海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム S3 E10 / 新たなネバーランド」
前回は全盛期の面白さを取り戻した!という感想を書いたけど、今回は前回以上に面白かった。
さすがにシーズン5まで続いている人気ドラマ、こういうテーマなので子供から大人まで楽しめるというのもあるし、この会社の理念みたいなのも合致しているという利点もあるよね。
ただシーズン6への更新は微妙なところみたいだ。
現在アメリカではシーズン5の途中だけど、シーズン中に更新確実となるほどの結果は残せていない。
ここは頑張ってほしいね。
更新か?キャンセルか?といえば、少し前にブラックリストのシーズン4更新が決定したそうだ。
ブラックリストはロケットスタートを切ったけど、徐々に視聴者数を落としていたので心配していたけど、なんとか戻したというとかな?
ま、どっちにしても日本では来年シーズン3の放送が始まるので、これはいいニュースと言えるよね。
では本題に戻ってワンス・アポン・ア・タイム。
まず今回「へえ~」と思ったのが、ワンス・アポン・ア・タイムらしくない展開の早さ。
前回の最後でピーターとヘンリーが入れ替わったけど、今回の序盤でエマがヘンリーに違和感を覚え、終盤には入れ替わった事が判明してしまう。
これ、普通はヘンリーになりすましたピーターが、少しずつストーリーブルックを侵食していくようなストーリーを思い浮かべると思うけど、そういうシーンはすっ飛ばしてしまった。
こういう早い展開は歓迎なんだけど、これはあまりにも早いと少し感じたなぁ。
ま、不満は無いんだけど、ピーターとフェリックスがストーリーブルックをかき回すとか、見てみたかった気もする。
でもエマよりレジーナの方が操りやすいとすぐさま判断したピーターはさすがにズル賢い。
やっぱりピーターは、とても危険な相手だ。
そして早い展開といえば、かなり唐突にブルー・フェアリーが死んじゃった。
彼女はピーターの影に自分の影を剥ぎ取られた事でアッサリと逝ってしまった・・・
最近出番が少なかったとはいえ、「マジか??」って感じの退場だ。
でも、ティンカー・ベルの件ではブルー・フェアリーは少しイジワルだったよね。
今回、ティンカーがブルーフェアリーにガツンとかます場面があったけど、あの場面ではネバーランドの件で仲間になっているレジーナを連れていたのでブルーフェアリーも言われるままだった。
それにしても、あのシーンがブルー・フェアリーの死につながるとは予測できなかった。
それからアリエル。
つい最近まで人魚だったアリエルも今では完全な人間。
というか、完全なプリンセスだ。
アリエルを演じているジョアンナ・ガルシアは、ゴシップガール出演時はチェイス・クロフォードの相手役だったそうだけど、「なるほどなぁ」と思わせる美形。
今36歳だそうなので、この当時は33とか4とか。
いや、全然見えないよ、20代前半で十分行けそうだ。
そのアリエルだけど、何の苦労もせずエリック王子を見つけた。
しかもいきなり上手くいってるし。
このスピード感も相当なものだった。
さらに早いといえば、船長!
この間までエマを巡ってニールと張り合っていたのに、いきなり「オレは身を引くぜ」とか言って、ティンカー・ベルに乗り換えちゃった(笑)。
自分でも言ってたけど船長は確かにイケメンだ。 でもあんまり軽いのはカッコ悪いよなぁ。
たぶんエマやヘンリーを考えて~というのは本当なんだろうけど、それを理由に引くってのはちょっとカッコ悪いな。
さらにさらに、チャーミング王子の毒問題。
ネバーランドでくらったドリームシェイドの毒だけど、ゴールドさんに渡された1本の魔法入りドリンク剤みたいなので、これまたアッサリと抜けちゃった。
なんかいきなり脚本の変更要請でもあったのかな?と思うような方針転換。
だってフックのアニキが死んだ毒だからねぇ、ドリームシェイドは。
つい最近、1話使ってその話を語ったのに・・・
と、こんな感じで猛スピードで話をいくつも片付けたけど、この理由がどうもこの後の展開にあるみたいだ。
今回のラストシーンで、ピーターの狙いがレジーナの呪いの魔法だと分かった。
この魔法はストーリーブルックの住民全員の記憶を奪うものだから、ピーターが今のレジーナになるということだ。
これはスゴイ展開の早さと大きさだよなぁ。
この後もすごい楽しみなんだけど、なによりも面白いのは先が全然予測できないというところだ。
いくつか予測できるといえば出来るけど、有力候補ってのがないよね。
こういう脚本はイイと思うな。
最後にルックス的なことを少し。
まず良かったのは白雪と王子。
このロングのパーマが白雪には一番似合う。
今シーズン王子らしい王子になっているチャーミング王子だけど、今回は特別王子らしかった(笑)。
今回王子の髪型が、伝統ある正統派英国王族みたいな感じで良かったよね。
あのフリフリのシャツも似合ってたと思う。
あとはエマとピーターの体に入ったヘンリー。
エマとヘンリーは、あれだけしっくり来る親子と感じていたのに、エマとピーター(体のみ)の親子はもっとしっくり来る。
鼻かな?似てるのは。
身長もスタイルも本当の親子みたいだ。
そのヘンリーだけど、悪役も結構いけるね。
ヘンリーは最近少し大人になってきたので、こういう役が合うようになっているのかも。
そういえば今回のタイトルは原題も放題も同じで「新しいネバーランド / The New Neverland」だった。
そうなんだよね、レジーナの呪いは街の全員をそっくり連れて行って記憶を奪うだけでなく、時が止まるんだよね。
これは本当にピーターが望むネバーランドの姿だ。
これは「上手いこと考えたなぁ」と思った。

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