海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム S3 E4 / 悪い癖」
今回のワンス・アポン・ア・タイム、ニール(ベルファイア)とネバーランド(ピーター・パン)の関係についてがメインストーリーだった。
なんか久しぶりに、ルンペルシュティルツキンとベルファイアの本格的な親子のストーリーだったなぁ。
ルンペル親子の話なので、どっちかというと、闇の王とその息子のストーリーと言ったほうがしっくり来るかも。
まあ、この親子のストーリーなので、どうしても悲しいモノになる気はするけど・・・
まず前半で目についたのはハメルーンの笛吹き男。
このハメルーンの笛吹き男とは、確か子供を誘拐する話だったと思うけど、このワンス・アポン・ア・タイムではピーターパンが化けているという設定。
ハメルーンの笛吹きというと海外ドラマではよく出て来るキャラなんだけど、「The Killing(米版)」や「Law & Order」(SUVだったかな?)のような超シリアスなドラマで、小児性愛者のストーリーがほとんど。
なので、ワンス・アポン・ア・タイムのようなファンタジーで?と思ったけど、ピーターパンなら納得だ。
そしてこの笛はこの後も意味を持ちそうな感じ。
特に最後のシーンで吹いた笛は、ハメルーンで使ったものと同じものなのかな?
ヘンリーをハメたような気もするけど・・
それから前半ではもう一つ、ベルファイアが吹いた「ほら貝」みたいなヤツ。
あれで人魚を呼ぶのかと思ったら、デカいイカだった(笑)。
パイレーツ・オブ・カリビアンでは人魚を呼ぶのに角笛みたいなのを吹いていたような記憶があるけど、ベルファイアの貝笛はイカ。
闇の王も「イカか?」なんて聞いていたけど、クラーケンにしては小さいから、まあイカなんだろうね。
そしてこのイカのスミには魔法を封じる効力があった。
ピーターも闇の王もこのイカスミで魔法を使えなくされた(時間は限定的)。
イカスミで魔法を封じるなんて初めて聞いたけど、そんなのもあるんだね。
それから王子。
王子は毒にやられて、一応余命一週間ほどという設定。
毒の件を知っているのは船長だけなんだけど、この二人がなんとなく近づいているのは面白いと思う。
レジーナとエマ的な関係になれば、このネバーランド編も楽しめそう。
そして今回、個人的に一番気に入ったシーンは?というと・・・
まず船長がニールの絵について一言、「母親に似たんだ」というセリフ。
これはグッと来たね。
船長とルンペル夫婦のストーリーは最高に面白かったから。
僅かなシーンだけど、すごく印象に残った。
で、今回一番面白いと感じたのは、ルンペルシュティルツキンがロストボーイだったという設定。
まあ、想像すれば完璧にあり得る設定なんだけど、ルンペルは子供時代にネバーランドでピーターと生活していたとのこと。
闇の王になる前のルンペルがピーターパンの仲間だった。
これは「なるほど」だよね。
ところで少し??と思うところもあった。
今回は、というより、今シーズンは、という言い方が正確かな。
それはやっぱり、本筋のストーリーがイマイチなこと。
シーズン1や2の最初のように、ワクワクするような楽しさやドキドキ感が無い。
ま、無くはないんだけど、アノ頃のようにハマらないんだよなぁ。
今回のルンペル親子の話なんかは良く出来ていたし、謎を残した所も悪くはない。
もう一方のエマ一行も、王子の毒の件やエマとレジーナのコンビなど、すごくいい設定ではある。
でも、なんとなく盛り上がりに欠ける。
ピーターパンがなんなのかよくわからないのが理由かな?
たぶん、ヘンリーの持つ何かの能力で、新しい魔法を復活させる~ということらしいけど、どうもねぇ・・
ただピーターパン役の俳優はイメージ通りだ。
このルックスは完璧マッチだと思う。
そういえば過去にネバーランドを出た唯一の人物だったベルファイアだけど、それがピーターパンの長期的計画の一環だった。
この設定、脚本はナカナカ素晴らしい。
ネバーランドでは無敵らしいピーターパンの恐ろしさが良く伝わってきた。
そうだ、もう一つ。
ピーターパンが完璧マッチだとすると、前シーズンまで完璧マッチだったヘンリー。
ヘンリー役の子、ジャレッド・ギルモア君だけど、シーズン2から3へのブレーク期間にだいぶ大きくなっちゃったね。
やっぱり欧米人は成長が早い。
まあ、まだまだ子供だけど、だいぶカワイらしさが抜けてきたような・・
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