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スキャンダル 託された秘密 S4 E8 / 最後の晩餐

スキャンダル シーズン4 スキャンダル 託された秘密

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海外ドラマ「スキャンダル 託された秘密 S4 E8 / 最後の晩餐 」

 

今回のスキャンダル、まずは前回の続き、オリヴィア、フィッツ、ジェイクの話し合いでスタート。

オリヴィアを巡って2人の大人の男が自分の主張をする、女の方はどっちにつくこともできず、でも最後は女が締める・・

この3者会談はわりと普通の内容だったけど(第二部もあった)、フィッツとジェイクの会話は結構面白かった。

 

息子の殺人事件よりオリヴィアの件でこの前ジェイクをボコボコにしたフィッツ。

それをよく知っていて南国でオリヴィアと一緒だった事をアピールするジェイク。

こういう子供っぽい争いを皮肉を混じえて煽るのはアメリカ人は上手い。

人気の映画でも、相手へ堂々と皮肉を言うシーンとかは面白いよね。

さらに堂々と「水に流そう」とか言うフィッツも笑えた。

2人が水に流すわけが無いんだけど、こういうバカバカしいシーンは見ていて楽しい。

 

ただ最初に書いておくと、やっぱりB613の件はいただけない。

今回もオリヴィアがオヤジ(ローワン)をハメるんだけど、こんなのがワナだなんてスパイのボスでなくても分かるって。

結局ローワンの反撃にあって、大統領もオリヴィアも痛手を負うことになる。

ここはねぇ、少し現実離れしていて興ざめするよ。

世界最強の軍隊、しかも大統領命令を直接受けるほどのアメリカ軍の精鋭が、自国内でアレはないよなぁ。

いくら相手がB613でもアレはリアリティがない。

それにローワンもB613も裏とはいえ政府の機関だから。

米軍と交戦するってのは・・・

 

でもそれ以外は今回も面白かった。

まずはサイラスとマイケル。

マイケルがサイラスの情報をエリザベスに売らなかったというのは、少しバカらしい気もするけど悪くなかった。

ま、こういうオチも有りだ。

そうだ、もう一つダメな事があったな。

サイラスといえば、マイケルを送り込んだ相手がエリザベスだと前回突き止めた。

そしてその対処をオリヴィアに頼むんだけど、その直前にオリヴィアはエリザベスに電話盗聴の件で調査依頼を受けている。

 

この盗聴の犯人こそサイラスなんだけど、この件が判明した時点でサイラスの頼みをオリヴィアは蹴らないとダメだよね。

いくら友人だと言っても、オリヴィアは弁護士だから。

倫理以前にルールだからねぇ。

これは利益相反どころじゃない、犯罪でしょ。

この設定の甘さはスキャンダルの場合最初から感じられたけど、こういうのだけは現実にそって脚本を書いてほしいよなあ。

 

話を戻すと、サイラスにマイケルを送り込んだエリザベス。

オリヴィアとサイラスの反撃は、彼女の周辺調査。

この話の少し前、これは今回のオープニングシーンなんだけど、ここでほぼなんの脈絡もなく副大統領の車が爆破されるシーンがあった。

このシーンの後に副大統領とメリーが再会し、また関係が始まるってのがあった。

これなんでかな?なんて思っていたら、なんとエリザベスの本命の相手は副大統領だった。

しかもクビアックの雇い主が副大統領かエリザベスだと判明した。

 

ん~、こういう抜け目なさがこのスキャンダルのイイところ。

シーズン開始当初からのフリが、このシーンに繋がるとはね・・・

そうすると爆弾事件も副大統領の主導なのかな?

今のところ分かっているのは、オリヴィアを付け狙っていた黒幕が副大統領とエリザベスだったということ。

エリザベスの役職は共和党委員長。

エリザベスは共和党の重鎮中の重鎮、そしてこの相手に副大統領となると、2人の狙いは次期大統領という事なんだろう。

 

ただフィッツは大統領2期目なので、今の時点で委員長と副大統領がフィッツを降ろす事を望むのかな?

2人は約3年後の次期大統領選で頑張ればいいだけなのに、この時期に活発に活動するということは大統領を辞任させて選挙無しで副大統領の格上げを狙うという事か・・・

まあ、何か急ぐ理由があるんだろう。

 

そして同時期に大統領&オリヴィアと対立する事になったローワン(B613)。

時期的なものを考えると、副大統領&エリザベスとローワンが組むというのは考えられる。

ついでに言うと、都合のいいことにクビアックが今回死んでいる。

副大統領とエリザベスがローワンを番犬に雇うというのはあり得る。

ただ2人よりローワンのほうがウワテという可能性もあるね。

 

ストーリー以外だと、今回はオリヴィアがすごく目立っていた。

彼女がカッコ良くてキレイなのはいつものことなんだけど、今回はなんとなくいつも以上によく見えた。

この人はエキサイトしている時より、落ち着いて話している方がいいと思う。

あとすこし感じるのは、オリヴィア・ポープのキャラに声優があっていないような気がする。

オリヴィアの地声はもう少し軽い感じなんだよね。

今の声優さんだと感情が出すぎているというか大げさに感じる。

ケリー・ワシントンの声、そして人物像は、吹き替えの印象よりもう少し軽い感じがあるので、字幕版も見てみると本来のオリヴィアのイメージが掴めるような気がする。

 

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