海外ドラマ「メンタリスト S6 E7 / 偉大なるレッド・ドラゴン」
まず今回でわかった事からいくと・・
- スミス、マカリスター、バートラム局長の3人は、ブレイク結社と呼ばれる組織の一員
- ブレイク結社は、CBIだけでなくFBIや判事にまでメンバーがいる(数千人とか)。
- スミスはレッドジョンではない。
- 左肩の3つの点のタトゥーは結社の証。
- トラよトラよは、結社の合言葉(おそらく口笛も)。
ま、ここまでは予想通り。
でもいくつか疑問は残ったよね。
まず途中でジェーンは、バートラム局長がレッドジョンだと広報で発言した。
でもこれはどうなんだろう?
ストーリー的には、局長=レッドジョンという流れになっているけど、確固たる証拠はまだ出ていない。
強いて言えば、ジェーンの発言のみ。
とすると、やっぱり・・・と思うよね。
その局長だけど、どうしても彼がレッドジョンというのはイメージに合わない。
バーテンダーを殺したシーンの手際なんか見ると、明らかに彼は殺人者なんだけど、それでも局長=レッドジョンとだけはどうしても思えないなぁ。
さらに今回、重大なナゾがいくつか残っている。
まずレッドジョンと結社の事で言うと、結社のリーダー=レッドジョンというわけでもないようだ。
結社のほうが大きな存在で、レッドジョンはただの一員という可能性がある。
ただのメンバーであるレッドジョンを結社が守っていたということはあり得る。
もしそうなら、もちろんレッドジョンも結社に対し、大きな利益をもたらしたからなんだろうけど。
でも、そんなことより大きなナゾがあるよね。
そう、最初のシーンと、あの結末だ。
ジェーンによって集められた5人のレッドジョン候補だけど、現状スミスは逮捕、局長は逃亡、マカリスター、ハフナー、スタイルズの3名は死亡。
演出的に局長=レッドジョンと見せているけど、おそらくコレは違う。
まず、3人の遺体が黒焦げというのがどうもおかしい。
これはいくらでも偽装できるよね。
さらになぜ爆発したのか?
あのシーンで、ジェーンは一発ショットガンを撃っているんだけど、一体何を撃ったんだろう?
あの時、タトゥーありグループと無しグループに分けたジェーンだけど、その後すぐにショットガンを一発撃っているんだよね。
その時「やめろ!」と声を上げたのはマカリスター(たぶん)。
そこから数秒から数分の短い時間で爆発が起きている。
普通に考えると、誰かが爆弾を準備し爆発させた。
その誰かがレッドジョンなんだけど、レッドジョンの正体は黒焦げになった3人の内のいずれかの可能性は高い。
そしてこうなると最も怪しいのは、ブレッド・スタイルズかな?
そう言えばスタイルズはこの騒動になる直前に、突然不治の病気を告白、しかも死期が迫っているとか言っていた。
その上、信者に対し「私は死ぬんじゃない、再生へのナントカ・・」と語っていた。*変な儀式までして・・
だいたい、こういう人物(特に大きな宗教の指導者)はこういうことを言うものけど、当然イカサマ再生(転生?)になる。
それによって自分を神格化するということなんだろうけど、この時期(ジェーンがレッドジョンに迫っている)にこの行動は実に怪しい。
そしてスタイルズ(ビジュアライズ)は、軍とも何か関係があったはず。
確か信者がいたとかだったと思うけど、ここから軍用の高性能爆薬は入手できる。
ただ、それはレイ・ハフナーにも言えるよね。
いや、保安官のマカリスターもあり得るか・・
でも、リズボンじゃないけど、スタイルズが死ぬというのがチョットねぇ。
彼が爆弾で死ぬ・・ ん~、あり得ない。
そして大きな謎がもう一つ残るよね。
そうそう、あの時の発砲について、ジェーンが一言も発していないことだ。
これは絶対に怪しい。
あの時点では誰がレッドジョンかわかっていないのに、いきなり発砲し何かを撃ったジェーン。
声からして、あの時に向いていたジェーンの銃口はマカリスターか、彼を含む3人だったはず(ショットガンだから3人射程も可能)。
この発砲は、その後の大爆発で捜査関係者には隠されている。
そしてジェーンもそのことについて、リズボンにすら一切触れていない。
ここから読むと、もしかするとジェーンは5人の内の誰か(または複数)と組んでいて、爆発も発砲も、タトゥーが複数ある可能性も全て想定していて、何かトリックを仕掛けている可能性がある。
もし組んでいるとすればスタイルズなんだろうけど、そうなるとマカリスターかハフナーがレッドジョン。
いや、遺体は3体なので、局長しかいないのか??*ジェーンが準備したとすれば
もしかすると、あの5人の中にはいないのかな?
そして次回のタイトルは「レッド・ジョン」。
メンタリストは毎回、「赤」にちなんだタイトルが付けられていることが有名だけど、このタイトルこそがその理由だよね。
そしてこのタイトルが付けられるということは、必ずレッドジョンのストーリーが次回で完結することになる。
このタイトルを付けるまでに、6シーズンと7エピソード。
次回はすごく重みがあるね。
ちなみにこのタイトルが付けられたことは、結構前から知っていたんだけど、ここまで無事ネタバレ無しで来れた。
これはハウスの時もそうだったけど、本当に幸せなことだ。
そして次回が終わると、その次からのタイトルは赤にちなんだものから、「色にちなんだもの」に変わるんだよね。
こういうことからも、次回のメンタリストは事実上の最終回と言える。
パトリック・ジェーンの長かったストーリーも次回がクライマックス。
一週間、楽しみに待とう!
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