海外ドラマ「スキャンダル 託された秘密 S4 E2 / 大統領のスピーチ」
WOWOWでシーズン4が始まったスキャンダル。
今までこのスキャンダルの感想では、悪いこと、良いこと、悪いこと・・みたいに、あまり良くない感想を書いてきた記憶がある。
でも、このドラマは只者ではない。
人間のイヤ~な部分を女性目線で描いているのがこのスキャンダルの特徴なんだけど、その見せ方のエグさ、そのイカれたセンスは正直すごいと思う。
今回はシーズン4の2話なんだけど、イヤな部分を見せるという意味では、ファーストレディの「メリー」がまずはターゲットに。
このメリーは、ここまでのスキャンダルで助演女優賞級の活躍をしてきていて、おそらくアノ敏腕プロデューサーのお気に入りになっているだろうと予測できる。
前シーズンで息子を無くしたメリー(というか大統領夫婦)、そのショックから過食症気味になり、不潔になっているという設定(笑)。
こ前シーズンまで、ビシッとスーツを着こなしてきたファーストレディに、ここまで落ちぶれた演技をさせるとはねぇ。
ただ屋外でパジャマのままポテトチップスのデカい袋やチキンをバリバリやっていても、全然下品に見えないのはこの女優さんの品の良さだと思う。
メリー役の女優、名前は「ベラミー・ヤング」。
すごく良い女優さんだと思う。
そして今シーズン、設定的に変わったのは、オリビア・ポープ&アソシエイツのメンバーからアビーが外れたこと。
アビーはなんと、大統領の広報になっていた。
ハリソンの死(退場)というのもあったけど、インパクトとしてはアビーの広報官就任のほうが大きい。
あと、クインとハックだけど、ハックはこれといって設定の変更は無し。
クインの方は、少しセクシーになった感じ。
もともと美人のクインだけど、前シーズンから本領発揮、今シーズンはもう少しいい意味で地味にセクシーさを見せていると思う。
これはきっと、今後何かの意味を成すんだと思う。
そして主役のオリヴィアだけど、ここも大きな変更は無し。
相手役のフィッツ・ジェラルド大統領も大きな変更は無い。
ついでにサイラスも変更なしだ。
大きな変更でいえばもう一つあった。
それは新キャラの「エリザベス・ノース」を演じる、ポーシャ・デ・ロッシ。
この人は有名人なので、いまさら説明は必要ないと思うけど、ずいぶん貫禄が出た印象があるね。
今回の役は、鋭くて冷酷な野心家。
まずはサイラスに罠をハメようとしているけど、彼女の黒幕は、副大統領か? 次期民主党候補か?
さあ、誰だろうね?
それにしてもサイラスと、あの男のラブシーンにはマイッタな(笑)。
ジェームス・ノヴァックとのヤツも相当にエグかったけど、今度はもっとだ。
全く、ここまでエグいシーンを撮らせる、この女プロデューサー、さすがとしか言いようが無いね。
シーズン4に入ってのスキャンダルは、なんとなく静かな立ち上がりなんだけど、この後一体どんな展開になるんだろう?
B-613の件は、もう面白みに欠けるので期待できない気がする。
そこでエリザベス・ノースに一番期待がかかる。
先が読めなくて今のところモヤモヤしてるけど、今までのパターンからすると、いきなりドカーンと話が進む手法を使ってくるんだろうね。
それともオリヴィア事務所の再建が先なのか?
そういえばデヴィッド・ローゼンの司法長官は確定だと思うけど、彼にはなにをやらせるんだろう?
ここも意外と重要になるんだと思う。
( 写真 abc )

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