海外ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト S4 E18 / 賞金稼ぎ」
最近のパーソン・オブ・インタレストではレギュラー予備軍みたいなゲストが多くて、まるでオーディション状態。
でも、それが完全に良い方に出ていて、ゲストもレギュラーを掴む為にガンガンアピールしている。
そんな今回も過去に印象を残した2キャラクターが再登場。
1人は前に香港でフィンチと議論し、少しあやしい仲になっているベス。
香港でのベスとフィンチの出会いは、もちろん偶然では無いんだけど、ベスは偶然と信じているという設定。
このベスをフィンチが本気で惚れている事が今回わかった。
そしてベスはサマリタンに意図せずして協力している格好になっていて、それをルートが狙うという、今回はとても複雑な関係が描かれていた。
さらにルートがマシンを無視、マシンはフィンチにベスのナンバーを送るという、複雑だけどわかりやすい?設定まであった。
ここで驚いたのが、あのルートがマシンの指示に背いて、フィンチを守ろうとしたこと。
これがそのままマシンがフィンチを見捨てたとは言えないんだけど、マシン=フィンチ=ルートの関係はこれから面白くなると思う。
今回のストーリーは、このIT系2人とAIのマシンの関係が、いつかこじれるという前振りのようにも感じた。
ただその1人目の再登場キャラ・ベスだけど、彼女は今回で一旦お役御免となった。
代わりに浮上したのが、現在レギュラーの本命候補筆頭「ハーパー・ローズ」。
ハーパーはモデルタイプのアフリカ系美人。
でも謎の犯罪者で、事あるごとにマシン派と対立する。
そしてハーパーは命知らずでもあるね。
前はドミニクと渡り合い、今回も別の犯罪組織と渡り合った。
この武闘派タイプのハーパーは、ショウの後釜として設定されているのが明白。
さて、ショウが帰ってくるのか?それともハーパーがショウのイスを奪えるのか? ここもナカナカ面白いと思う。
ただそのハーパーも安心していられなさそうなのが、今回登場したフランキーの存在。
フランキーも武闘派でショウタイプ。
こちらは少し小柄なブロンド美人。
ショウの後釜なら、フランキーのほうがしっくり来るかも。
このフランキーが邦題になっている賞金稼ぎなんだけど、リースを手錠につないでやり過ごしたり、警察手帳をスリ取ったり、やることがショウに似ている。
レギュラー昇格は別としても、フランキーも再登場確実だろうね。
リースといい仲になる可能性もあるし。
ということで、マシンとIT系の2人+ゲストのストーリー、リースと武闘派2人のゲストという全く別の2ストーリーを平行して組み立てた今回。
この不雑なストーリーをよくまとめたよなぁ。
面白かった。
そして、最近のパーソン・オブ・インタレストは、シーズン1・2の頃のダークナイト的なノリから、ダークナイトの前作「バットマン」みたいなノリになってきたように感じる。
今のストーリー展開や流れを、もっとダークな感じにしたら昔のバットマン的だと思うな。
そう考えるとジョーカーみたいな、ヤバくてカリスマ性がある残忍なイカレヤローが合うかもしれない。
それこそ、そのものになってしまうけど、サマリタン後というのを考えると、そんなのもアリかもと思う。
このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント