海外ドラマ「SCORPION/スコーピオン S1 E6 / 名画の行方」
オープニングはスコーピオンが偉そうな男に怒鳴りつけられるシーンから。
何かの捜査でスコーピオンがメチャクチャやり過ぎ、車両から公共物まで莫大な額をオシャカにしてしまったという話だ。
この件でまたまた窮地に立たされたスコーピオンは、政府の仕事から外され民間の仕事をすることに。
そして入ってきた案件は高額の名画をガードすること。
いくら高額な美術品でも、セキュリティなんてスコーピオンが扱う案件ではないよね。
ところが、前のカジノの案件のように、今回も依頼側に犯人がいるというストーリー。
そして今回のストーリーの目玉はウォルターの精神的変化。
超天才のウォルターは、礼儀知らずで感情がない。
感情がないから礼儀知らずなんだけど、これは偉そうにしているわけじゃなくて、そういう部分が欠落しているということらしい。
そういえば、そういう天才は感情が乏しいというのはよくある設定だよね。
たぶん実際にもそういう人が多いのだろう。
ウォルターは感情がないと言っても、スコーピオンのメンバーを大事に想っていたりという感情は持っている。
でも今回は別の感情が芽生える・・・
このウォルターの感情面、そして名画の贋作にかけた原題が「True Colors」。
このタイトルだと、シンディ・ローパーの曲が思い浮かぶけど、内容もまるっきりソレだね。
今回は政府の仕事の関係から、精神鑑定を義務付けられたスコーピオンのメンバー。
担当の精神科医の診断は妥当なんだけど、そこからもウォルターの感情面がクローズアップされる。
ここはウォルターに芽生えたペイジへの恋愛感情が、仲間を危険にさらしているというものだった。
これ、あるよね(笑)。
要はさ、男からすると特定の女にモテたくて、そっちを優先してしまうって事。
これは誰にでもあるだろうし、男女もあまり関係ないかな。
だから、True Colorsじゃないけど、ウォルターは感情が芽生えたというより、自分の本当の姿がペイジによってにじみ出てきた~みたいな演出なんだろうと思う。
あのNCIS LAのオバちゃんにも指摘されていたけど、この事をウォルターは普通に認識していた。
ただペイジがねぇ。
ここを簡単にくっつけると面白く無いので、かなり引っ張るんだろうけど、まあ最初の設定的にもペイジとウォルターは既定路線だよね。
そのペイジだけど、やっぱりああいう高価なドレスを着せると、キャサリン・マクフィーは映えるよね。
こういうシーンは確実にあるだろうと思ったけど、ドレス姿を見せることでウォルターが目覚めるってのは、わりと面白かった。
全然目新しさもないけど、こういうお決まりパターンは、それはそれで楽しめる。
結果的には犯人が最初の嫌なヤツだったというストレートな展開だったけど、ソフト路線・わかりやすい設定、スカッとする結末、こういうコンセプトがスコーピオンなんだろう。
それから、今回もハッピーが良かった。
彼女がメインのエピソードが早く見たい。
最後にスコーピオンのテーマ。
コレ結構、カッコいいよね。
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