海外ドラマ「アフェア 情事の行方 S１ E３」
アフェア 情事の行方は、WOWOWにしては珍しく（WOWOWじゃなくてもかな？）邦題がつかない。
なので番組名はシンプルに、「エピソードOO」みたいに表示されるんだけど、こういうのはあまり記憶に無いなぁ。
米放送でついていなくても、日本側で勝手につける事が普通だよね。
海外ドラマや洋画の場合、日本語タイトルにはアホ過ぎるのとか、恥ずかし過ぎるのを付けたがる傾向があるようだけど、今の時代そんなことでは誰も見向きもしないということなのかな？
で、今回のアフェア 第三話。
まずメインストーリーで言うと、主人公２人のセリフから殺人事件の被害者がどうもコールらしいということが見えてきた。
これはまだ断定されていないので「見えてきた」程度のこと。
なのでドラマではよくある手法の、コール（準主役級）と見せかけて実際に死ぬのはスコッテイ（もう少し格下の役）なんて演出の可能性もある（またはオスカーとか・・）。
ここまでのアフェアはすごくよく出来た脚本なので、たぶんそんな三流演出はしないと思う。
この事件とその伏線を、サスペンスたっぷりに見せるんじゃないかな？と期待しているけど・・・さてどうなるだろう？
そして今回もノア編とアリソン編の２話構成。
最初がノアの視点からだったけど、このパートで結構重要なシーンがいくつかあった。
まず例の釣り船の件。
おそらくドラッグ関連のビジネスに関わっていると思われるロックハート兄弟（アリソンも）と漁師のビル。
このビルの釣り船にアリソンがオススメの魚が買えるとノアを連れて行ったシーンがあった。
この時、間髪入れずにスコッティが登場し、アリソンに対し「余計なことをしゃべるな」、ノアには「アリソンとあまり付き合うな」と暗に告げていた。
これはスコッティがアリソンを監視している可能性もあるし、ビルを監視している可能性もあるし、たまたま運びの報酬をビルに渡しただけかもしれない。
ただし、アリソンは違法なことに関係していて、それをノアに悟ってほしい、または救って欲しいという気持ちがあったというシーンかな？
もちろんこのパートはノアの視点なので、回想するとノアからはそう見えたということなんだろう。
ま、間違いなくこの件が殺人と関連している、そして刑事が追っている本命は殺人事件ではなく、ロックハート兄弟が関わる何らかの違法ビジネスなのかも。
＊ちなみにこの後のアリソンのパートにはスコッテイが登場しない。これはアリソンが警察の取り調べで違法ビジネス関連の証言を一切していないことを意味していると思う。
そして意外と重要かもしれないオスカー。
オスカーはアリソンが働いているダイナーのオーナー。
このオスカーはボーリング場建設の件でロックハート一家と揉めている。
その彼がアリソンとノアの浮気を認めているような感じがする。
これは後々アリソンを脅してコールに圧力をかけるためかもしれない。
またはノアの取り調べ中の発言で、ロックハートとオスカーには代々続く確執が～というのがあったので、もしかするとロックハートもホッジス（オスカー）も共に違法ビジネスをしているのかも？ そしてボーリング場建設も違法ビジネスに何か関連があるかもだ。
そういうライバル関係の可能性があり、それが殺人の動機かも？というのがノアの見立てだった。
そしてオスカーも容疑者では？とノアが証言している事から、殺されたのがロックハート関係の者なのは確実。
その他、ノアのパートで目立っていたのはノアが意外と幸せではなかったということ。
ノアには愛する妻がいて子供がいて・・というので幸せかと想っていたけど、実際は妻の両親と確執があったり、育児の方針が妻と違っていたり、さらにアリソンと出会った瞬間に恋に落ちたり。
ノアには潜在的な不満がたくさんあったということらしい。
ついでに育児で苦戦しているのもストレスなのかな？
ノアが育児に苦戦している模様は長男の件が初回にあったけど、それ以上に困りそうなのが長女のホイットニー。
このホイットニー役の女の子は「ジュリア・ゴルダニ・テレス」という女優。
なんとなくゴシップガールのブレア役だったレイトン・ミースターに似てるかな。
個性的な髪型なので、女優というよりモデルとかに憧れている設定なのかも。
そんなホイットニーはトラブルを呼んでくるタイプなので、これから面白くしてくれそう。
強烈キャラの祖母と仲が良いのもイイ設定だと思う。
次にアリソンのパートだけど、今回はどちらかと言うとノア編がメインだったと思うので内容は薄かった。
ただ対比として見せている部分はやっぱり興味深い。
まず一番目立つのは、アリソンの服装だよね。
二人が最初にキスをした日の回想では、ノアから見たアリソンは谷間丸出し＆脚丸出し（笑）。
反対にアリソンの回想では、上は控えめだけど少しセクシーな感じで下はジーンズ。
いや、ここまで違うというのはね、何かしらの（どちらかの）バイアスがかかっている。
たぶん２人のどちらかが殺人事件の犯人なのかな？
いくら不倫がバレバレで周囲から変な目で見られているとしても、当の本人が相手から誘ってきたと主張するのは何か変だ。
この時点での取り調べは任意のようなので、２人共容疑者ではない。
それなのにあからさまに２人が相手から誘ってきたと主張しているのは、どちらか（または両者に）なにか隠すことがあるという演出だよね。
ま、この時に２人が対立していなければ、という条件はあるけど。
あとはアリソンがノアを集会に誘ったという点か。
このメールのやりとりが今回のラストシーンだったけど、アリソンがここにノアを呼んだというのが後に重要な意味を持つのかも。
最後のアリソンとコールのベッドシーンの為に・・・というだけにわざわざあんなシーンを撮らないと思うけど・・
ここはどうなんだろう？
そして次回は取り調べのシーン（現在）のストーリーが一気に動きそう。
何が明らかになるのか？ いや、気になるわ。
なんかハマってきたなぁ（笑）。
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