海外ドラマ「グッドワイフ S4 E11 / 新しい債権者」。
今回のグッドワイフ、すごく面白かった。
やっぱりケニング弁護士(マイケル・J・フォックス)が出ると、グッドワイフはすごく面白くなる。
それにしても今回はこのケニングの他にも、ケニング事務所の若手・マーサ、民主党委員長の
フランク・ランドー、ケニングの妻、そしてウェンディ・スコット・カーと、本当に豪華なゲスト。
グッドワイフをずっと見てるファンなら大喜びの内容だったと思う。
まずケニングVSアリシアは、いつも通りなんだけどこれがまた面白い。
ケニングが銀行頭取の代理人というのが、まず笑える。
マイケル・J・フォックスは昔からこういうキャラだけど、まあいつもいつも笑わせてくれる。
しかも今回はケニングの妻まで登場。
ケニングの奥さん(シモーネ)は、美人で聡明、頭が良くて優しいという妻の鏡みたいな人。
ある意味、アリシア以上のグッドワイフだ。
この人はたぶん素で良い人なんだと思うけど、この妻でさえも上手いこと使う
ケニングのキャラクターが最高だよね。
そういえば昔、あのカリンダまでケニングと奥さんの味方をし、アリシアに反論した事もあった。
今回の結末から行くと、邦題にもなっている新しい債権者。
この債権者がケニングだったわけだけど、なんでそうなのか?を予想するのは面白い。
ちょっと深読みすると、今回の件にケニングが出てきたことは何かクサイ。
奥さんまで連れてきたのも何かあるかも。
そしてロックハート&ガードナーの前債権者が投資ファンド。
この弁護士事務所の合併とかファンドによる投資(貸付)はアメリカではよくある話。
今週のスーツもそんな話だった。
ところでファンドが債権を売ったのはロックハート&ガードナーが不良債権だから・・と
管財人のヘイデンが主張していたけど、売ったから不良債権という話は、
ちょっと言い過ぎじゃないかな?
そんなことが認められたら、ファンドなんてなくなるよね。
まあそのへんの議論は面白かったけど、ちょっと強引かな?
そういえば今回の頭取は一般の銀行なのか投資銀行なのか?
あまり説明がなかったところからも、グッドワイフ的には今後がありそうな気がする。
そしてケニングがなぜロックハート&ガードナーを買ったのか?だけど、
単純に事務所の何かが欲しいというより、手を引かせたい案件があるとか、
別の訴訟で事務所の内情を知りたいとか、そんな理由かもしれない。
そして以前ロックハート&ガードナーで面接を受け、最終候補に残り、
アリシアに「内定」と言われながら、逆転で落とされたマーサ。
マーサは結局ケニング事務所に雇われたんだけど、今でも雇われているということは
さすがマーサは優秀だということだ。
それだけ当時面接官だったアリシアにも見る目があったということだろう。
そのマーサだけど、今もロックハート&ガードナーを完全に敵視している。
メチャメチャ怒っているこの人、なかなかいい演技をしていると思う。
ちょっと美人すぎる気もするけど、こういう弁護士って本当にいるよね。
結構リアリティーがある。
ウェンディ・スコット・カーの再登場も興味深いし、イーライの危機も面白いけど、
今回はヘイデンを裏切ったケイリーがちょっと心配だ。
ケイリーは登場時、かなり汚い部分もあったし、コズルイ面もあった。
でも成長したケイリーが、またまたこんな感じでヘイデンを裏切るのはどうかな。
ヘイデンとケイリーの友情らしきものを見るのは好きだったんだけどな。
ヘイデンの魅力も増すし、ケイリーの魅力も増すからね。
来週も面白そうなグッドワイフ、当分楽しめそうになってきた。
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