スーツ 海外ドラマ S2 E16

スーツ
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海外ドラマ、スーツ/SUITS S2、WOWOWでの一挙放送を見終わった。

前回書いたのがシーズン2の11話までだったのかな?

多分その辺までだったと思う。 今回はシーズン2最終回までの感想と、シーズン3の予測みたいな感じで。

まずWOWOWでのスーツ・シーズン3の放送開始は2014年・夏って出てたね。

米でのシーズン3放送は、前回書いたようにブレイクが半年あって、その後が4月いっぱいなので、予想より早く来れるってことかな?

まあ何にして嬉しい事だ。

 

では本題のレビューに。

面倒なので便宜上 S2 E16 の感想とするけど、12話からまとめて書く。

まず最初に16話まで見た時の感想は、正直言って「えぇ~?」と思ったし、いろんなことにガッカリしたし、ムカついたことも多かった。

ただ今は、見た直後とは少し違っていて、「よく考えるとそうだよな」と思うようになってる。

そのムカついた事と言うのは、2の最終回付近の話。

いくつかあるんだけど、まずマイク。

マイクは弁護士免許も無いエセ弁護士。 もちろんハーバード卒でもない。
そのマイクを何度も助けてきたのがハーヴィー。
所長のジェシカもマイクの秘密を知っているけど、別にこれと言って助けたこともないし、肩入れしている訳でもない。

それなのに事務所の合併問題で、マイクはジェシカの命令でハーヴィーを裏切るんだよね。 このマイクの裏切りは、実際かなりヒドイもの。

なにしろこれによってハーヴィーは事実上の降格、そして自由を奪われる。
しかも事務所を辞めることもできない契約もさせられる。

さらにこの問題の元になったハーヴィーの彼女、「デイナ・スコット」がクビになってしまう。 ここはちょっと何かありそうな感じもあって複雑なんだけど、ここまでの経緯では、ハーヴィーを助けるためにデイナは動き、それによって事務所をクビになった。 デイナの動きは、マイクが
ジェシカに密告したことで判明した。

このマイクの行為を、劇中ではやけにアッサリ描いてる。

この時は「もっと重いことだろ~」なんて思って見てたけど、スーツという海外ドラマは、こういう見せ方をよくやるんだよね。

ここまではマイクの汚い部分ばかり目立つんだけど、実はこういうのはマイクだけじゃない。 裏切られたハーヴィーも納得いかないようなことをやってるわけよ。

それはハーヴィーに極秘書類の存在をリークしたデイナについて。
そういう経緯があってクビになった彼女に対し、ハーヴィーの冷たい態度。
一応、自己弁護+謝罪+ごく軽い引き止め、そして彼女の上司への直談判と続くんだけど、そこまでしてくれた彼女に、たったそれだけ?
え~っ、ハーヴィーはそんなヤツなのかぁ? と、かなりガッカリ。

さらにさらに、ルイスまでも友人になった合併相手のイギリス人を裏切っている。 これもやけにアッサリした演出だったけど、これもどうなのよ?

S2最終回のタイトルは「War」。 キレイ事だけじゃないよ、って意味もあるんだろうけど、全て騙し、欺き、裏切りだもんなぁ。

ハーヴィーに関しては汚いことはやっていないけど、正式では無いにしても自分の彼女にアレかよ・・・

そして不満を言えばもう1つ。
所長のジェシカね。 この人って、そんな魅力あるかな?
ルックスじゃないよ。 人間的に何か特徴あるか?って感じがする。
対立していたハードマンにしても、彼はそんなに憎まれる程ワルかな?
結局ただの主導権争い、自分がTOPに立ちたいという欲の話。

こんな感じでガッカリしてたんだけど、今は少し考えが変わっている。
というのも、マイクはニセモノ弁護士。 彼は詐欺をやってるし、もし逮捕されれば確実に実刑。
捕まれば人生も終わりなんだけど、マイクの場合、それでしか現状を抜け出せないんだよね。 だから必死にやってる。 そして心のどこかにいつかはそうなる日が来て、全てを失うことになると感じている。

そうなりたくないから、兄貴分のハーヴィーまで売ってしまう。
そのハーヴィーもルイスもキャリアのために友人を売る。

スーツはもともと重いリーガルドラマでは無いから、実は・・・なんて話にあとでなるのかもしれない。 だからこのドラマが何を言いたいのか、今の段階では判断できないけど、どっちにしても「人間追い詰められればみんなそうなんだよ」、という意味合いはあると思う。

社会にはそういう競争がたくさんあって、そういうのも含めて勝ち抜いていかないと、この世界では生き抜けない、みたいなねぇ。

マイクは少し現実離れしてるけど、これに似た感じの情況にもがいてる人も現実にはいるだろうしね。

そう考えると、逆にリアリティあるのかな?とか、実社会ではそんなことよくあるよな、とも思うね。

スーツでは「マイクの情況はこうなんだ」という事を、他の人に重ねて見せている。 そしてそこに一線引いて、何が超えていい線か? ダメな線か?を見せたいんだろうと思う。

ただその線は人によって違うよ、とかもね。

今回のマイクやルイスは、明らかに超えてはいけない一線だった。

そして本来ならマイクの超えた一線を一番拒絶しそうなレイチェルが今のところそうではない反応を見せた。

これも今後どうなるかわからないけど。 普通はレイチェル怒るよなぁ。
他にもすごい経歴の人間が落とされているのにね。

ただそれより、額面の経歴より、マイクの能力のほうが現実社会では強い。
スーツという海外ドラマは、「学歴より能力」ということも言いたいのかな?

スーツはオシャレ感覚のドラマだから、今後はこんなこと簡単に解決して、どんどん次に進んでいくのかもしれないけど、結構深いことも言いたいんだろうなと思ったわ。

 

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