海外ドラマ「スーツ S4 E13 / 過去へのドライブ」
今回のスーツ、邦題の通り過去へ戻るストーリー。
ドライブの方はルイスとマイクの仲を修復させるためにハーヴィーが仕組んだもの。
そしてこれもルイスとハーヴィーの過去をトレースする内容。
これはどれもスーツ・シーズン1直前の話なので、とても面白かった。
今回のエピソードを見て、イイ頃のスーツを思い出したなぁ。
トレヴァーと共にそれなりに生きているが、生き方を変えようと一生懸命頑張るマイク。
まだパートナーになる前のハーヴィーとルイスは、イロイロな経緯で1つのクライアントを取り合うことに。
ここでのハーヴィーの鮮やかな手腕はカッコ良かったし、本来仲間になりたかったはずのルイスがなぜか姑息な道にいってしまう脚本も良かった。
そしてこれらのストーリーを見ていると、胸が苦しくなるような気持ちになる。
そう、これがスーツの良さ、この感覚がスーツの真の面白さなんだよなぁ。
ここはマイクのウソだったり、ハーヴィーの挫折だったり、ミエのために仲間を裏切ってしまうルイスだったりする。
そしてその中でも一番良かったのはマイクとクレア。
この頃のマイク(今もそう変わらないけど、少し違う)はいい味を出してるよね。
すごく応援したくなるし、エリートではないところなんかが共感出来る。
そして相手役だったクレアね。
この超美人ではないけど美人で聡明そうなクレアの存在感が抜群に良かった。
ウソを許さず、不真面目な生き方をする人がキライな生真面目さも魅力。
こういうタイプとマイクをくっつける演出は最高だった。
結果は厳しいものになったけど、再登場に期待したいね。
ただこの場合は、また偽弁護士疑惑が浮上するのかも・・・
それからルイスとマイク。
大筋では今も認めたくはないマイクの帰還だけど、もうこうなった以上仕方がない。
今回の演出では、全てを調べて知っていたルイスがマイクを徹底的にけなし、2人が感情をぶつけあうことで修復した。
ここもなんとなく昔のスーツっぽくて良かったと思う。
ばあちゃんとマイクの話も良かったよ。
彼女の死に際し、マイクが必要以上にショックを受けたように見えたことも全て納得。
それから、ドナの服も今のオートクチュールみたいなのじゃなく、オシャレなOL風でかわいかった。髪型も高級感はないけど、こんな感じのほうが時にはいいかもしれない。
まあ、彼女は超美人なのでなにを着ても、どんな髪型でも似合うのかも。
ただ今回一つだけ気になったのはレイチェルだ。
今のレイチェルって余っているように感じるのは気のせいかな?
存在意義がイマイチわからない。
そして設定的にハーバード卒ではないというのが致命的。
これに近いものをすでにマイクが持っているので、二重の設定になっている。
ここはスーツの根幹に関わる問題なので、レイチェルはせめて今の事務所を辞めて、他の事務所に移るとかが必要だったと思う。
でも今回のスーツ、本当に久しぶりに「アノ感覚」を取り戻してくれたのですごく楽しめた。

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