海外ドラマ「メンタリスト S5 E21 / 赤く腫れた手首」
メンタリストでは長年のナゾだった、「ラローシュのタッパー事件」が今回ようやく解決した。
まず事の発端はメンタリストのシーズン3 20話の事。
当時チームの上役に就任し、内部監査的な職務もこなしていたラローシュ。
ラローシュはジェーンらに対し、徹底した秘密主義で自分の得た情報を一切漏らさないというスタンスをとっていた。
これはレッドジョンがらみの捜査情報に関しても同様。
なのでジェーンは、ラローシュの存在を非常にジャマと感じていて・・・
というところで、ラローシュのタッパー事件が起こる。
このブログでの当時の感想= メンタリストS3 E20
この時はラローシュのタッパーの中身は明かされないまま終わった。
その後もこれといってタッパーに関する話はなくて、メンタリストファンからすれば、「一体何なんだよ!」という気持ちが強かったと思う。
今回明らかになったタッパーの中身とは、数年前にラローシュの母親がレイプされる事件が発生。
その事件の公判直前に、ラローシュが犯人の舌を切り落とし復讐、それをタッパーに保存していた、ということだった。
まず、結末がなんであれ、こうして物語を完結させたのはいいことだと思う。
ただ、この話が出た当時、ラローシュの母の事件なんて全く話になかった事を考えると、このストーリーは明らかな後付けだよね。
S3・20話の出来が良く評判が想像以上に良かったこと、そんな理由からラローシュのタッパーの話がどんどん大きくなってしまい、結果的に今回のこういうエピソードが生まれたんだと思う。
まあ実際はタッパーの中身を知らないジェーンと、弱みを握られたと思い込んだラローシュの駆け引きが面白かったので、個人的にはすごく楽しめたから結果オーライだと思う。
ただやっぱり、こうするなら1シーズン遅かったという気はするし、今回の最後のシーン、リズボンがナゾを「具体的」に解明するシーンは、いらなかったんじゃないかな?
ここは賛否両論あると思うけど、あんな風にいちいち具体的に解明したおかげで、多くのファンが少しチープに感じてしまったと思う。
ついでに言うと、こちら=メンタリストS3 23話 では、今回の犯人の話をしているけど、これも長期間かかって解決したことになる。
そうなるともう一つ、当時怪しい演出のあった「局長」の件も、いずれ解決される可能性があるね。
良かった!とかダメだった!とか、両方書いてしまったけど、一応満足した、というのが今回の素直な感想かな。
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