海外ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト S4 E5 / 勝利の予言」
今シーズンのパーソン・オブ・インタレスト・主要キャストは、全員身分を偽って生きる事で
サマリタンの追跡をかわしている。
そんな中でリースの刑事が一番合っていないような気がする。
これ、別に否定しているわけじゃないんだけど、こういうスタイリッシュな刑事って
現実にはまずいないよね。
しかもNYPDでしょ。
まあそれでも、だんだん慣れてきて、少しずつ違和感が消えてきた。
そういえばフィンチが、毎回職業を変えるルートを大変そうだとか言ってたけど、
潜入する機会が多いのはショウも同じ。
シーズン4では、美人二人がいろんなカッコで楽しませてくれる。
ストーリー面では、マシン構築初期段階の回想シーンが今回から始まった。
この時点からネイサンが関与してたんだねぇ。
しかもこの時、フィンチは完全にAIを制御できていない。
ネイサンのID/パスの入力とか、今のフィッシング詐欺の手口だもんなぁ(笑)。
こういう回想が入るというのは、反対側にサマリタンがいるという意味だと思うけど、
そのサマリタンはかなり慎重に行動している感じ。
意図は不明だけど、わざわざ不正投票で勝たせた市長を殺し、副市長を繰り上がり
当選させる。 ここにどんな具体的な理由があるのかわからないが、
こんなことをやるのは、いかにサマリタンでもおおっぴらに人類を制御するのは無理という事だ。
そして前から不思議に思ってたことが、今回ひとつ解決した。
それはルートなんだけど、ルートは完璧なAIが人類を仕切る事に賛成派だ。
でもなぜかサマリタンには与しない。
グリアにも言われていたように、グリアとルートはかなり近い思想の持ち主。
ところが一番ホイホイなびきそうなルートが、サマリタンにつく気はサラサラない感じなのは
なんでだろう?といつも思っていた。
その答えはフィンチだとルートは言う。
これはフィンチの思想や判断の基準が、マシンの判断の基準になっているからだね。
というか、マシンの人格はフィンチそのもの、もしかしてネイサンかな?
いや、ルートはマシンを「彼女」と呼び、フィンチも全く否定しない。
まだ説明されていないけど、ここには何かあるよね。
そのフィンチ的な考え方をするマシンにルートは通じるものがあるみたいだけど、
ルートが死に急いでいるのは過去の精算だそうだ。
前にマシンはルートに何を話したんだろう?
あの社会病質者がいきなり更生するぐらいだから、なにか特別な事だろうなぁ。
そして今回の相手、サマリタン(グリア)側の殺し屋?フィクサー?のブロンド女。
やっぱり彼女はサマリタンと直接交信していた。
ルート風に言えば、サマリタンのインターフェース。
ゴッドモードVSゴッドモードは、凄腕ゲーマーの戦いみたいで面白かった。
彼女の名前はマルティーヌだった。
それにしても今回のグリアが登場するタイミング、グリアとマルティーヌが密談するタイミング、
両方完璧な演出だった。
あとは今回のルートの行動で、サマリタンはマシンが生きていること、そしてフィンチらも
生きていることを確信した。
それでも今のところプログラム上、サマリタンは彼等を捕捉することは不可能。
マルティーヌの存在意義は、マシン派の撲滅かな?
で、最後のフィンチの行動。
マシンに本心・目的を確認するのかな?
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