海外ドラマ「THE MENTALIST メンタリストの捜査ファイル S4 E16」
今回は再登場を楽しみにしていた謎の男「ブレット・スタイルズ」が
久々に帰ってきた。
相変わらずのずうずうしい態度、微妙に上からな会話、やたらと
馴れ馴れしいのも全部健在。
今回はスタイルズが主催するカルト教団を糾弾していた
ジャーナリストが、殺されたことから始まる。
最初にこのエピソードを最後まで見た感想から書くと、
自分が想像していたものとはだいぶ違っていた。
スタイルズは、過去に何度も殺人の捜査線上に名前が上がっているのに、
ことごとくかわしてきた謎の男。
実際に殺人犯なのか?は、わからないんだけど、スタイルズが間接的に
でも殺人を指示しているのは確かだろう、というのがCBIの読み。
ここまでスタイルズが登場したのは計3回。
全て教団絡みの殺人で容疑者になっているんだけど、ジェーンの
追求さえ全てかわしてきた。
しかもこの男、レッド・ジョンと知り合いというヒントを
ジェーンに与えている(本人はレッド・ジョンを嫌いらしい)。
パトリック・ジェーンですら逮捕できないスタイルズなんだけど、
今回のストーリーはそういう筋ではなかった。
結局スタイルズは、教団内の不満分子(実際は少し違う)を、
今回の殺人事件によってあぶり出すためにCBIに逮捕させた
という事だった。
スタイルズが描いたこのシナリオを、ジェーンは完璧に見抜く、
そしてジェーンが見抜くのを想定してシナリオ通りに動くスタイルズ、
この展開はなかなか見応えがあった。
ちゃんとなるほどな~と感じたし、改めてスタイルズが恐ろしい男
だと実感できた。
ジェーンがスタイルズのシナリオに乗ったのは、貸しを作るため
だそうだけど、この貸しは明らかにレッド・ジョンに関する何かで
返してもらう事になるだろう。
ただ「スタイルズ=レッド・ジョン」の可能性がまだあるんだよね。
ジェーンもそれは感じているはず。
この2人は、いつも思うけど似てるんだよね。
両者天才タイプで、人の心を操るのが上手い。
ジェーンより、スタイルズの方が現実にいそうな感じがする。
このジェーンとスタイルズの高度なゲームは十分楽しめたけど、
細かいところでも良い演出が合ったね。
まずはヴァンペルトとスタイルズ。
あのヴァンペルトの傷をスタイルズが癒やすと言う、
なんとも味のある演出。
オラーフリンを撃ち殺した事で、心に深い闇を抱えるヴァンペルト。
そこを少し和らげたスタイルズ。 さすがカルトのカリスマだけはある。
こういう人を操る能力のある人間ているよね。
この2人よりははるかに小物だけど、時々見かけるな。
それから最終的に犯人だったヴィジュアライズ大学の学長。
学長を演じたのは「ルイーズ・ロンバード」。
彼女は、CSIのソフィア刑事。
CSIの時は、すごくカッコイイ人だと思ってた。
グリッソムとちょっといい感じになったこともあったと思う。
この人若いよね。 スタイル抜群だし。
学長にしては若いかな?と思ったけど、そうでもないか。
最後に、あのスタイルズを張り倒すあたり、さすが!と思ったね。

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