海外ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト S4 E12 / コントロール」
今回のパーソン・オブ・インタレストの邦題は「コントロール」。
パーソン・オブ・インタレストで言うコントロールとは、もちろん人名。
以前はマシン(リサーチ)を使い、現在はサマリタンを使い、テロを未然に防ぐ国家組織の長、それがコントロール。
エピソードの冒頭からコントロールの過去のムービーが流れる演出は、今までのパーソン・オブ・インタレストを思い返せばコントロールの死を予感させるけど、さあ結末はどうなるだろう?
まず今回面白かったのは、コントロールの組織がどうやってマシンやサマリタン(リサーチ)を使い、どうエージェントに指示を出しているのか?この作戦の一部始終が見られたことだ。
そしてコントロールの指示を受けるのはショウの元同僚(後輩)。
彼がが出演し、相棒の美人もいることから、面白さも期待感もアップ。
そしてこの組織の動きを見る限り、コントロールの組織のほうがフィンチの組織より、より計画的で正確なのがよく分かる。
まあ国家組織なので当たり前なんだけど、訓連された人員が多いと有用リストでもアッという間に片付けられるんだなぁ。
それからコントロールの指示も的確で、有能なのがよく分かる。
それからコントロールの組織にもサマリタンサイドの人間がいて、一部始終を見張っていた。
ここでわかったのは、コントロールは名前だけで実はサマリタンサイドがすべてを掌握、コントロールしていた。
ところで今回、10分過ぎてもレギュラーメンバーが誰も出てこない。
15分前後でようやくファスコが映ったけど、それもニュース映像越し(笑)。
徹底してコントロールがメインの展開、結末がますます楽しみに・・・
今回のストーリーの内容は、サマリタンから送られた有用リストのターゲットはテロを計画する4人のアラブ系の男たちで、もちろん抹殺の指令。
サマリタンの情報から3人は簡単に射殺。
だが4人目がいるはずの場所にいない・・・
コントロールはこの時点で異変を確信。
アラブ人の持つPCのハードドライブを破壊することを望むサマリタンと、ハードの中身の解析を主張するコントロールが対立する。
ここでサマリタンの意思を無視したコントロールが単独行動。
だがサマリタンはすぐにコントロールを捕捉、警告する。
仕方なくサマリタンの指示に従うコントロールだが、サマリタンの作戦を邪魔している2人のマスクの男女がいることを護衛から聞かされる。
そして逃げたアラブ人を捕まえるまで、あと一歩と迫ったコントロールの後ろから対戦車砲を打ち込んだのはリースとルートのコンビだった・・・
この時点で約25分。
やっとレギュラーメンバーの登場だ(笑)。
それから冒頭の会話でも明らかになっていたけど、どうやらショウは生きていて何者かに捕まっているようだ(正確にはまだ生死は不明)。
ただ何者かと言っても、コントロールの組織かサマリタン直属の組織しかないんだけど。
そしてストーリーは最終局面へ。
フィンチのメンバーに拉致され、ルートに拷問されたコントロールだが、最終的にはサマリタンから何も知らされていないコントロールでは、ショウの情報も引き出せないとしてフィンチらに開放される。
すでにコントロールは重要人物ではなくなっていたんだねぇ。
でも自分がそんな立場だと信じられないコントロールは逃走したアラブ人を追い、逃亡先で尋問し射殺する。
だが逃亡者にすらアンタは騙されていると言われ、その後証券取引所に赴くコントロール。
結局コントロールは死ぬことはなかった。
でもどうなんだろうね?
自分がすでに末端の人間と変わらないことを自覚したコントロール。
フィンチも言ったように、近いうちに殺されるのは確実だろう。
頭のいいコントロールがそれを察知できないはずがない。
こうなるとコントロールは何か別の行動を起こし、意味のある死を選ぶのかな?
今シーズンのどこかで、そんなシーンがあるような気がするね。

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