海外ドラマ「ブラックリスト S2 E20 / クォン・ザン」
ブラックリストシーズン2は全22話。
今回は20話なので、もう完全にファイナルに向けてのエピソードが続くことになる。
今回のリスト対象者は中国人のクォン・ザン。
この男、中国の大物に依頼されたある種の「何でも屋」なんだけど、この男の捜査(選択)には例によってレッドの思惑が絡んでいる。
クォン・ザンを選んだレッドの狙いは、「結社」との関係。
局長率いる(と、思う)結社と取引のあるクォン・ザン。
ということで、FBIはクォン・ザンを追うことに・・
そしてストーリーの本筋はレッドVS結社(局長)。
前回、リズが局長に、フルクラムを持つことを伝えたので、ストーリーは一気に展開。
一時的にレッドを救ったリズだけど、局長は当然レッドに加えてリズも狙う。
ま、リズはFBI、いくら局長でもそう簡単に殺せるものでもない。
ついでにレッドが守っているというのもある。
でも面白かったのが、局長がFBIに送り込んだ刺客がトム・コノリーだったことだよね。
コノリーは周知の通り、次期法務局長(今では現)。
要はリズの上司であり、本部長にとっても上司に当たる。
そうか・・これが今シーズン当初からの本部長の設定の理由だったのか・・
なぜいきなり本部長がガンになったのか?と思っていたけど、彼の病気は局長に操られる原因ということだった。
しかも本部長の奥さんが・・という話は良かったなぁ。
そしてコノリーにもストーリがありそうだ。
いかにも悪党っぽいコノリーだけど、ここにも何かあるんじゃないかな?
彼の奥さんは、自分のために一線を越えることはないという話もすごく良かった。
ここまでの流れだと、局長とコノリーがレッドの最大の敵になる、そしてこの2者が今シーズンのラスボスということになるんだろう。
今回のクォン・ザンによって、結社がアメリカで大規模テロを企んでいることがわかった。
それはジャスパーから情報を得たレッドにも分かっていることなんだけど、この計画の阻止が次回のテーマになるみたいだ。
テロ計画を実行する男は「カラクルト」と呼ばれている。
最後のシーンで酸素マスクみたいなのをつけて、どこからか運ばれてきたヤバそうな男が、おそらくカラクルトだろう。
クォン・ザンが言う、祟りを実現させる男「カラクルト」、次回も面白そうだね。
ところで今回、演出面でまたまたリズのイメージを変えていたと思う。
クォン・ザンの逮捕が完了した後、急にノーメイク的な薄メイクに。
何をするのかな?と思っていたら、雨に濡れてトムの元へ(笑)。
まあ、いいんだけど、なんかブラックリストっぽくないな。
リズには、ああいう薄メイクが似合うみたいだけど、もう少し違うシーンで見たかった気もする。
それとデンベ。
予告で撃たれていたの心配したけど、どうということもなかった。
このデンベが最近存在感を増しているのはいい事だと思う。
ついでに最近といえば、ナヴァービが急に存在感を発揮している。
彼女は華やかになったし、レッドに重用されていることも手伝って、出番も多いよね。
本部長もコノリーや病気の件から存在感があるし、アラムはシーズン1中盤からずっと存在感を示している。
ところが反対に存在感をなくしつつあるのが、レスラーとトム。
トムに関しては、終盤になって出番が多い割に、なんとなく良さが出ていないように感じる。
シーズン1で謎の男だった頃は抜群の存在感だったのに、ここにきて魅力を失っている。
レスラーに関しては出番すらない。
ま、映りがいいので出番はあるけど、彼の為のストーリーと言うのはほぼ無い。
これって何か別の仕事と掛け持ちとかが理由なのかな?
ただ1つ言えるのは、シーズン1では全てのキャストが輝いていたのに、2ではメインキャストにすら影がかかっているのは気になる。
とりあえず、シーズンファイナルでガツ~ンと盛り上げ、次シーズンにつなげてもらいたい。
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