海外ドラマ「メンタリスト S6 E6 / 地獄の炎」
残り5人に絞られたジェーンによるレッドジョン探し。
前回、レッドジョンの上腕部に3つの点のタトゥーがあるとの情報を得たことで、リストの5人を一同に集め、その場でタトゥーを確認しレッドジョンを特定する!というジェーンの作戦が今回のストーリー。
最初にちょっと細かいことに気づいたので書いておくと・・
レッドジョンの左上腕部に3つの点のタトゥーが~という話。
これは前回レッドジョンに殺された女性からの死に際の情報だったんだけど、ここ?と思うよね。
殺人犯がレッドジョンの仲間だというのはほぼ確定なんだけど、それが本人と断定するのはどうなんだろう?
あのジェーンが、あの場面の殺人100%レッドジョンだと断定するのはどうもおかしいよね。
今回のエピソードの結果から書くと、もちろん今回はレッドジョンが誰なのか判明もしていないし、捕まってもいない。
さらに最終的に3つの点が、バートラム局長、リード・スミス、マカリスター保安官の3人から見つかる・・・
この3人に同じタトゥーがあるというのは見事な設定だと思う。
特にここまで3人には明らかに何らかのつながりがある(レッドジョン絡みとは断定できない)。
しかもスミスは確実にレッドジョンの仲間(または本人)。
この何か深い関係にある3人に同じタトゥーがある。
逆にビジュアライズ関連の2人、ビジュアライズのトップ、ブレッド・スタイルズと、ビジュアライズの信者で元CBIのレイ・ハフナーにはタトゥーが無かった。
レッドジョン探しのポイント
この警察関係の3人(タトゥーあり)とビジュアライズ関連の2人(タトゥー無し)に分けた理由は何だろう?
これは普通に考えれば、レッドジョンの仲間、またはレッドジョンが所属する何らかの組織のマークかな?
そして、過去の発言から、100%レッドジョンと何らかの関係にあるビジュアライズ。
確かレッドジョンはビジュアライズの前身の宗教団体(これもスタイルズが創始者)に所属していたはず。
なのでスタイルズとレッドジョンが顔見知り(または本人)なのは分かる。
で、この辺をまとめて、推理してみると・・
- タトゥーの3人は、何らかの同じ組織に属している。
- リード・スミスだけ、100%レッドジョンの仲間。*ただし自分は下っ端だと発言している。
- 局長の電話の相手がレッドジョンとは限らない。そして本人が悪党ではない可能性もまだある。
- タトゥーが無いことで、ビジュアライズの2人がレッドジョンではないとは断定できない。*理由は最初に書いた通り。
- 今回のラストで、ジェーンが何を撃ったのか?そしてなぜ爆発が起きたのか?
ということなんだけど、まずカークランドを殺したスミスは、ここまでの演出でレッドジョンの使いパシリ的な存在で画かれている。
なので、素直に見れば彼がレッドジョンという可能性は限りなく低い。*今回も高いところが苦手・・なんてわざとらしい演出が余計にクサイ。
かなり前から怪しい演出が続出の局長、コレを素直に見ると、引掛け的な存在に見える。
マカリスター保安官は、あまり怪しい演出がなく、決定的に怪しいと思えるシーンも過去に一度(局長やスミスとの会合と、その会話内容)しかない。これも引っ掛け的な雰囲気がする。このパターンは罪をなすりつけられ殺される~なんていう結末になりやすいよね。
ということで、上記三人(タトゥーあり)は、レッドジョンの手下、または全然別の何らかの組織の関係で、レッドジョン本人では無いんじゃないだろうか?
でもそうすると、ビジュアライズの2人ということになってしまう。
レッドジョンと顔見知りのはずのスタイルズだけど、レッドジョンを嫌っているが、何かしらの利害関係があるような話を前にしていた。
その辺はジェーンも分かっているんだけど、スタイルズがレッドジョンなのかも?という可能性も捨てていない。
今までのスタイルズから、彼がレッドジョンというのはどうもイメージに合わないように思うけど、どうなんだろう?
逆にレイ・ハフナーは意外と怪しい。
ビジュアライズの他の信者と違い、彼はそこまで教団やスタイルズに心酔しているようには見えない。
しかもCBI時代も少し変だったし、その後も事あるごとに怪しい演出がある。*ただし彼の演出は、すごく細かい。
なんとなく小物感を出しているのが気になるが、これも計算だったら視聴者は騙されるよね。
もう一つ気になるのは、ゴッサム
メンタリストは本国アメリカではレッドジョンの正体どころか、もう最終回の放送が終わっている。
そして製作総指揮のブルーノ・ヘラーは、メンタリストの後にゴッサムの製作総指揮を務めている。
そのゴッサム、10話を超えたぐらいから、凄く面白くなってきた。
この辺から、今まであまり目立っていなかったキャラが活躍しだしたのが面白くなった原因なんだけど、その目立ち始めたキャラの1人に「ブッチ」という男がいる。
ブッチはフィッシュ・ムーニーの腹心で、まさにザ・ギャングという感じだ。
ふざけた態度の非情なマフィアなんだけど、このブッチを演じているのは「ドリュー・パウエル」という役者。
このドリュー・パウエルが、メンタリストのリード・スミス役なんだよね。
コレどういうことか?というと、メンタリストのリード・スミス役をブルーノ・ヘラーに買われて、ブッチ役を掴んだんだろうと予測できる。
ここまで、FBIでありながら、リード・スミスも非情な殺し屋としての顔を見せている。
でも、別のドラマに引っ張られるほどの活躍か?というと、??と思うよね。
もちろん悪くはない。
でもインパクト的には今ひとつだ。
ということは、リード・スミスはここから、さらに大活躍するのかも?
そうすると、彼がレッドジョンという可能性も否定出来ないね(少ないと思うけど)。
そういえばリード・スミスはFBIだ。
今回、30年前の事件でブレッド・スタイルズがFBIに追われ始めた~という話があったなぁ。
よく考えると、この話クサイよね。
なんでわざわざそんな話になったのか?
スタイルズとスミス、ん~、急に怪しく感じてきた(笑)。
そういえばコレがレッドジョン候補者の資料で一番見やすいと思う。
こちら=レッドジョンの7人の容疑者
このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント