海外ドラマ SUITS・スーツ

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしく。

日本ではユニバーサルチャンネルで初放送され、最近DlifeとWOWOWでも
放送され始めた海外ドラマ、「SUITS／スーツ」について。

このスーツは前にもチョコチョコ見ていて、1度しっかり見たいなと
思っていたので、今回のWOWOWの一挙放送は個人的にもいいタイミング。

オレの場合WOWOWで見てるので、Dlife視聴の人にとって
今回の話はネタバレになると思うので注意してね。

まずこのスーツのストーリーなんだけど、ジャンル的にはリーガル。
でも単純な弁護士モノではない。

スーツが普通の弁護士モノと違うのは、主役の一人「マイク・ロス」が
偽物の弁護士だということ。

マイクはアンフォゲッタブルのキャリーみたいに、一度見たものは
忘れないタイプの天才、記憶の達人。

そのマイクがある事件を起こし、警察から逃げる途中に、
弁護士事務所の面接会場に逃げ込んだことからこのドラマは始まる。

なんやかんやでマイクはこの弁護士事務所に雇われる。
雇用を決めたのは無敗の男ハーヴィー。
ハーヴィーは裁判に勝つことにこだわり過ぎ、人間味を無くしていたけど、
マイクと知り合ったことから、徐々に変わっていく。

そして友情も芽生える・・　みたいな感じだ。

ちなみにこのドラマは、アメリカ人以外の外国人にも
やたら評判がいい。（＊オレの周りの話ね）
たぶん一番人気だと思うな。

で、このスーツの特徴なんだけど、まず登場人物が少ない。
メインのキャストに完全集中していて、ゲストは完全にゲスト扱い。

だからどこから見ても、違和感なく入れると思う。

ただそれだけに、ちょっと薄い感じになってしまう心配もあるけど、

このスーツはそこを上手く見せているね。

この部分で活躍するのが「ルイス・リット」。
このルイスの存在がスーツを面白くしてるのは間違いない。

ルイスは一見して「ズル賢くて、イヤな奴」。
でもスーツでは、このキャラの性格や人格を掘り下げて、
このドラマのメインキャラに育てた。　これは本当に凄いと思うな。
それも20話足らずでね。

ルイスはシーズン2の途中で、念願のシニア・パートナーになるんだけど、
ここのストーリーも本当によく出来ている。

ルイスを嫌うハーヴィー、ハーヴィーを慕ってルイスを評価しない
所長のジェシカ。　ハーヴィーは主役で、ジェシカはその理解者。

だから普通、視聴者はハーヴィー目線でこのドラマを見るはずなんだけど、
なぜかルイスを応援している自分がいる（笑）。
このへんの誘導の仕方はすごく面白い。

いろんな理由で正当に扱われないルイス。　と言いたいところだけど、
そのルイスも影で汚い事をイロイロやったりする。

このへんは結構深くて、日本にいても当てはまるようなことはあるはず。
そして完璧なハーヴィーより、ルイスに親近感がわく。
それも一般的な感情なんだろうね。

そしてこういうメインキャストに集中するやり方は、
人物に魅力があるとかなり効果的だよね。

これはマイクやハーヴィーにも言えるし、ドナとレイチェルにも言えてる。

この意味では、同じ弁護士モノのグッド・ワイフとはだいぶ違うな。

グッド・ワイフは多くのゲストが、ちゃんと自分のストーリーを持っていて、
それがつながることで面白さが増してる。

スーツはまるっきり正反対だ。

そして今日の放送分でWOWOWの一挙放送は終わりなんだけど、
たぶんシーズン3もWOWOWが放送するってことなんだろうね。

スーツのシーズン3を放送するなら、WOWOWも継続しようかな？

最後にスーツの現状なんだけど、現在アメリカではシーズン3のブレイク中。
シーズン3残り6話の放送開始が2014年3月、最終回が4月。
4の放送開始予定は未定だけど2014年とされている。

今までの話数は、シーズン1＝12話　シーズン2＝16話　シーズン3＝16話
シーズン4は未定。

シーズン3の終了が2014年4月なので、もしWOWOWで放送するとして
最速で今年の秋あたりだろうね。　DVDの日本発売は早ければ2014秋か冬、
遅いと2015の2月～4月あたりかな。

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オリバー

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