海外ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト S3 E9 / 交差」
シーズン3になって、あまり感想を書いていないパーソン・オブ・インタレストだけど、
シーズン1,2と比べてクオリティーは維持しているし、緊張感もアクションも最高レベル、
面白さも十分、完璧に満足している。
感想を書いてない理由は、感想を書いているレギュラー番組が多かったから。
ということで、今回のパーソン・オブ・インタレスト、いや~ビックリした。
あのカーター刑事が死んじゃったよ・・・
思えばビーチャーの登場辺りから、対HRの役割がファスコからカーターに変わりつつあった。
さらにそのビーチャーの悲しい死は、カーターにとって非常に辛いものになった。
潔白だったビーチャーを最後まで疑っていたカーター。
あの頃すでに、カーターの死は規定のものだったんだろうね。
それにしても、パーソン・オブ・インタレストの中で重要な悪役を担ってきたHRが崩壊か・・
別にHRのファンということはなかったけど、パーソン・オブ・インタレストのファンとしては、
この結果は少し残念な気もする。
カーター刑事の死とHRの崩壊は、ファンにとってそれぞれ想うところがあると思うので、
今後は別の感想を。
まず今回すごく気になった会話が1つあった。
それはルートとフィンチの会話で、ルートが言った「リースの前にも部下がいた・・」と言うもの。
今までフィンチは過去のパートナーについて語ったことはなかった。
ネイサン・イングラムを失くした後、相棒がいたという話はなかったはず。
でもあのフィンチの驚きぶりからすると、間違いなくいたみたいだね。
それにしてもルートはどうやって気づいたのかな?
マシンは未来を見るけど、過去は語らないはず。
ルートのことだからネットで調べたのかもしれないけど(笑)、いくらなんでもそんな情報が
載っているわけがない。*フィンチだから
とすると、フィンチの態度や経歴から、推測をしたということかな?
そのルートとフィンチの会話では、もう一つ無視できないものがあった。
それは「ルートがマシンのプログラムコードを書き換えたね?」というフィンチの問い。
あれ?マシンのプログラムは例えフィンチでも書き換え不可能とされて
いるんじゃなかったかな?
ただそのフィンチの問いに、ルートはハッキリと答えてはいないか・・
でもその後の会話を聞く限り、YESに感じるよなぁ。
過去のフィンチVSルートの知能戦では、ややルート有利だったので、
ルートがフィンチの上を行ったということなのかな?
それが「親密」の意味なのか、それとも別の何かがあったのか?
それからルートが最後に言った「私を信じて」という言葉。
あれはウソに聞こえなかったし、今もルートの中にはフィンチに対するリスペクトがある。
これはリースやショウには見せない面だよね。
ルートはソシオパスなんだと思うけど、フィンチ以外の人間を軽く見ているよね。
ただ3話ぐらい前のエピソードで、ルートとショウが組んだものがあった。
あれはイカしてたよね。
超シンプルに任務遂行だけを優先し、悪党に容赦する必要無しと同じように考える女2人。
このコンビは、ある意味フィンチ&リースより刺激的だった。
今回もショウはルートの能力を使うことをフィンチに勧めていた。
このコンビはまた見てみたいと思うな。
ただフィンチ&リースの完全な敵役としては、あまり見たくない。
別働隊あたりがファンとしては最適かな?(そうはいかないだろうけど)
最後にカーターについてもう少し。
まあ前回の流れから、もしかして?とは感じていたので降板するのかな?
なんて思っていたけど、死とはね・・・
最後にリースと少しロマンスがあり、元のダンナも更生し息子も安心。
いまだにルートをミス・グローブスと呼ぶフィンチにファーストネームで呼ばれた。
ファスコとの友情も短かったけどいいものだった。
最期の言葉に続くのは、「この仕事をやめないで」だったのか、リースに対し
「自分を見失わないで」というつもりだったのか。
やっぱり、お気に入りドラマのレギュラーが退場するときは、なんとも言えない
寂しさが残るねぇ。

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