海外ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト S4 E6 / 偽装」
今回のパーソン・オブ・インタレストはフィンチが香港、リースがNYという、
事実上の2本立てだった。
まずフィンチの方だけど、前回の最後にマシンとついに直接会話を交わしたことから、
直に支持を受けるようになったらしい。
ここの部分は劇中で全く触れられていないので正確なことはわからないが、
このタイミングでいきなりフィンチが単独で香港に飛ぶというのはそういうことだと思う。
そのフィンチのミッションだけど、香港で出会った(装った)女CEOとの接触だったようだ。
あとでサマリタンが彼女の論文に興味を持った~という話がグリアらから出た。
論文とは、「人工神経網」に関するものだそうだけど、サマリタンがこれに興味を示したと。
マシンも似たようなルートから、この論文に辿り着き、サマリタンが欲することを予測、
そしてフィンチに指令を出したということかな?
このフィンチのミッションだけど、いつもはこれをルートがやっているということだろうね。
ルート一人じゃ足りないからなんだろうけど、前回の会話でフィンチとルートにも
信頼関係が生まれたという意味もありそうだ。
ところでフィンチと彼女はお似合いだったけど、いずれはそうなるのかな?
あのお相手、なかなかいいキャラだったので、育ったら面白いかも。
そして今回のメインだったNYギャングの覇権争い。
やっぱり始まったイライアスVSドミニクのシマ争い。
ココのところ優勢だったドミニクに、イライアスが反撃を始めたというシチュエーション。
もちろんこれは単なる背景で、メインストーリーはスーツの男になろうとした男の話だった。
この男、名前はウォルター。
しがない保険会社勤務のサラリーマンなんだけど、過去に趣味だった警察無線の盗聴から、
街を守るヒーロー「スーツの男」の存在を知り、彼に憧れたということだ。
そして今回は憧れただけでは気が済まず、消えたスーツの男の代わりに
街を守る行動にでた。
このウォルターは完全なコメディーなんだけど、ハットにトレンチに口ヒゲというルックス、
自分のことを「ジャック・フォージは~」と話すところなど、設定が徹底していて面白かった。
しかもこの「ジャック・フォージ」は完全なリースのフォロワーとして造られた人物。
本物と出会い、どんどん本物のクセを吸収していく(笑)。
そのジャック・フォージに、あの極悪非道な殺し屋「スカーフェイス」を仕向けるところは
いいセンスだよね。
さらにあのバカでかい銃といいい、とにかく徹底して細部にこだわっていて、
今回は笑えるだけじゃない面白さがあった。
今回の邦題は「偽装」、原題はプリテンダーだったけど、NYでは保険屋が
ジャック・フォージを名乗り、マン・イン・ザ・スーツに成りきる。
そして香港ではフィンチが教授の仮面をかぶり、マシンの指示の下
女経営者に接近。
この設定も面白かった。
さらにずっとナゾの仮面をかぶっていたドミニクがイライアスと対面。
このドミニクだけど、今後どういう役割を担うのかな?
ドミニクとイライアスに因縁があるのはわかったけど、ギャングの抗争とサマリタンに
一体何の接点が生まれるのか?
ここは今後注目だと思う。
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