局支配欲のより強い、イーライとデビッド・リーが最後まで
争うんだけど、今回の結末は面白かった。
さらに支配欲の強い、秩序型のボス猿タイプがダイアンだったと。
ダイアンは最近、毎回のように凄く存在感を示してるね。
シリアルキラーに例えるより、クリミナルマインドで言えば、
ダイアンはホッチのタイプになるんだろう。
そして問題の書類の件。
決着がついたかに見せた今回の件だけど、この書類は
たぶん相当深いはず。
ちょっと整理すると、アリシアはこの書類の存在さえ
記憶に無く、もしかすると最初から無かった可能性が高い。
これがアリシアのミスなのかは不明。
D・リーはこの真相をたぶん知っている。
書類の偽造の件より、そのときの経緯をちゃんと覚えてる感じ。
アリシアの別居の書類に(6枚⇒5枚の件)サイン
させたのも、かなり早い段階だった。
D・リーがこうなる事を予測していたという事なんだろう。
そして一番引っかかるのがケイリー。
彼の証言で今回はアリシアが救われた形になったけど、
果たして本当にケイリーは味方なんだろうか?
エレベーター前の別れ際の態度も気になる。
アリシアは「物事は変わる」を好意的に取っていたけど、
何か違和感があるよね。
今回の件でケイリーに、「この事務所に戻る際に」という
質問に、ケイリーは「もう戻らない」と答えたのも、
タイミング的にね。
そんなこと分かっているのに、
わざわざ強調させたという事は、、、
ちなみにスタッフブログに、この書類の件がこの後
問題に、、と書いてあったけど、これは書いて
欲しくなかったなぁ。
これ読んだ瞬間にケイリーが頭をよぎったから。
ケイリーはウィルの追求を男らしくないと考えている
ようだし、ウェンディにもそれほど好意的ではない。
そんなケイリーが実は、、、って内心今回感じていたから。
あの書類に何かあるって事は、ケイリーが絡む事が
読めちゃうからね。
勘違いかもしれないけど、ウーン、書いて欲しくなかったな。
付記事項に関する説明は、分かりやすくて助かったけど。
ところでそのケイリーをプロファイルすれば、
やはり支配欲のあるボス猿タイプだろうね。
ほとんどが男のタイプで、分類するならピーターと同じと見た。
BAUならどう分析するか、聞いてみたい。

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