海外ドラマ「レイジング・ザ・バー S2 E3」
邦題は「ボタンを巡る駆け引き」。
前に書いたけど、S2のE1と2を見た感想はガッカリ。
で、今回のE3なんだけど、ちょっと感想が難しい。
このエピには2つの事件があって、
1つは邦題にもある事件で、主人公のケラーマンが扱う。
もう1つは検事マーカスvs弁護士ロズが担当する差別事件。
まず邦題のボタンの方は、まるで話にならない。
S1で正義の弁護人だったケラーマンが、
仕事をおろそかにしすぎ。
S1の彼は大好きだったけど、2では問題外だ。
役者の話じゃなく、役の話ね。
でももう1つのストーリーは、まさにレイジング・ザ・バー。
これを待ってたんだよね。
事件の内容は、ゲイの男性が3人組のアフリカ系若者に
暴行され骨折などのケガをするというもの。
焦点はゲイを理由にした差別的な暴行だったのか?という事。
訳では憎悪犯罪としていたけど、単なる暴行とは刑期が10年以上違う。
これ、実際は双方共に汚い部分があるのだと思う。
内容は違うけど、日本でも似たような暴行事件はある。
この判決では加害者が一方的に断罪されたけど、
おそらく実際は違うと表現したかったのだろう。
たぶん両者がウソの証言をしていて、
共に憎悪があるという事なんじゃないかな?
この件の感想は避けるけど、ドラマとしてはマーカスの弁舌が素晴らしかった。
セリフも演技も完璧、被告も好演だと思う。
レイジング・ザ・バーはアメリカの裁判がどういうものかを
よく表現できている凄いドラマなんだよね。
残り10話と少し。
本心をいえば、まだかなり期待しているし、
応えてくれそうな予感がしている。

このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!