海外ドラマ「スキャンダル 託された秘密 S3 E11 / サリーの逆襲
何かと対立の多かった大統領と副大統領が、ついに全面戦争に突入!という今回のスキャンダル。
この2人による大統領選のポイントはいくつかある。
まずはサリーのダンナ殺し。
そしてそれに伴うサイラスの関与(証拠隠滅)。
さらにこの事件をサイラスの同志であるオリヴィアが追い回す件。
でもこれは両者クロなので、事実上イーブン。
次に単純な選挙だと、スキャンダルを起こした現大統領が不利という現実。
ただここもそこまで決定的な差ではなく、討論の優劣でも覆るような微差だ。
それからB-613。
これは前長官(オリヴィアの父)がサリー側についたので、圧倒的にサリー有利。
最終的に撃墜事件を切り札にできるので、サリーの補佐官レオは勝利を確信しているだろうね。
ただ今回の一話で分かったことがある。
それはこの段階で早くもサリーの敗北を予告するメッセージが出たこと。
それはもちろんサリーが実は壊れていたということだ。
今回の冒頭のオリヴィアの話でもあったけど、サリーはキリスト教原理主義者。
中絶の件はあったとしても、もともと過激な原理主義だ。
そのサリーがダンナを刺し殺したことで、イカれた狂信者になってしまった。
これはレオとサリーの会話でわかったことだけど、この1シーンでサリーの敗北は確定。
なので、この対決は大統領ファンもオリヴィアファンも安心して見ていられるだろうね。
でも、ここもさすがだと思うな。
このスキャンダルは徹底的にドロドロした人間の争いをネタにする。
もちろんこのやり方は正しいよね。
それこそがこの人気ドラマを支えているわけだから。
そのネタなんだけど、ハリソンはアドナンの件がこれから盛り上がりそう。
まだアドナンが何者なのかわかっていないけど、今までを考えると期待できるだろう。
逆にローゼンとサイラスのパートナーの件はあまり期待できそうにない。
この2人は過去の事件で完全な負け犬になっている。
少し波風を立てることはできるけど、そこは所詮負け犬。
勝負できるキャラじゃあない。
あとはクィン。
クィンがこの先どうするのか不明だけど、いずれはポープ事務所に戻るのかな?
個人的には対立関係にいたほうが面白いとは思うけど・・
そしてやっぱりこのドラマの中心にいるのはメリーとサイラス。
この2人のイカれコンビが中心にならないとスキャンダルは始まらないんだけど、今回はこのコンビの片割れ、「メリー」に問題発生。
大統領が次期副大統領に撰んだのは州知事時代の副知事。
この元副知事(現カリフォルニア州知事)ニコルズが面白そう。
この男、イケメンのスポーツマンなのに未だに未婚。
このパターンはゲイか?と話題になるのが普通だけど、このニコルズはスーパーモデルや女優など、有名セレブに頻繁に手を出して話題になっている。
もちろん、カモフラ・ゲイ疑惑も消えないんだけど、実はメリーに惚れていたというオチ(笑)。
ほんと、こういう下品なことをよく次から次へと思いつくと感心するわ。
それから今回見ていて感じたけど、海外ドラマの吹き替えも悪くないよね。
海外ドラマでは普通の日本人が絶対に使わないような単語がよく出てきて、それが本当に笑える。
例えばスキャンダルでよく使われるのが、「お盛ん」、「抱く」、「寝る」、とかとか。
今回は「乗り心地」だってよ(笑)。
正確には前回からだけど、その前回の大統領とオリヴィアのオヤジの会話とか、バカらしいけど下品過ぎて笑えるよ。
まあ、このドラマはこういうのを思いっきり楽しむのがいいだろうね。
このブログの記事を書いています。海外ドラマを一緒に楽しみましょう!
コメント