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パーソン・オブ・インタレスト S4 E17 / 業(カルマ)

パーソン・オブ・インタレスト シーズン4 PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット(完結)

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海外ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト S4 E17 / 業(カルマ)」

 

今回はシーズン1で多用されていた、キャラクターとマシンの過去の関係にフォーカスするシーンがメイン。

これは今回のナンバー対象者がセラピストだったことに関係がある。

このセラピスト、妻を何者かに殺された過去を持つ。

この男、普段は犯罪被害者のセラピストとして働き、そこで名前の出てくる悪党をハメて刑務所に送る~という、闇の処刑人風の活動を裏で行っていた。

 

そこで囮としてフィンチがセラピーを受けることになるんだけど、そこで彼の過去の話が・・・という感じ。

フラッシュバックシーン連発だったのは2010年。

パーソン・オブ・インタレストでのこの年は、あのネイサン・イングラムが死んだ年に当たる。

 

今回メインになったのは、ネイサンの死の後にフィンチが取った行動(正確には取ろうとした)。

あの後、フィンチは爆弾を作り、当時政府のノーザンライツ計画担当者だったアリシア・コーウィンを殺そうとしていた。

これは今まで明かされていなかった事だけど、やっぱり彼ほどの人格者でもこういう過去はあるんだなぁ。

 

しかも面白かったのは、アリシア爆殺寸前に公衆電話が鳴ったことだよね。

その前の件もあるし、あのタイミングで、ただアリシアのナンバーが出たとは考えにくいので、マシンがフィンチを止めようとしたって事だろう。

この時期で、マシンはここまでフィンチの理念みたいなものを理解していたのに、結局は記憶を持たされることはなかったんだよなぁ。

 

でも、パーソン・オブ・インタレストのこの頃の話は本当に面白い。

フィンチとネイサン、アリシアら政府、それに平行して関わっているリースやカーラやスノウのCIA、さらにその影にデシマ。

この部分のスリリングさでは、最近のサマリタンの話より当時のストーリーの方が断然上だ。

 

それに今回はリースの過去の話も久々に出た。

リースはCIAでの活動や教育で感情を失っているみたいだ。

元婚約者の死でそうなったのかと思ってたけど、今回のセラピーシーンを見ると、どうもそうではないらしい。

CIAの非人道的な仕事で、ある意味正気を失ったんだろうね。

 

そしてラストシーン、ここも面白かった。

セラピストの妻殺しで7年服役した男の件だ。

これはどっちとも取れるので、悩むところだ。

正直、答えを教えてくれよ!という気持ちはあるけど、この演出もパーソン・オブ・インタレストらしい。

これ、どこかで種明かしをしてくれるのかなぁ?

ん~気になる。

 

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