海外ドラマ「ブラックリスト S1 E4 / シチューメーカー」
今まで書いてなかったけど、ブラックリストに載っている犯罪者にはナンバーがふられているんだよね。ここはアルカトラズに似てるよね。で、今回のシチューメーカーはNo.161。
そのシチューメーカーという男、死体を薬品で完全に消滅させるという死体処理人。最近まで殺しを請け負うわけではなかったようだけど、処理した遺体の数は160以上だったかな? まあ名前の通りイカれた犯罪者だ。しかもレッドの親しい?誰かを、以前このシチューメーカーが処理してるようだった。
今回レッドを見ていて思ったけど、やっぱり彼は目的を持ってブラックリストに載る人物を消していってるようだ。ただ消していく順番は、相手からレッドに依頼があった場合に限るようなので、好き放題消していくというのは、さすがの犯罪コンシェルジュでも無理みたいだ。
だんだんわかってきたけどブラックリストの流れは、リストに乗る犯罪者にフォーカスするんじゃなくて、その裏にあるレッドとの関係を重視してるみたいだ。今回も小物という理由でリズを誘拐した極悪麻薬ディラーを適当にあしらっていた。
その関係とは=リズの秘密につながるんだけど、これがこの海外ドラマのメインみたいだ。リストの犯罪者は今のところ全員サイドメニュー扱い。まあそのうちリズの秘密、レッドの本当の狙いの大物犯罪者が出てくるだろう。そしてきっとその誰かとリズのダンナが関係あるんだろうと思う。
ところで今回はこのシチューメーカーに関し、最初の段階からレッドはすでにバッチリ情報を持っていて解析済み。逆にリズは本人を目の前にしてプロファイルするんだけど、なんかここにかなり違和感を感じた。
クリミナル・マインドで勉強したプロファイリングだと、シチューメーカーは完全な社会病質者。普段は社会に溶け込み、公共の仕事につき家庭も持っている。家族にも仕事関係者にも何も疑われることなく100名以上の死体を処理してきた。今までは確かに殺人者では無いが、この男は完全なサイコパスで、リズの件がなくてもいずれ殺人を犯すのは目に見えている。
それなのにリズのプロファイルでは病気になってた。あれはレッドに殺人をさせないためのウソかな?レッドの情報でもリズのプロファイリングでも過去のトラウマが原因の後天的なサイコパス。こんなの治るわけがないよね。同じFBIでも、同じプロファイラーでもずいぶん違うもんだ。
かといって、それでガッカリしたってこともないんだけどね。それとダンナの件は次回で進展しそうだ。次週はエンジェルなんとかってレストラン?ホテル?に行くそうだけど、やっぱりこのへんの動きを見てるとダンナは諜報員ぽいなぁ。今のところダンナの性格までわからないからアレだけど、すごくいいヤツなんだけど仕事の為にタイプか、すごくいいヤツのフリをした血も涙もないタイプか?このどっちかかなぁ?
いずれにしてもリズが何かに気づいているのをダンナは読んでるよね。そして次回だけど、ゲストはTバックこと「ロバート・ネッパー」じゃないですか。この人は相変わらず大人気だけど、確かに存在感はあるよね。それにしてもやっぱりブラックリストに載ってるのかな?まあこの人が犯罪者だと盛り上がるからね。
最後にメーガン・ブーン、最近別のインタビューを見たんだけど、ブラックリストのリズ役と全然違う雰囲気なんだよね。このなんとなく暗い感じを持つ美人捜査官は完全に役柄みたいだ。このタイプって演じるより、そういう資質みたいなのを持ってないと無理だと思うけど、このドラマの製作者は良くこの人を起用したと思うな。
この雰囲気を出せると見抜いたのはさすがハリウッドだと思う。たぶんこの人じゃなければ、ブラックリストは成功できない可能性もあるからね。
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