【予想以上!】ストレンジャー・シングス3の感想

ストレンジャー・シングス3ストレンジャー・シングス

全世界で大人気!と言われているストレンジャー・シングス 3を見ました。まず簡単な感想からいくと、微妙に子供向けではあるものの、かなり面白かった! です。

ストレンジャー・シングスの1,2と比較しても、シーズン3は明らかに過去最高の出来。増えたメンバーを上手に使い、豊富なアトラクションで楽しませ、ストーリーの根幹である「友情」と「親子(家族)の愛」を少しだけ辛口なサスペンスホラーに乗せたという感じ。

ただし全世界で人気というよりは、今の所は、英語圏で大人気といったところだろうと思う。

演技:4 out of 5 stars
脚本:4 out of 5 stars
映像:4 out of 5 stars
総合:4 out of 5 stars

ストレンジャー・シングスについて

このストレンジャー・シングス、シリーズ開始当初から結構話題になっていて、まあそこそこの人気作という位置づけだったように思う。ネットフリックスでは、配信開始前からCMを流していたので、ネットフリックス内部での評価が高かったのだと思う。ただ自分の場合は、シーズン1、2と見終わった時は、そこまで面白いという感想は持てなかった。正直、そこそこ面白い80年代テイスト満載の全年齢層向けのドラマという程度の認識だった。

ところがこのシーズン3は数段のレベルアップに成功している。まず、人数が増えたメインキャストを、別々のストーリー・シチュエーションで見せる方法をとった構成が完璧にハマり、それが抜群に新鮮に感じた。もちろん他のドラマでも、こういう手法は見たことがあるが、このストレンジャー・シングスのキャストでそれをやったのがすごく新しく感じた。3パターンあるので、ハラハラ・ドキドキが常に楽しめる。しかも大人パートではシリアスなシーンもあった。こういうメリハリ付けは人気作の特徴だ。

シーズン3の面白かった点

この3つのパートに分けた戦略が、このシーズンのまず一つの目の大当たり。そして80年代ポップソングの選曲が、2つ目の大当たりだ。

シーズン1では、クラッシュのステイ・オア・ゴーが最重要場面で使われていたけど、今思うとこの選曲は尖りすぎていたと思う。

大人向けのドラマならセンスの良い選曲になりそうだが、思いっきり子供向けでもあるストレンジャー・シングスでクラッシュはね(笑)。しかもこの曲はクラッシュといっても、ミック・ジョーンズが歌っている曲。まあヒットはしたし、アメリカでクラッシュというとコレなのかもしれないけど、少し奇をてらいすぎ感がある。

ただ、たぶんジョナサンのタイプがこの系統だというアピールがあったとのかなとも思う。学校の中心人物ではなく、インディーズ系というか、少し変わったタイプだよ!というアピール。そういう意味では悪くない選曲だったかも。

だが、シーズン3では王道中の王道的な「ネバーエンディングストーリー」が使われている。でも、もちろんストレンジャー・シングスの主役たちは、学校の王道メンバーではない。そんな彼ら(というか歌うのはダスティンと??だけ)が、この王道的な曲を選んだシーンが最高だったね。

あのシチュエーションで、あのタイミングで、この曲を、ダスティンと??が・・

いろいろな批評で、このシーンがストレンジャー・シングス3のクライマックスとされているけど、確かにそれは正しい認識だと思う。絶体絶命のあのタイミングでコレをやられたら、誰でももう笑うしかない。そんな最高のシーンだった。

それと、個人的にこのシーズンで一番好きなポイントはホッパー署長(デヴィッド・ハーバー)の活躍だ。ホッパーはシーズン1からレギュラーの中心人物だが、なんとなく脇役のイメージがあった。それも殉職しそうな雰囲気がダダ漏れしていたと思う。そしてエルとのつながりが出来てからは、その死亡フラグは確定的な雰囲気に・・・

このシーズン3のホッパーは最高だった。80年代的に言うと、彼はアメリカだし、アメリカンだ。言い換えると、ホッパーの存在はロッキーでブルース・スプリングスティーン。

シーズン3ではホッパーのロッキー化が加速し、最後はアメリカン・ヒーロー状態に。一般的なイメージだとホッパーがロッキーで、子供達がバック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティかな?

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Jim Hopper, 1985

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でもホッパーが最も輝くのは、アメリカンタフガイ(笑)。80年代で言うと48 hoursのニック・ノルティ。あのエディー・マーフィーとやり合うゴツい白人デカ、ホッパーはあの雰囲気でいるときが最高に面白い。そんなホッパーとソ連の組織が戦うとか(笑)、まあよく考えついたもlのだと思う。この構想力もシーズン3が面白かった大きなポイントだと思う。

それからこれはシーズン3だけではなく、ストレンジャー・シングス全般に言えることだけど、「何なのかよくわからない恐怖」というのが、このドラマを面白くしていると思う。この点は、3になっても健在だった。

シーズン3で目についたキャスト

さっき書いたように、個人的に最も目についたのはホッパー。

その他では、マレー・バウマン(ブレット・ゲルマン)。マレーは探偵か何かだったと思うけど、今回は彼とホッパー、そしてジョイスがチームになる。もうこのメンツを見ただけで、ストレンジャー・シングスのファンなら笑ってしまうだろう。ホッパーとジョイスだけでも面白いのに、マレーだからね(笑)。

マレーは、ジョナサン&ナンシーと組むより、絶対にホッパー&ジョイスだ。これは3を見れば、誰もが100%同意すると思う。

またマックス(セイディー・シンク)も3でさらに存在感を増した。マックスはすごく雰囲気が良い女優なので、この先もメインとして活躍して欲しい。

ただこの子もそうだけど、成長期にある子供たちは一気に顔が変わるから。体がでかくなるのも問題だけど、顔がまるっきり変わったら出演は続けられないだろう。ストレンジャー・シングスにはそういう話題も出ているが、キャストを変更して継続するのか?それとも完結させるのか?人気作はこの判断が難しいね。

もう一人目立ったキャストがいるね。それはスティーブ(ジョー・キーリー)。 スティーブは当初の設定から実力で生き残ったのか、結構な変わりようだが、出演継続を勝ち取った実績は高く評価していいと思う。ジョー・キーリーはパッと見で、ただのルックスだけの大根と思われそうだが、ここまでの活躍から実力も兼ね備えていることを証明した。

この人の面白いところは、表情を変えずにコメディ的な演技ができるところ。クールというのとは少し違う、真剣にやっているのに少しマヌケな感じをさせる演技が面白い。また、彼には80年代のアイドルみたいな服装をさせたり、あのニューロマンティック風の髪型をさせたりと、制作陣は結構な無理をさせている。それも完璧にこなすジョー・キーリーは良い俳優なんだろうと思う。

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Who else loved their friendship development ¿

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そういえば、今回少しだけスティーブといい感じになったロビン(マヤ・ホーク)。役的には、必用だったかな?とちょっと思ったりもしたし、それほどのインパクトは残せなかったように感じた。ただ、彼女はイーサン・ホークとユマ・サーマンの娘なんだってね。そういえば、目がユマ・サーマンにそっくりだと、ちょっとビックリ。イーサン・ホークとユマ・サーマンといえば、「ガタカ」っていう映画が大好きだったな。今でもマイ映画ベスト10に入る名作だと思う。

今後の期待

ストレンジャー・シングスの今後だけど、すでに次シーズンの撮影に入っているそうなので、最低でも後1シーズンは確定。ただ、これだけの人気作なので、実質あと2シーズンはあるだろうと思う。よく報道されている、次が最終シーズンというのは違うような気がするな。

それはいいとして、この後への期待だけど、ストレンジャー・シングスで最も語って欲しいのは「マインドフレイヤー」が一体なんなのか? 正体とか、人間との関係とか、どこから来たのか?とか、いろいろ知りたい。

それとシーズン1以降、急速に存在感を無くしているウィルと、シーズン3で影が薄くなってきたジョナサンの兄弟にもう少し活躍して欲しい。母親は相変わらず大活躍なので、2人ももう少しスポットライトを浴びて欲しい。

そしてもちろん、ソ連の施設にいる彼にも期待大だ。

ということで、ストレンジャー・シングス3は本当に面白い。まで見ていないという人には、ぜひ!とオススメするけど、必ずシーズン1から見るようにして下さい。その方が断然楽しめます。

そして最後にもう一言。ここまで絶賛したストレンジャー・シングス3だけど、それでもグッドオーメンズはその上を行くと思う。グッドオーメンズの感想はこちら↓

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