海外ドラマ「パーソン・オブ・インタレスト S4 E21 / 病棟」
シーズン4も、ついにあと2話というところまで来たパーソン・オブ・インタレスト。
まず最初に言いたいのは、今回のエピソード中で日付に言及するシーンがあったんだけど、それが5月6日だった。
5/6が何なんだ?って話だけど、これはそれだけ日本放送が早かったってことを言いたいのよ。
とうとう日本の海外ドラマにも、こんな日がやってきたんだと、なんか嬉しかったね。
ここまでのスピードというのは、今後なかなか難しいと思うけど、局にとってもこれが金を生む一番の近道だから。
努力は実ると思う。
で、今回のストーリーは予想通り「対サマリタン」、そして「ルートVSマルティーヌの決着」だった。
ただ予想外だったのは、マルティーヌの件はシーズン最終話だと思っていたことと、サマリタンと同時進行でイライアスVSドミニクもクライマックスを迎えたことだ。
マルティーヌに関しては、グリアの一言、「自分が重要人物なんて考えていない」というのがあったので、それを地で行ったということだと思う。
サマリタンの支配する世界では、個人の重要性はとるに足らないこと・・という意味なんだろうね。
今シーズン重要な役割を果たしてきたマルティーヌをここまで簡単に片付けたのは、演出だけで見るなら効果的だったと思う。
次にイライアスVSドミニク。
これはなかなか粋な復讐だった。
イライアスはこの復習を仕組むため、この計画をしたらしいけど、この後のプランは本当にないのかな?
いくらなんでもそれは無いと思うけど・・そういえば、あの会計士?イライアス、スカーフェイス、と3人組の幼なじみが出てきていない。
途中でイライアスの隣で銃を構えていたのがそうだったのかな?
ま、ここは隣にリースとファスコがいるし、あのレギュラー候補のオンナもいるので、最終話で劇的なシーンが有るだろう。
もしかすると、マシンのナンバー通りに、共倒れという結末かもしれない。
なんかイライアスの言動からは、そんな風に見えたけど・・
そして今回、予期せぬ登場人物がすごいインパクトを残した。
そう、コントロールだ。
ISA時代のように、重要人物を拉致し、用がなくなれば容赦なく撃ち殺す。
ノーザンライツ計画を指揮していた頃のコントロールが戻ってきた。
気合も戻ってきたのか、サマリタンから身を隠し、旧デシマの野望を打ち砕こうとしているコントロール。
でもこのシーズンファイナルでこの行動というのは、おそらく次回がパーソン・オブ・インタレストでコントロールを見る最後になるんだろうね。
もしかして、彼女が重大な役割を担うのか? それともグリアにコロッと排除されてしまうのか?
ここは次回が楽しみだ。
そしてショウ。
ショウは洗脳でもされたかのような感じだったけど、これも次回でハッキリしそう。
いくらサマリタンやグリアに捉えられていたとしても、筋金入りのショウがペラペラ喋るとは想像できない。
そうすると、ここにも何かあるのだろうか?
ショウに関しては不明だけど、文字通り頭を割られそうなルート、目的のために容赦なしのコントロール、友の敵討のために命を捨てるイライアス、絶体絶命のピンチにも全く動じないリース、みんなホンモノの筋金入りだ。
もちろん一番のお気に入りは、ドミニク一派の拷問にもアメリカンジョークで応じる、タフガイ・ファスコ。
シーズン1での、アノ汚職警官ファスコが、ホンモノの男になるんだから。
シーズン4は、ここまでJJ・エイブラムス的なストーリーでずっと来たけど、このファイナル目前の数話からジョナサン・ノーランのカラーがずいぶん出てきた。
この男っぽい(女もいるけど)骨太なストーリーは、シリーズ当初のパーソン・オブ・インタレストに近い雰囲気だよね。
そしてもう1つ。
今まで一度も捕捉されたことがなかったマシンの現在位置。
次回はそこにも踏み込むのかな?
そうなるとシーズン2の最終話を思い出すけど、さあ次回はどうなるだろう?
一気に全てが解決!というのを、期待してみようか。

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