海外ドラマ「ハート・オブ・ディクシー S1 E9/ ブルーベルの海賊祭」
ハート・オブ・ディクシーの第9話は、スゴ~く普通なんだけど、
結構楽しかったかな。
一般的には、退屈でありふれた内容、これといって盛り上がりもなく、
ダラダラしたストーリーとか言われそうな感じだけど、
誰にでもこういうお気に入りドラマが1つぐらいあっても
いいじゃないの。
レイチェル・ビルソンの控えめなファッションショーも、
良かったし、ゾーイとウェイドの仲も微妙に進展。
レモンとジョージもいい感じで、なんとなくゾーイとブリックも
少し打ち解けた。
ゾーイの診断シーンは、やっぱりイマイチなんだけど、
まあ今までよりはマシだった。
そしてこのドラマでは最初から書いてるけど、レモンの
ストーリーだけは、やたらと良く出来ているんだよね。
彼女の母親のストーリー、ジョージの両親とのストーリーは、
面白いよね。 本来ならゾーイのファンからは煙たがられる
はずのキャラなのに、この設定なら両立できるだろう。
それと今回、ラスト付近のシーンでちょっと気になったんだけど、
ジョージの父親がジョージに向けて「町の金物店では絶対にチェーン店
には勝てないのがアメリカだ」みたいな事を言った。
「安く物を売れる店が出来れば、人々は喜び、町は税収が増えて潤う
雇用も発生して多くの人がハッピーになる」的な、よくアメリカの
ドラマで出てくるセリフに近い意味だ。
今回のハート・オブ・ディクシーでも、ジョージ達がやった事は
優しさだけど、それも長くは続かないという事を暗に示していた。
たぶんこの件で正しいのは、ジョージの父の方なんだろうけど
ありふれてても、こういうシーンが入ったのは、
そのまま友情と人情が無条件で称賛されるより
ずっと良かったと思う。
今まであまり書いて来なかったけど、この雇用とか投資っていうのは、
アメリカでは本当に普通に出てくるキーワード。
そして日本とは、だいぶ違う考え方をしているのがアメリカ人。
ここは日本人が理解しとかないとイケない部分だと思う。
別に全然難しいことじゃ無いんだけどね。
今回のストーリーに戻ると、正直言って大して書くことも
無いんだけど、ハート・オブ・ディクシーはそれでもいいと思える
珍しい海外ドラマだ。
そういえば、DlifeではHOMELANDが始まるみたいだね。
これは見てない人には絶対見て欲しい。
最初の3話ぐらいは、異様な雰囲気で始まるんだけど、
その後のストーリーは海外ドラマ史上最高の脚本。
どんな映画でも、これにはかなわないよ。

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