海外ドラマ「SCORPION/スコーピオン S1 E21 / 二度目の裏切り」
アメリカのある研究所で、所内にサリンが流れ出すという事件が発生。
この事件はもちろん事故ではなく殺人。
それどころかサリンの性質上、無差別大量殺人になる可能性が大。
そこでスコーピオンが呼ばれ対処にあたるというのが今回のストーリー。
ストーリー上のポイントは2つ。
1つはケイブ・ガロとウォルターの関係に亀裂が入った事。
そしてもう一つは、同じくウォルターとペイジの関係が終わりかけていること。
要は孤独な天才ウォルターから、大切な人間が離れていってしまいそうな・・・という展開だ。
異常な天才は皆孤独だというのがスコーピオンではよく描かれているけど、今回はまさにそれにあたると思う。
ただケイブとの確執は過去の問題で、ケイブにもイロイロと言い分は有る。
確かにウォルターが怒るのはわかるが、他に選択肢が無かったケイブの身にもなれよ・・ってのが視聴者の本音だよね。
逆にペイジの方は。ペイジのバカママぶりが目立つ。
これも確かに犯罪捜査チームの近くにいれば、息子・ラルフの身が危険になる可能性はある。
でも、本人が猛反対するのは見えているし、そこを管理するのが親では?という気もする。
そのケイブだけど、今回ウォルターを怒らせた理由は例のバグダッドの件だった。
事の真相は、ケイブはバグダッドの空爆を3日前から知らされていたが、それを止めることはしなかった。
しかもウォルターに対してもその件を伏せていたというもの。
ウォルターは自分の設計した装置が空爆に使われ、さらに一般市民を虐殺するとは考えてもいなかったので、そのショックは計り知れない。
今回ケイブが閉じ込められた研究員に「信じてくれ」と言った事にウォルターが激怒したのも、気持ちは理解できるよね。
どんな理由があろうが、簡単に信じろなんて言うものじゃない。
この邦題にもなっているケイブのウォルターへの2重の裏切りが今回、そして次回(シーズン1最終回)のメインテーマということになった。
そしてペイジなんだけど、これがまたアホらしい決断で・・・
まあ、スコーピオンにいて、ウォルターのマネをしていればラルフも危険だけど、だからといって元ダンナと一緒に引っ越しするかな(笑)。
これは次回で簡単に解決するか、シーズン2のどこかでラルフの気持ちを理解したペイジがスコーピオンに戻る~という流れになるのは当確だよね。
なのでここはあまり面白みが無い。
今回はハッピーとトビーの話がほんの少し、シルベスターと姉さんの件は言及なしだった。
完全にウォルターに絞ってストリーが進んだけど、さて最終回はどうなるんだろう?
まさかスーパーカーの事故で死んじゃったってことも無いだろう。
そう考えると、あのスーパーカーをオシャカにしたことで、あの大金持ちに何か要求されるのかも。
そうなるとしたら、もちろんウォルターのヘッドハンティングだろうね。
でも意外とあの金持ちが悪党だったりして。
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