海外ドラマ「Dr.ハウス S8 E12 / 刺されたチェイス」
ハウスの最終シーズンももう12話。
なんか最終シーズンとわかってるからか、今シーズンは重みが違う。
しかもこの1話はハウスとしては異色のストーリーだったと思う。
今回の12話は、唯一の初代メンバー「チェイス」のストーリー。
完全にハウスの元を去ったキャメロン、経営者の道に進んだフォアマン、イロイロあったけど今もハウスのチームに残るチェイス。 そんなチェイスのストーリーだから重みがあって当然。
始まりはいつもどおり、おなじみのパターン。
途中からチェイスと患者の話になるんだけど、実際はハウスとチェイスの師弟関係の話になっていく。
と思っていたんだけど、最終的には師弟関係じゃなくて友情のストーリーだったよね。
こんなストーリーは、長いハウスの8シーズンの中でも限られている。
ウィルソンとで少し似てるのはあったけど、ここまでハッキリハウスが友人として人にアドバイスを送ったのは初めてじゃないかな?
このハウスというドラマは、打ち切りではなく、完全な最終回があり今シーズンは最終シーズンとして作られている。
だからこその展開なんだろうね。
こういうのは長い時間見てきた視聴者にとってすごく嬉しい瞬間だ。
最後のシーンでは、結局ハウスの後継者的な役割はチェイスという意味なのかな? チェイスは外科医で純粋な診断医ではないんだけど、どちらかと言えば診断医が向いてるんだろうね。
それにしても今回のハウスには本当に驚かされたなぁ。
まあ前回かな?チェイスが刺されたエピソードの最後で、ハウスがチェイスに詫たのにもビックリだったけど。
その後に、お決まりのふざけた仕掛けがあるのかと思ったら、無かったんだよね。 ハウスも少しずつ変わってきたのか?
最近思ったけどハウスの性格は、パトリック・ジェーンとかハンク・ムーディーとかと同じだよな。コイツラは全くフザケてる。
身近にいたらたぶん許せないだろう(笑)。
そんなハウスだけど、昔から部下の意見を聞き入れるんだよね。
尊大な人間というのは、そういう度量がない者が多いけど、ハウスは違う。 だからこそチームを作るんだろうけど、こういう設定はいいよね、面白い。
今回も最後の最後でチェイスの進言を素直に聞いて指示を出す。
このフザけたオヤジにもカッコイイところがある。
それと今回の修道女になる女優さんも良かったね。
ああいうのはキャスティングがいいからだと思ってたけど、ハウスもチェイスもフォアマンも、実に落ち着いて、安定した良い演技をしている。
今回の女優さんもそうだけど、演技がうまいというのもかなりあるんだろう。
それにしてもハウスが終了したなんて信じられないね。
確かにキャメロンがいた初代チームの話はダントツで面白かった。
あの頃に比べると、ワクワク感は薄れたけど最終シーズンとなるとやっぱり重みが違うんだよね。
日本のFOXで始まったのは、確かアメリカン・アイドルが始まった年と同じだったと思う。
アメリカン・アイドルのS5か。
あれから8年だもんね。
なんか終わったような話になってるけど、最終回まではまだまだこれから。
たぶん期待通りの最終回が待ってると思う。
これからはすごく楽しみだけど、寂しいカウントダウンになるね。
[template id=”3444″]
このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント