海外ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト S4 E2 / オウムガイ」
S4・2話目となる今回のパーソン・オブ・インタレストだけど、AXNが最速で放送している意味が
よく分かるぐらい、今回も面白かった。
感想を一言で表すなら、「これだよ!」かな。
これが見たかった。
ナンバーが出た人物はギリギリの状況、救おうとするチーム・フィンチのメンバーは
被害者か加害者かも分からず捜査を開始、そしてストーリーが進むに連れ明らかになる
背後にいる強大な敵。
本当のパーソン・オブ・インタレストが帰ってきた。
そしてシーズン4をさらにスリリングにしているのが、「不利な状況」だろうね。
今までは数では劣るが、マシンの情報力で常に圧倒的有利な状態を作っていた
チーム・フィンチ。
でもシーズン4の環境は、サマリタンの支配下。
ただ、サマリタンが絶対悪か?というと、そこもまだわからない。
旧デシマにしても、完全に悪とはまだ言い切れない。
ところで今回。
ナンバーが出たのは、チェスの世界王者で天才的な頭脳を持つ女学生。
前途有望だった天才少女が、突然チェスを辞め、学校もリタイア状態。
さらに数日前には銃を購入・・・
捜査に乗り出すリース、未だマシンへの信頼を失っているフィンチ。
とりあえず行動したいショウと、相変わらずよくわからないルート。
結果から言うと、フィンチがチームに戻ることになった。
そして前回の最後、フィンチが見たものは新たなアジトだった。
これで体制が整ったんだけど、これはシーズン1の最初と同じような感じだ。
あの時はフィンチがリースを引き込んだけど、今度は逆。
そういえばパーソン・オブ・インタレストのシーズン4では、過去のシーンを
リメイクするようなシーンがよくある。
今回で言うと、ハッキングを仕掛けたフィンチに、ナゾの相手が逆にフィンチを
ハッキング、現在位置を追跡されるというシーン。
これはシーズン1でルートが初めて登場した時(正確には顔は出していない)と同じ。
そして今回の天才女子学生、フィンチもルート自身も認めているように、
今の環境が昔のルートにそっくり。
ルートの場合は子供の頃、親友を変質者に殺され、助けを求めた大人に相手にされず、
自分が復讐する道を選んだ。
そして今回の学生と同じように、ルートも天才少女だった。
この学生が、結局はサマリタンの採用テストに合格し、配下に加わったらしい。
そしてここでの演出も面白かった。
軍事企業に狙われ絶体絶命の状況で、生きることを諦めた時、何者かに救われる女学生。
そこで鳴った携帯電話に表示されたテキストは、「私があなたを守る」。
この演出は、ビジュランスのコリアーが、兄を亡くしFBIに門前払いされた時と同じだ。
あの時のテキストメールは、グリアーが出したものだと思ったけど違ったんだなぁ。
最後に今回の天才学生について。
役名はクレアー・マホニー。
女優は「クイン・シェパード」。
クイン・シェパードは、ホステージのモーガン役で書いたことがあった。
その時も書いたけど、クイン・シェパードはリアルでも天才的なんだそうだ。
そういう特殊な能力があると、配役にも恵まれるんだろうね。
ま、気持ちがわかるからもあるだろうし、理解するのも速いのかな?
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コメント
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