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ルシファー S1 E4 / プレイボーイの憂鬱

ルシファー ドラマ LUCIFER / ルシファー

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予想以上の面白さで始まったルシファー、今回の第4話は超おもしろかった!

今回はプレイヤーズクラブ(女にモテるクラブだそうだ(笑))という名のサークルが関係しているであろう女子大生誘拐事件の捜査がメイン。

邦題のプレイボーイの憂鬱というのは、プレイヤーズクラブのリーダー的な容疑者の憂鬱ではなく、ルシファーの憂鬱だった。

 

前回の感想(こちら=ルシファーS1E1)で書いたように、このドラマの面白いところは、正体が悪魔(正確には天使)のルシファーだけど、無敵の力を無限に使いまくるというのではなく、主に人間の本心を自ら喋らせるという力しか使わない設定だと思う。

もちろんルシファーが撃たれたり刺されたりしても傷一つ負わなかったり、軽々と人を吹き飛ばしたりというシーンはあった。

が、それにしても、そういうシーンは少なく控えめだ。

まあ不死身だから、超人的な力を使う必要があまりないという設定がうまくいっているんだろう。

 

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クリエイターはトム・カピノス

そういえば、このルシファーのクリエイターは「トム・カピノス」。

ジェリー・ブラッカイマーはエグゼクティブプロデューサーみたいなポジションなので、実質はこのトム・カピノスがボスということになる。

トム・カピノスって、前に何かのドラマで見たなあ・・なんて思っていたけど思い出した!

トム・カピノスはカリフォルニケーションのクリエイターだ。

このルシファーのシモネタの多さ、ちょっとバカバカしいが思わず笑ってしまうコメディセンス。

この辺はカリフォルニケーションに通じるものがある。

 

不死身ではなかったルシファー・モーニングスター

今回一番笑えたのは、クロエ(刑事)がルシファーを撃ったシーン。

これまでルシファーの不死身ぶりや、周りの人間が彼に懐柔されるところを何度となく見せられてきたクロエは、ルシファーが本当に悪魔で不死身なのかもしれない・・とついに思い始めた。

しかもルシファー自身もクロエに対し、「自分は地獄の王」、「悪魔」、「不死身」、「撃たれても傷一つ負わない」、などと言っている。

ここで「もしかして・・」と思い始めたクロエが一発!

なんと、今まで何度撃たれても平気だったルシファーが、クロエの一撃には痛みを感じ倒れそうに。

う~ん、クロエは神の子かなにかなのか?

ルシファーとアメナディエルは堕天使なので、もともと神の子だよね(たぶん)。

地獄に住んでる悪魔というより、地獄を統治している王が堕天使ルシファー。

クロエは、このルシファーを殺せる人間ということか?ま、もしそうなら正確には完全な人間じゃないってことか。

 

それにしても、この辺のストリーの流れは面白かった。

この間にも、ルシファーがクロエの直属の上司の警部補をメロメロにしていたり。

この警部補がまたセクシー美人(笑)。

こういうあざとすぎるセンスがこのドラマのいいところだ。

それから定番になりつつある、悪魔の顔を見せるシーンもイイ。

今回、誘拐されたはずの女子大生、実はこの子の狂言誘拐だった。

この子はプレイヤーズクラブの会長を恨んでいて・・という話だったんだけど、彼女が会長を撃とうとしたところで、ルシファーは彼女に詰め寄る。

得体の知れない圧力に押される女子大生だが銃を離さない、そこでルシファーは悪魔の顔で彼女に凄む。

コレで彼女は自我崩壊となるんだけど。これは前回、路上でパフォーマンスするエセ宗教家にもやったワザだ。

今回はより効果的な場面で炸裂、おもしろかった!

 

アメリカの役者は演技がうまい、日本の声優は技術が高い

これも今まで何度も書いていることだけど、とにかくアメリカの役者は演技がうまい。

そして日本の声優は、間違いなく世界一の腕を持っている。

まずアメリカの俳優についてだけど、例えばルシファーに出演するチョイ役なんかでも演技はうまい。

このドラマでは、毎回ルシファーに本心(欲望)をさらけ出さされることになる人間がいるが、このチョイ役の演技が光る。

強欲そのものの顔になって自分の本心を喋りだし、去り際にもそんな顔を見せる。

もちろん主演級も、毎回いい顔をする。

 

そして日本の声優も相変わらずハイレベルだ。

自分の場合、海外ドラマを吹き替えで見る場合は、ほとんどがあまり期待していないドラマの場合が多い。

またはWOWOWのように吹き替え主体となっている局の場合もそうなる。

個人的は、特に吹き替えが好きとか、字幕が好きというのはない。

その理由は日本の声優のレベルが高いからだ。

残念ながら声優の名前は知らないけど、多くの声優さんが世界でも群を抜いて高いレベルにいることは間違いない。

最近、東南アジアへいくことが多く、そこで現地の吹き替えをたまに聞くんだけど、それこそ聞くに堪えないヘタクソさだ。

もちろん何を言ってるのかはわからないけど、俳優の顔やイメージと声が全くあっていないことだけは分かる。

日本と比べたらメジャーリーグと草野球以上のレベル差がある。

このルシファーでも、ルシファー役、クロエ役、海外ドラマでよく吹き替えをするクロエの別居中の旦那刑事役の声優さんなど、キャラとピッタリの声だ。

まあ、たまに「合ってねー」とか思うこともあるにはあるんだけど、ほとんどの場合、吹き替えも字幕も問題なく見られるのが日本だと思う。

 

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